光が降り注いでいます

10月になって初めての週末ですが、またまた世間は3連休です。

今回は土日とお仕事なので、頑張ります。

この週末くらいから秋クールアニメが始まりました。

ガイコツの本田さんに、ペンギンのちとせちゃんなど何を見ようかわくわくしています。（仕事だからって現実逃避しているわけではない。絶対だ）

引き続きローマについて記述します。

休憩もしてパワーチャージ完了、次なる名所へと移動します。

今度は狭い路地を通りました。抜けると大きな広場に到着します。ここにあるのはパンテオンです。

作られたのは2000年前、紀元前の古代ローマにさかのぼります。コロッセオが80年だからそれよりも前です。

でも火事で一度焼失しており、今のものは115～118年に再建されたのだとか。すごい話ですね。

高さ14メートルもある柱の間を抜けて中にはいります。

まず目を向けたのが天井です。ぽっかり空いた穴から光が差し込んでいました。

ご来光を浴びている気分になります。ガラスがはめ込まれてるわけではないので、雨がふるとそのまま吹き込んでくるそうですが、床に排水孔があるので水に浸っちゃうということはありません。

素晴らしいクーポラをみんな見上げています。ひとしきり感心した後、内部を見学しました。

パンテオンにはイタリア王国の初代国王やラファエロが埋葬されています。

石の棺に手を合わせてきました。

兵隊さんもいました。

現役の教会で、ミサなども執り行われています。美しい光の神殿でした。

さて、お次はパンテオンにほど近いナヴォーナ広場へとすすみます。ここで有名なのは噴水です。

これは四大河の噴水です。オベリスクを支えるようなデザインになっています。

造ったのはこれまたベルニーニです。ローマはベルニーニのためにあると言わしめるほどだからさすがです。旅行中、たくさんの作品を観ました。

ナイル、ガンジス、ドナウ、ラプナタの四大河を巨人で表現しています。いつの時代も擬人化ってあるんですね。

雄々しい噴水の他、優美なものもあります。ネプチューンの噴水です。

曲線が美しい噴水、女性の姿もあります。

もうひとつ、ムーア人の噴水というのもありますが、そっちではなく、近くの教会に入ってみました。

サンタ・アニョーゼ・イン・アゴネ教会（舌噛みそう…）です。四大河の噴水と向き合うように建っています。

教会はボッロミーニが設計しました。ベルニーニのライバルだったそうです。仲が宜しくなかったふたりの作品が向かい合わせというなんとも皮肉なものだと思いました。

中に入ると、それほど大きくはありませんが、美がぎゅっと凝縮されていました。

天井画がなんと美しいことでしょう。バロック様式ここに極まるって感じです。

色数や装飾が多いのに、派手じゃなく、シックな印象すらうけます。

古代ローマからバロックまで楽しめるナヴォーナ広場、ローマで一番美しい広場というのも納得しました。