待ってました、真打ち登場って、建物に使うのはどうかなと思わなくもないですが、一年半もとなるとついこうも言いたくなります。
建物を取り囲んでいた布やらフェンスやらが取り払われてすっきり。やはり上野公園を歩いていてこちらが見えないと妙な気持ちになっていたものです。
お天気もよくて絶好の再開訪問日和となりました。再開は4月でしたが、リニューアル記念のこちらが始まるのを待っての訪問です。
入館前に敷地内の彫刻を見学します。入館する前からこれだけの作品が鑑賞できるのはさすが国立西洋美術館なんでしょう。
美術の教科書に絶対載ってるやつはやはり人気でこども達も「観たことある」と楽しそうでした。うんうん、その気持ちわかります。
どれもこれも素晴らしいですが、やはり迫力でいうと地獄の門でしょうか。ダンテの作品からインスピレーションを経て、ロダンが構築した混沌が詰まっています。
余談ですが、ダンテの「La Divina Commedia」を神曲と訳し日本に紹介したのは森鴎外だそうです。上野ゆかり人的トリビアでした。
前庭だけでもかなりの満足感を得ますが、日時指定の入場時刻が迫っています。今回のリニューアル企画はドイツのフォルクヴァンク美術館との共同企画です。
モネ、ゴッホ、セザンヌと日本で人気の高い画家作品が多くラインナップされてました。西洋美術館のリニューアル企画ですからって企画側の声が聞こえてきそうです。
撮影可だったので、自分的に好きなものをいくつか備忘録としてアップします。
しょっぱなからモネですね。きれい。
こうした風景画は安定感というか観ていると落ち着きます。風景画って現実なのに、印象派のそれは非現実的で夢の中のようにも感じました。
西洋絵画を見て毎回思うのですが、額装もめちゃくちゃすごいです。
一番好きな画家は?と訊かれたらゴーガンと答えます。
モネ
そしてゴッホですね。刈り入れはドイツから初来日だそうです。
淡い色の作品がイメージのモネですが、このアイリスくらいぱきっとした色使いの作品も素敵でした。
そうそう、ムンクさんの作品もあります。
とりは睡蓮、この時期はちょうど睡蓮が咲き始めたころです。上野の蓮池は先週観てきましたが、今年もわさわさ咲いてました。
ますます上野熱が高まるのを感じます。
鑑賞後、クールダウンのため、居酒屋さんに寄りました。ちょくちょく寄ってるお店なんですが、
赤星あるとこが気に入ってます。
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メモ
リスケ中 青梅日帰り(吉川英治記念館、澤乃井)
近隣でおすすめスポットありましたらご一報ください