この土日は冬らしいお天気でしたね。土曜は栃木にいましたが、ほんの少しだけ雪にも降られ、これが今冬の私の初雪となりました。
日曜は朝から強風、姪っ子ちゃんの初節句に向けて新品のお雛様が実家に届いたので、
和室を掃除し、組み立てました。
とってもかわいくて立派なお雛様です。お雛様のお顔が姪っ子ちゃんに似てる、なんて叔母バカ健在のセリフをはいております。
そんなことができるのも、退院したからです。
ブログでちょこちょこ経過などを載せておりましたが、今後けがしたときの役に立つかもしれないので、覚書として載せておこうと思います。
注意1秒けが一生とはよくいったものです。
お仕事休みの早朝、用事があって外出していた際、段差を踏み外します。
右足をひねりました。
軽く膝をつくくらいの体勢になりましたが、外でこけるとか恥ずかしい…即座に立ち上がって何事もなかったかのように歩きます。
その後、ひねった足に痛みはあるものの、普通に歩いて用を済ませています。でもなんか腫れてきたような…用事の後に念のため病院を受診しました。
で、レントゲンの結果、診断は右足外果骨折だったのです。外果とはくるぶしのことを指します。
脛骨と腓骨という2本の骨があるのですが、細いほうの腓骨が折れたようです。
骨折の治療は保存と固定があります。私は折れた骨に若干の転位(ずれ)があったし、年齢も若いので手術による固定を選択しました。
このほうが、早く足をつけるようになるんです。
<ポイント>
手術に入院治療ということで、医療費の限度額適用認定をしました。私の場合は会社勤めなので、職場の事務での手続きです。
国民年金の方はお住まいの市町村の窓口へ。
手術の際は前日に入院し、当日の午前中に手術しました。手術時間は2時間ほど、麻酔は神経ブロックという局部麻酔のため、骨に固定する音などを楽しみながらの処置です。
鉄の心臓というか物事をのほほんととらえるため、さしたる緊張もなく、終了、病室に戻ってきて最初にしたのが、お昼ご飯を食べることという(苦笑)
ものを食べても気持ち悪くならないかどうか確認が必要なためでした。
麻酔が切れると術部が痛みますが、ロキソニンなどの痛み止めで乗り切ります。
当日は痛みましたが、1日たてばだいぶ平気になりました。翌日からリハビリも始まり、
メールや外出で仕事をこなしながら1週間後の退院時には足は全荷重OKという回復ぶりです。
この時点で、右足はシーネという簡易ギプスのようなもの(U字型で固定し、包帯で固定、シャワーの時は外してはいります)によって固定されています。
<ポイント>
足先が出ていますが、世の中便利なもので、ギプスしててもはける靴下というのがあるので防寒しました。履くとこが大きく伸びます。
<ポイント>
靴はマジックテープで止める、それようのやつが売っています。大き目のスニーカーとかスリッポンでもいけるでしょう。足首をぐっと伸ばして履くのは無理です。
退院の次の日から職場復帰して、退院後1回目の外来を受診したところシーネがあたってるのか水疱ができてしまってたので、軟膏で処置です。
シーネは作り直してもらいました。
年末最後の外来、また水疱ができてました。なので今度はシーネじゃなくて装具(サポーター)に変更します。
装具になると靴が履けますよ!人間にちょっと戻ったような気分になれます。
<ポイント>
装具はいったんは料金を払いますが、保険で7~9割の金額が戻ってきます。
これも会社で入ってる保険や国民健康保険の手続きに従ってください。
年末年始を過ごし、年始の外来で、水疱がまだ治りきってないのということで引き続き軟膏と抗生剤で治療です。
この時点で金曜日、次の土曜に仕事から帰ると若干体のだるさを覚えます。熱を図ってみると、37.2あったので季節柄風邪でもひいたかと家にあった風邪薬を飲んでみました。
そのままうとうとしまして目を覚ますと、熱はすっかり平常値です。ソファで寝たので若干肩のあたりが痛いです。
日曜は熱もなく、家事だの週明けの仕事の準備などをして過ごしました。
月・火と大き目の仕事をやり切って、なんか体に違和感があります。風邪がぶり返したのか、はたまた予防接種はしたといえ、インフルか…思い切って病院に行っておくことにしました。
骨折の治療もしてくれた病院で、念のための血液検査も受けますと、医師からの指示はまさかの「即、入院」
体の炎症値を表す、CRPが26超えというとんでもないことになってました。告げられた処置が「骨を洗うから」ってさ。
どういうことかというと、術後の傷から最近が入りプレートから感染しているという所見でした。
翌日にはプレートの時と同様に神経ブロックして手術(傷を開いて、プレートを外し、感染部を洗う)という早業でした。
手術時間は1時間弱で、やっぱり病室戻って、お昼を食べた私です。
本来であれ骨がくっついた後半年~1年の間に取り外すのが一般的ですが、
5週間でさようならになりました。
プレートはオカリナとかこだま(もののけ姫)に似ています。
手術の時に採取した細胞やら血液やらの培養の結果、私の感染している細菌はMRSAという多剤耐性菌でした。
どこにでもいる菌ではありますが、身体が弱ってたり、私のように手術後から感染します。
効く薬が限られてますので、判明後は速やかにその薬に切り替え、炎症値がよくなるまで点滴、収まってきたら飲み薬へと変わります。
入院期間は2週間でした。痛みは最初の手術よりはぐっとましでした。入院中にリハビリも行っており、プレート除去で荷重は半分までに戻ったものの、骨折自体の治りは順調です。
<ポイント>
保険に入ってたので、先の入院と今回の入院で請求手続きしました。主治医に保険会社の所定の証明書を書いてもらいます。
今後はまた、外来でみてもらいます。
<ポイント>とか書きましたが、そうでもないですね。
私のようなうっかりものでなければこんな骨折などしないし、術後感染なんぞにもならなのでそもそもなんの参考にもなりません。
万が一、またこんなことがあるとか、親しい誰かがけがしたとかあったら読み返すための覚書です。
はやいとこ厄除けいこう。