2024年8月30日金曜日

160周年を祝いに 長野ふたり旅 1

GWの旅記事が終ったばかりですが、また旅記事です。 

今回は仲良しさんとのふたり旅であります、ご近所さんは別件で参加出来ず残念・・・お土産買ってかえりました。


このところ長野といえば、軽井沢・小諸ばかりだった私ですが、今回は松本方面です。新幹線ではなくあずさ号を利用しました。8時ちょうどは2号ではなく5号です。


2時間ちょっと乗車し、こちらの駅で飯田線に乗換えました。


3両編成のかわいいワンマン列車です。


2駅めの辰野駅で下車します。駅には今回の旅を計画したきっかけのイベントの案内が出てました。そう、最近私の旬推しの蔵の周年イベントです。160年で初の蔵開きだそうですよ。


以前都内のイベントで、周年になにかやりたいと伺ってから首をながーーくして告知を待ってました。なんなら告知の瞬間に旅行いこ!のラインを流したほどです。


蔵元までは駅から徒歩で向かいます。途中民家の方が出てきて「この道をこんなに人が歩いてるのみたことない」っておっしゃってました。田舎育ちとしては気持ちが察せすぎてうんうん頷いてしまいます。


到着、チケットは前もってオリジナル枡付きを仲良しさんの分も含めて購入済みです。中学生?高校生?地元の子達が手伝いに来てるみたいでした。すすっと受付してくれます。


お祝いの胡蝶蘭がずらり!ついこれだと○万くらいって計算してしまう卑しい私よ・・・


蔵の裏手にあるスペースが会場です。


さて、さっそく飲みましょう。会場全体に手作り感があってなんかほっこりします。


最初は絹華にしました。山田錦使用の純米酒です。日本酒度は+17度、旨味と柑橘のような爽やかな香りで、ずっと飲んでいたくなります。


1杯飲んでイベントきたぞーって実感をかみしめました。仲良しさんとお酒も美味しいし、景色もいいねぇなんて言ってたら背後になにかきた!!


ゲンジボタルの妖精、ぴっかりちゃんです。辰野町は蛍の名所でもあります。

あともうひとキャラうとうくんもきてました。うとうくんは民話の善知鳥峠を元にしたキャラで、三羽の子持ちパパという設定になってます。


ステージも中学校の吹奏楽部の演奏とか、なんだかほのぼのするものばかりでした。


そんなステージを眺めつつ、飲みます。一番右のイラストラベルが160周年記念酒です。

大吟醸も飲み比べ出来るし、受賞酒もあります。どれから飲もうかめちゃくちゃ悩むラインナップでした。


飲み比べして、美味しかったやつを売店に買いにいきましょう。


蛍が描かれた暁祭のポスターが素敵でした。


杉玉も飾ってあります。


記念酒に新酒にと、たくさん購入して宅配をお願いしました。これで家でも飲めます。


会場出たついでに宿場町小野宿の街道をちょっと散策してみましょう。


小野宿は塩尻宿から飯田方面へ向かう伊那街道にある宿場です。


古い建物や街並みが保存されています。


どこかタイムスリップでもしたような気持ちになりますね。街道歩きも楽しそうです。


一際立派なこちらの建物を見学してみました。


庄屋や問屋、時代劇を観ているとよく出てきますね。この建物は1859年の火災後に建築されたもののようです。


入り口はかがまないと入れません。


入るとすぐ土間になってます。すすけた問屋の看板に時代を感じました。


中には当時から引き継がれているだろう家財道具や額装、書などが展示されてます。お雛さまや、


兜などもありました。


小さい頃、祖母と一緒に出かけてると蔵のあるお家をみては、あれは庄屋さんのお家かしらといってたのを思い出します。

欄間などの装飾も一般家庭よりちょっと凝ってる感じです。




この階段の落差よ・・・もういっそはしごのほうがいいのではないかと思ってしまいました。


二階は一段高くなってるお座敷があって、ここは身分の高い人は止まったお部屋のようです。


階段を降りて、また1階に戻り、土間の先も見学します。


炊事場は外や井戸に近い位置にありますね。奥には蔵がありました。


建物は長野の「県宝」に指定されているそうです。軽井沢や小諸でも感じましたが、長野県は工芸や古い建物などの保存に力をいれているのですかね。維持=お金の問題も大きいので、「県宝」ときくと安心感があります。ぜひ次代まで伝えていってほしいです。

さて、イベント会場に戻って、飲みの続きといきましょう。


最近はまってるにごりも外せません。


仲良しさんが私はたくさんは飲めないからとチケットちょっとくれました。やったー!飲めるの全部飲んだかもしれません。


この4辰の吟もお気に入りのひとつです。


ここで蔵見学の時間になったので離脱します。


スリッパに履き替えて、蔵の中にはいりました。お酒のタンクをのぞけてちょっと興奮、楽しいです。


杜氏さんが説明してくれました。


最後に今回のイベントでオススメのお酒3選って先にそれ知りたかったです。②飲みはぐったーーけど大満足でした。


しっかりチケットも消費したし、電車の時間(本数少ないので注意!)にあわせて退散します。


最後にうとうくんに握手してもらいました。

本当にずっと楽しみにしてたイベントに参加できて幸せです。お付き合いしてくれた仲良しさんにも感謝ですね。

さて、旅は松本へとつづきます。今回はここまで。

ーーー
メモ

9月上旬 夫婦ふたり旅 静岡(クラフトビールの飲める宿)

9月下旬1泊 3人女子旅 釧路(釧路文学館、阿寒湖、夕陽ノロッコ号)
はじめて行くのでオススメがあればぜひ教えてください

4 件のコメント:

  1. こんばんは〜
    素敵なイベントですね。
    飲んだことが無いお酒だと思います。
    信州のお酒は
    きっと美味しいですね?!
    水も空気も美味しい!
    松本入ったことが無いのですが
    松本を訪れた人は
    みんな、その魅力を
    熱く買ったっている気がするな、、、。

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    1. こんにちは
      夜明け前はあまり関東では取扱がないかもです
      私はいつもオンラインショップを利用してます^^
      街ぐるみで盛り上がっている周年でした
      ほんわかした雰囲気でとても楽しかったです
      ますます応援したくなりました
      松本、何度か来てますが好きな街です♪

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  2. こんにちは
    長野もすっかり定番に…と思ったら今回はちょっと遠出ですね
    飯田線の車両かわいい^^


    小野酒造店さん、創業以来初の蔵開きなんですね
    そりゃ人が集まるのも頷けます、辰野の町の方もびっくりだったでしょうね

    蔵の内部は見ごたえありそうですね
    タンクの上部のキャットウオークみたいになってるところを歩かせてもらえるのですね、これは貴重な体験でしたね

    小野宿の雰囲気も素敵ですね
    馬籠・妻籠と続いていく中山道の宿場町がこの辺りはそのまま残ってるのですね
    ロマンですね


    台風騒動に振り回されっぱなしですね
    1~2日で通り過ぎてくれる台風がどれほど良いか再確認しました

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    1. こんにちは
      松本方面は久しぶりでした

      辰野町、いつもはほとんど人通りないそうです
      びっくりしますよね
      地元の子ども達がステージにたったり、運営のお手伝いをしていたりとなんだかとても和みます
      ますます応援したくなりますね

      蔵見学も楽しかったです
      タンクの中を覗くのは多分初めての経験でした
      蔵見学の手法も蔵ごとにいろんなコースがありますね

      小野宿、素敵です
      今度は岡谷に泊まってほたる鑑賞もしてみたいです^^

      今回の台風は停滞と、迷走でしたね
      静岡あたりずいぶん降ったようで心配です

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