2024年8月24日土曜日

2024GW 徳島・香川旅 9

 旅行記事も9つめとなりました。この日が最終日です。まだまだ旅行気分にひたっていたくて、朝から島を目指しました。目的地は小豆島です。


アクセスは高松港からの船便(フェリー)でした。フェリーには大型船と、高速艇があって、私達は高速艇の往復チケットを選択、乗り込むとでーんとこの子が座ってます。


小豆島のゆるきゃらオリーブしまちゃんでした。ゆるきゃら、どんどん増えますね。

お天気はこの日あまりよくなく、くもりときどき雨(折りたたみ傘で大丈夫な程度)です。

途中やや大きなゆれもありましたが、私は乗り物酔いとは無縁、旦那さんも大丈夫でした。


上陸したのは土庄という発着場でした。小豆島への船でのアクセスは高松の他、岡山や姫路からも可能で、高松と岡山は土庄、姫路からは福田に着くようです。土庄の発着場の近くで一際目立っていたのはこちらのモニュメントでした。


太陽の贈り物というタイトルで、オリーブ葉には島のこどもたちが海へとよせたメッセージが刻まれています。なんだかこころ温まるモニュメントでした。

さて、小豆島といえば、皆様なにをおも言うjかベルでしょう?エンジェルロード、オリーブ、二十四の瞳、からかい上手な高木さんなどいろいろありますね。

私は俳人の尾崎放哉氏です!←無駄にマニアック。。旅行計画段階で最終日は小豆島でもいってみようかとあがった際に真っ先に記念館をあげました。この文学スポットがあったので、高松の菊地寛記念館はそっと諦めたのです。文学オタクにつきあわせてばっかりでは申し訳なさ過ぎます。。


記念館へは徒歩20分ほど、歩いていくとちょうど開館の9時に着く頃合いだったので、島散策をしながら向かいました。早朝だからか静かです。車は通りますが、歩いてる人はほぼほぼいませんでした。

Googleマップとところどころある道案内の看板に導かれて迷うことなく到着です。


さっそく放哉氏の俳句が迎えてくれます。尾崎放哉氏は自由律俳句のひと、「咳をしてもひとり」という句が有名でしょうか。

この記念館は彼が晩年の8ヵ月を過ごした南郷庵という建物です。肺を患い、極貧の中、この庵の障子をあけ海のほうを見つめていたのか・・・看板代わりの句は吉村昭著の放哉氏の伝記的小説「海も暮れきる」にも使用されています。ちなみに看板の筆も吉村氏のものです。


建物には西光寺が隣接し、この奥の院に放哉氏のお墓があるそうです。


建物はさほど大きくありません。wikiによると64.53平方メートルだそうです。中は撮影禁止ですが、入ってすぐが土間、上がって和室があり、ケースに作品や手紙などが展示されていました。


施設HPでは南郷庵友の会の案内や放哉だよりなどが掲載されてます。自由律俳句や放哉氏へ関心が伝わってくるHPなので、旅行後もときどきチェックするようになりました。

次の目的地へはバスで。バス停に向かう途中こんなのもありました。今回は立ち寄らずだったんですけど、小豆島と妖怪ってなにか関連があるのですかね?



バスでやってきたのはこちらです。ちょっと雨がぱらぱらと降ったり止んだりしてました。


とにかくオリーブがたくさん植わっています。訪問したGWはちょうど葉っぱだけの時期で、5月下旬ごろに花が咲き、9月ごろから収穫が始まるようです。


雨も気になる程度ではないので、施設周りのオリーブ畑を散策するオリーブの小道やオリーブの丘を歩いてみることにしました。


ゆるやかな丘にのぼっていきます。このオリーブ園は日本におけるオリーブ栽培の原点のひとつだそうです。2019年に100周年を迎えています。


約2000本のオリーブが植えてあるそうです。オリーブって食品から化粧品まで身近なものですけど、こうして畑レベルで植わってる光景は圧巻でした。


スペインやイタリアなどの品種が多いのでしょうか。幹の広がりかたや高さなども品種によって結構違いがあることが観察できました。


たくさんある中でひときわ目立っていたのがこの原木です。


樹齢100年ともなると貫禄を感じます。こうして原木が大切にされている姿や、手入れの行き届いた畑はオリーブへの愛にあふれてました。

9はここまで。次の10でラストです。


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メモ

8月どっか行きたいなぁ

9月上旬 夫婦ふたり旅 静岡(クラフトビールの飲める宿)

9月下旬1泊 3人女子旅 釧路(釧路文学館、阿寒湖、夕陽ノロッコ号)
はじめて行くのでオススメがあればぜひ教えてください

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