午後の部、いってみましょう

昨日の夜はいいお天気でした、ブログにも書いた通り、月も綺麗で、

湖上に相応しい一夜だったと思います。

そんなお天気も今日にはまた崩れるようです。

台風26号の進路も気になるところ…11月の台風は過去の経験と照らし合わせるとものすごく強いという印象があるので心配です。

もさもさしていると箱根に行きはぐってしまうかも？早く予定たてねばと思いつつ、

お天気観てるとなかなか予定が組みにくいです。

先のことを考えるのも重要ですが、ブログにおいては振り返ってばかりです。

さくさく消化しないとスマホに新しい写真が溜まってしまいます。

レストランでランチを済ませた後はまた駅近くの広場に戻りました。

お土産のメインは明日にしましたが、近くにお買い物スポットがあるので立ち寄ります。

ローマ三越です。ローマにも三越があるんですね。とはいってもその規模は小さく、地上1階、地下2階とこじんまりしています。

主なテナントはブランドショップとイタリア名産品です。日本語が使えることと、綺麗なお手洗いが使える（これすっごく貴重でした）ことがメリットでしょうか。

ここの限定チョコレートを会社用のお土産にしました。購入品はあとでまとめて記事にします。

あと、三越内にある隠れた名物スポットがこちらです。

レプリカがあります（笑）

その後、同じく共和国広場近くにるイタリアが誇る高級スーパー「Eataly」に行ってみました。

日本にも進出しており、東京駅のグランスタにある店舗は訪問したことがあります。

商品ラインナップは街のスーパーと同じようですが、パッケージがお洒落です。あと、トリュフやポルチーニの加工品、レトルトも充実してました。

日本でいうと紀伊国屋さんとか成城石井にちかい雰囲気です。

バーカウンターもありました。軽食やドリンクを提供しています。

家人はこちらで実家へのお土産（パスタやソース）を、私はくるみのマスターへのお土産を購入しました。

母には食べ物はいらないと言われてきたので、こういうパスタやらポルチーニのペーストやらは買いません。

私も今回は別に買って帰りたいものがあったので食べ物系は買わないと割り切ってしまいました。

荷物が出来たので一度ホテルへと戻り、再度身軽になります。

午前中は主に遺跡や出土品がメインでしたので、午後は絵画からのスタートです。

バルベリーニ広場にある、国立古典絵画館へとやってきました。徒歩移動です。午後もガンガン歩きます。

古典絵画館はローマに二つあります。特に有名なのがこちらのバルベリーニ宮で主に12～18世紀のコレクションが収められています。

建物自体も美しいバロック式の建築です。広場もこの建物も、駅もバルベリーニです。ローマ教皇も輩出した名門とのことです。ものすごい権力を感じます。

建設したのはベルニーニとボッロニーニ…うーん混乱してきました。

展示スペースは1、2、3階とあります。外の階段で2階に上がるんですが、むき出しというかなんというか、雨とか風とか吹き込んでくる構造です。

それなのに彫像とか普通に飾られていてワイルドだなぁというか保存状態大丈夫なのかと心配になりました。

絵画はもちろん、天井画も素晴らしい作品が飾られています。

勿論、絵画も素晴らしいです。ラファエロにカラヴァッジョと名だたる画家の作品を鑑賞できます。

ラファエロが想い人を描いたとされる「若い婦人の肖像」もこちらが収蔵しています。

これも有名ですね。カラヴァッジオの「ナルキッソス」です。

あれも、これもと観て興奮しすぎましたので、教会でクールダウンしましょう。

サンタンドレア・デッラ・フラッテ教会へと入ります。

こちらの教会もベルニーニとボッロニーニのふたりと関わりがある場所です。

これもまた素晴らしい建築に作品でクールダウンは結果失敗です。

とても繊細で美しい内部、装飾も華美ではないですが、これでもかというくらい手が込んでいます。

ここで観ることが出来るベルニーニの作品は2体の天使像です。サンタンジェロ城の前の橋にあるのはレプリカでこれが本物のベルニーニ作になります。

17世紀にベルニーニは教皇から橋の欄干の装飾を依頼されました。しかし、この天使像のあまりの出来栄えに雨ざらしにはできないということで、この教会に設置されることになったそうです。

光が差し込んで右側が光ってしまいました。実際はその光も神々しかったです。

今にも飛び立ちそうな躍動感、優美さを感じる作品でした。