モダンな日本橋と美味しい銀座でした

金曜ロードショーでジュラシックパークが放映！和ものホラーやアニメが中心の映画鑑賞生活ですが、大画面でこそ映えるエンタメ作品も大好きです。

金ローはリアタイ無理なので、契約してる動画配信サイトでシリーズ一気見しました。

最初のジュラシックパークのころは小学生で、確か母に映画館連れてってもらって、恐竜のあまりのリアルさにびっくりしたような。

恐竜っこではないのですが、それ以降なんとなく新作出るたびに映画館に足を運ぶ作品のほとつです（2015のジュラシックワールドだけ、映画館行く暇なかったのかな）。

それにしても恐竜のリアルさがすごいですね。CG技術の進歩は目を見張るものがありますが、映画でCGってすごいんだと実感したのはこの映画の恐竜だったのかもしれません。

今回観返して2022年公開の最新作が本当に待ち遠しくなりました。

さて、そんなスペクタクルあふれる超エンタメとはまたちょっと違った趣の芸術鑑賞ネタで3月分の記事がスタートします。

2020年のラスト美術館訪問もこちらの美術館でしたが、なんと美術館はじめもここになろうとは思わぬ偶然です。

なお、三井記念美術館は現在改修工事に入っています。2022年4月下旬（予定）まで休館とのことです。

美術館が入るのは、マンダリンオリエンタルも入るビルです。エントランスでは竹がお迎えしてくれました。

今回の企画展は日本画家、版画、挿絵、装丁で活躍した人物です。

文学オタクの気がある私としては、たぶん何かの書物で名前は目にしてるはずなのですが、

作品をきちんとみたりするのは初めてでした。

鑑賞に際してざざっと下調べすると泉鏡花を筆頭に尾崎紅葉や里見弴、吉川英治などの名前が出てきて「おおお！」とちょっと感動です。

何度みても感動するエレベータに乗り込むころには意気込みマックスな状態でした。

展示は写真不可だったのですが、目に焼き付けたくなる作品の数々にとても感動した内容、

こんなすごい人をよく知らなかったのが本当に悔しいです。

ショップで鏡花の「日本橋」のファイルを購入しました。日本橋の美術館で、日本橋を買うって感慨深いものがあります。

こんな素敵な出会いで2021年の美術館詣でがスタート切れたことを嬉しく思いました。

さて、感動の後はぶらぶら歩いて銀座です。ランチタイム過ぎた平日（平日休みの日でした）ですが、こんなとき頼りになるデパートレストラン街にやってきました。

日本美術に浸った後なので、俄然日本酒気分が高まってます。

店名変わってから二回目の訪問、そこまで間を開けずに来れてよかったです。

ビールで喉を潤し、お通しかわりの一品に蛍イカを出していただきました。

築地でも食べたばかりでしたが好物なので嬉しいです。旬の時期とはずれるけれど、食べれるなら喜んでいただきます。

あと、お刺身のお薦めということで鰹をいただきました。

日本酒、今回瓶の写真を撮ったはずがカメラロールになく、画像無しで失礼します。

銘柄はメモしてたので、セーフです。一杯目はくどき上手　ばくれんです。

くどき上手の中でも辛口をコンセプトに超辛口の仕上がりとなっています。

塩辛との相性ばっちりでした。

お酒がすすみあっという間に二杯目ですね。お店の方に選んでいただいて伝心というお酒にしてみました。

名前に聞き覚えがなく、おそらく初めてのお酒です。その場でググってみたら福井のお酒で、この伝心は限定流通と書いてありました。お酒の売り方にもいろんな方法があるんですね。

自分で購入すると決まった銘柄ばかりになりがちなので、こういう風に外食時に新しい出会いがあると楽しくなります。

さっきの美術館の展示といい本日ふたつめの初めてです。

とり貝の生があるということで、いただきました。お塩で食べるのもおすすめだそうです。

海を感じる味わいにじーんとします。

生もの続きでしたので、最後のお料理は火が通ったものということでお願いしたところでてきたのがこちらです。

なんだかお分かりになるでしょうか。正解はなめこです。大きいなめこをネギとやいたものでした。

お味噌汁以外でなめこ食べるのもあまりないので、食材は身近ながらも珍しいお料理に思えます。

こういう大きいなめこというのも目新しいです。

最後のお酒は手取り川のにごりをいただきました。

涼し気な器で飲むにごり酒も風流です。今回も楽しい時間を提供していただいた板さんとスタッフさんに感謝の食事でした。