部署異動に向けて、デスク周りの整理をしているわけですが、クリアファイルがこれでもかと出てきて(その他、付箋やメモ帳もるけれど、クリアファイルが顕著です)自分で買ったとはいえ、思わず苦笑してしまいました。
うっかり眺め初めて、この展覧会はこうだったなぁとか考え初めてしまう、掃除あるあるも発動しています。
なので、どうしてもとっておきたいものをよけて、ご自由にどうぞで一部放出しました。
でもですね、これから山種美術館に泉屋博古館の日本画(国立近代美術館の鏑木清方展はもう訪問済み)、国立西洋美術館と三井記念美術館のリニューアルオープン、SOMPO美術館の企画も気になるしと減った枚数以上に増える要素満載です。
今年は本当に私的美術あたり年だなぁと嬉しい悲鳴を上げています。
さて、島根旅行の続きです。旅行二日目、松江城観光からのお堀めぐりをしました。
船を降りて、今度は歩きでお堀わきを歩き、小泉八雲関連の施設方面(駐車場)へと戻るような形で移動します。
松江城とこのあたりの観光名所がセットになった券を買ってました。観光スポットが固まっていて非常にありがたいです。
まずはこちらに入りましょう。
なんとも風情溢れる佇まいじゃないでしょうか。このあたりの藩士が住んでいたそうです。1733年に焼失しましたが、再建され、増改築されています。
図面調査等をへて、明治期の資料をもとに復元された施設です。詳しくはHP等をご確認ください。
お出迎えしていただきました。山口旅行の際、松陰関連でいくつかこうした建物展示観ましたがそれを思い出しました。
天井はそこまでではないですが、梁などはやはり低めです。人の事をいえたことではないですが、昔の人って身長低かったのでしょうね。
家具なども配置され、生活を垣間見ることができます。
木桶のお風呂は年季入ってました。
お台所にはかまどがあります。時代劇でみたことあるやつです。
そんなに大きな敷地でもないので、さくっと見学できました。お庭もきちんと整備されていて、居心地のよい観光スポットです。
この武家屋敷の数メートル先に小泉八雲記念館があります。
今回の旅行の私の大本命です。2016年にリニューアルし、現在の館長さんは小泉八雲の曾孫さん、1階が展示室で、2階がライブラリーです。
作品は読んだことありますが、曾孫さんとか訊くと、小泉八雲って実在したんだ(そらそうよ)ってなんか妙に感心しちゃいました。
展示フロアは撮影禁止でしたが、二階にあるコラボ企画のパネルは撮影OKでした。
何気にこうしたコラボ企画少ない(某刀のゲームが多すぎるのだと思いますが)でパネルとご対面できた嬉しいです。
しっかりスタンプもゲットしました。
スタンプラリーのスポットは他3か所ありましたが、今回は時間の関係上、ここのみ訪問です。次回の楽しみにとっておきましょう。スタンプラリー抜きにしても訪問したいと思ってます。
展示は主に3つにわかれてました。年譜や収蔵品、業績から小泉八雲の生涯をたどることができます。
また、興味深かったのは再話コーナーです。5つの怪談の朗読を聴けるブースが設置されてます。
怪談て文字で読むのもいいのですが、耳できくっていうことが楽しみのひとつとして確立しているジャンルなんだということを改めて感じました。
物語と語りが密接なジャンルというか…昔話もそうですけど、怪談のもつ伝聞(あのね、これは噂なんだけどねとか友達の学校のこに実際にあったことなんだけどね)という一面が朗読(語り)と相性いいのかなぁという。すみません、わかりづらいですね。
八雲は奥さんである節子を語り部として尊重していたという点にもいろいろと考えさせられました。
たっぷり展示を堪能した後は記念館のお隣にある小泉八雲旧居にお邪魔します。
八雲は14年間を日本で過ごし、松江に住んだのは約1年3か月で、その間の五か月こちらで暮らしました。
入口には高浜虚子の句碑があります。虚子と小泉八雲に直接の繋がりがあったかは私の知識の中になかったので意外でした。
そういえば、小泉八雲は帝国大の講師で、その後任が夏目漱石、漱石といえば正岡子規が友人としており、虚子は子規の弟子と辿っていくと、うんうん、面白いです。
武家屋敷もですが、こちらもお手入れが行き届いてますね。
日本風のものを好んだ小泉八雲らしい住まいと妙に納得しちゃいました。
部屋から眺められるお庭や縁側にはほっと落ち着く何かがあります。
横顔のお写真、左目を失明していたため、そちらが写るのを嫌っていたそうです。
ということで、小泉八雲を堪能しました。
きてよかったです。島根!旅日記はもう少し続きます。
こんにちは〜
返信削除小泉八雲さんを堪能した旅。
日本家屋や庭園の素晴らしさを
目の当たりにすると
感慨深いですね。
やはり、日本の歴史上の人物って
素敵です。
いつの間にか、変わってしまった国民性に
唖然としてしまいます、、。
こんにちは
削除武家屋敷は風情がありました
お庭もとても丁寧に手入れされていて…
八雲もこの景色を眺めたのかなぁと思うと感動もひとしおです
日本風を愛し、浴衣でご近所を散策することもあったそうですよ
素敵ですね^^
コロナや戦争など、世界的な混乱が生じる中、改めて日本について考えさせられますね
こんにちは
返信削除お堀端の道は往時を偲ばせる佇まいのようですね
武家屋敷も良い雰囲気です
小泉八雲記念館は文アルコラボ中でしたか^^
旧居もそっくりそのままなのですね、お庭も素敵ですし大切に保存されているだなと実感します
今年はちょっと早めに行ったので満開で無かったのが残念です、24~15日ころから満開で一面紫の絨毯だったようです
今週いっぱいはなんとか楽しめると思います
こんにちは
削除お城があって、武家屋敷があってとまるで時代劇のセットの中に迷いこんだかのような気持ちになります
風情があってとても素敵でした
記念館はとてもきれいで、再話コーナーには聞き入ってしまいました
旧宅も興味深かったです
お庭もよく手入れされてました
近年、文化財等に指定されても維持費の面で折り合いが立たず、放置されたり、取り壊しも多いなか、こうしてきれいなまま保ってくれている松江市に感謝です
カタクリ、本当にきれいですよね
三毳山が身近になかったら魅力を知らないままだったかもしれません
このまま咲き続けてたくさんの人に観てもらえるといいですね♪