10月にスペーシアに乗車、オリオンビールは駅の紀伊國屋で買いました。この日はあいにくの雨だったので、気分だけでも沖縄の青空を抱いてます。
特急は快適ですし、あっという間に到着しました。降りたのは新鹿沼の駅です。最近しゅうまいを推している街でもあります。顔出しパネルの下半分にあるのがシウマイの像なんですけど、何度観ても私には四角い石に見えてしまい、鑑賞眼が低くて申し分けないです。
どんより雨模様でした。日曜だったのにこのお天気はちょっと残念です。いちごも心なしかくすんで見えちゃいました。
やなの最寄りのバス停で降りて、川向こうに見える山もけぶってます。水墨画のようで、蟲師(マンガです)でこんな光景ありましたね。
途中の案内矢印、ちょっと指してる方向ちがうような?くれぐれも畑の中にすすまないようご注意ください。
到着です。
雨でも水槽にはたくさんの鮎がスタンバイしてます。
川っぺりの席は無理なので、屋根のあるテーブル席を利用しましょう。手前の木は紅葉してますが、山はみどりみどりしてました。そうそう、この写真のまんなかあたりに人がたってますがあれはかかしです。
2023年の営業も終盤ということで、この日はジビエ鍋の振る舞いがありました。店主さんはりきってSNS告知もしたのに・・・ご挨拶したら「もう、なんだこの天気・・・(苦笑)」って悔しそうでしたね^^;
注文済ませて川の流れチェックです。雨も風情があるといえばまぁ、納得できます。
そうそう、以前川向こうに鹿がいるのが見えたりしました。ここ数年はそんな偶然にはエンカウントしてないのですが、「鹿だ!」って驚いたのをよく覚えてます。
さて、2023年最後の鮎をたのしみましょう。まずはビールです。
「好きなだけ食べてくれ」(店主さん談)のご厚意にあやかりジビエ鍋いただきます。たしかいのししと鹿っていってました。
枝豆もいただきましょう。
きのこもたっぷりですごくいい出汁でてます。あたたかいお酒はあまり飲まないのですが、あたたかい汁物で冷たいお酒飲むのが好きです。
ビールもいいけど、2本目はお酒です。豪快のこれ、ざっかけないのがこのやなの雰囲気に合っててよいのです。
ほどなくして鮎もやきあがりましたね。じっくり遠火で焼かれてふっくらしてます。
お顔アップ、きりっとしてますね。2023年も美味しい鮎をありがとうと感謝の気持ちでいっぱいです。
子持ちは本当に美味しい!写真みてると食べたくなりますが、道のりは遠く・・・どうしても我慢できなくて昨年は林屋川魚店の子持ち鮎甘露煮をお取り寄せしました。甘みを抑えるのにわさびつけるのがお気に入りの食べ方です。
頭から尻尾まできれいにいただきました。お酒の2本目を飲みつつ、帰りのバスまであとはゆっくりやなの景色を目に焼き付けます。かめさんともまた夏までさよならです。
雨で少しあれてますが、最後ですし、やなまでいってみましょう。
画像何枚かに映り込んでた案山子、リアルすぎます。
雨でも澄んでるのがすごいです。本当に綺麗な川と感心してます。
鮎はかからず、木の実や枝が引っかかってました。
バスの時間がせまってきたので、手を合わせて帰り支度します。
店主さんと奥さんにご挨拶して、柿をもらってかえりました。絶対今年も通います。
雨だったので、野菜直売には寄らず、土産は駅のところにある自販機のシュウマイと、
最後にもらった柿です。やなの敷地だかお庭だかでとれたっておっしゃってました。
不揃いですが、素朴でいいですね。実家にいたころよく近所からお野菜とかくだものをいただいたことを思い出します。
素敵なラスト訪問でした。