2024年4月の後半です。
平日のお昼間開催だったので、有給とれる週に制限があって、条件しだいでこれは行けないかなと思ってたら、ちょうどお休みとってもいい週でよかったです。
しかもこの日の仕事現場からアクセスが良くて、これは行けという教示に違いないと午後休とりました。
王子駅で降りて、雨の降る中をてくてく歩きます。煉瓦の門をはいってもう少しです。
知らなかったのですが、ここは赤煉瓦酒造工場という場所で、明治37年に創設されました。
大蔵省の醸造試験場の清酒醸造工場として設立されたそうです。
現在は日本醸造協会が指定管理団体となり、セミナーやイベントの開催が行われています。
団体見学も実施されているようです。建物自体も貴重な産業建造物ですので、建築も気になるし、団体ではなく、募集参加型の見学会とかもっとやってくれないかしらと思ったりしちゃいます。
平日だし、このお天気でしたが入場前から結構な待機列が出来てました。日本酒人気が目に見えて嬉しいです。並ぶ前に正門もみて写真撮ります。
列に並びながら撮影した胸像は矢部規矩治博士でした。醸造学の権威で、清酒酵母の発見者であり、納豆の研究などもしていたそうです。らんまんは未視聴ですが、矢部博士は登場しなかったのかしら??この人物についてもドラマとかマンガになったら面白そうです。
この時代の農学というと、牧野富太郎博士(こっちは植物学ですが)がどうしても思い浮かびます。
話がそれましたが、無事入場しまして、混み合う入り口から会場なかほどにきて、撮影スポットまでいったんすすみました。
いくつかのお部屋に分かれて、地域ごとに酒蔵さんがまとまってるので、まずは栃木の場所を確認しました。栃木からは二蔵参加です。東力士の島崎酒造さんと天鷹酒造さんでした。
どちらも栃木のどちらかというと北のほうの酒蔵さんです。島崎酒造さんは洞窟酒蔵が有名でしょうか。極雫は初めて呑むシリーズでしたがフルーティーで美味しかったです。
天鷹さんでは九尾を呑みました。殺生石が割れた!のニュースがあったりしましたね。
九尾シリーズは毎回ラベルのデザインも楽しみのひとつです。出会ったら必ず呑みたいシリーズって思ってます。
蔵名を冠した天鷹も美味しいです。夢ささらはすっかり定着しましたね。
並びで群馬の龍神酒造さんです。こちらも実家からの行動範囲内にあって、思い入れがあります。都内の居酒屋さんとかで見かけるとふふってなるお酒です。この夏吟がすっきりしつつ、軽すぎなくて気に入りました。
お次はこれまたはまってる長野に行きます。
諏訪五蔵飲み歩きで制覇してみたいですね。HPに告知されてた10月のイベントが気になりました。
お隣山梨では七賢さんです。スパークリング酒はたくさんありますが、こちのが今のお気に入りなんです。
今回はイベントなのでブースやら目隠しやらがありますが、建物自体が本当に魅力的でした。
九州の酒蔵がならぶこの部屋は旧麹室だそうです。熊本のお酒、香の文字のように膨らみを感じます。
本州にもどって、島根のお酒です。李白は日比谷ミッドタウンの立ち飲みやさんでよく呑みます。
お初だと思うこちらは福井のお酒でした。延伸した新幹線の話題で盛り上がってるようです。
ラベルのイラストが可愛いですね。
呑んだことないのるかなぁときょろきょろして見つけた蔵がもうひとつ、備前・岡山のこちらでした。なんとも力強い字体に惹かれます。地元に密着した酒造りにこだわった酒蔵さんのようです。
どちらかというと辛口よりでしたが、辛すぎということがなく、バランスの良い食中酒のように感じました。
ちょっとずつですが1合は超えたなってところで退場しようと・・・最後ここが目にはいってほんとにこれで最後です。
県は違えど、龍神酒造同様、実家近くの青木酒造の御慶事で締めくくりました。
お昼ごはんがまだだったのと、買い物があったので、日比谷へ出ます。
リセットビールで生、日本酒ばかり呑んでるとのどごしのいいビールが欲しくなるのが不思議です。
生タコを柚子とお塩でさっぱりいただきました。これで日本酒に引き戻されます。
定番の他におすすめがあるのがこの店舗の特徴です。
悩んでる間にほたるイカを出してもらいました。ひとりに嬉しい量です。ぷっくり、ぱちゅんとはじけますね。
和歌山のお酒、兆久というお酒です。これも初めて呑みます。たぶん。中野BC株式会社というところの酒造部門のお酒だそうで、和歌山といえばの梅!の加工品なども主力のようです。
キレがよいお酒でした。生のとり貝とあわせます。
二杯目からはいつもの一ノ蔵です。イベント後なので2本までにしましょう。
酒飲みとばれているので、こんなつまみも出されました。しみじみ美味しいです。味がぎゅっと凝縮されてます。
つまみにぴったりなイワシ巻はとびっこもちらして、なんだかいつもより華やかでした。
パーティーメニューみたいっていったら板さんが苦笑してましたが。
にぎりはさよりがこの日一番好みでした。
たまご焼きもこの量がほどよいです。ふわっとほんのり甘みのある味に癒やされました。
なんかこの時期、日本酒のイベントが立て続けでしたね。
平日午後休の楽しい時間でした。
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メモ
7月なかばか下旬 日帰り名古屋(行けたらいいな)
9月下旬1泊 3人女子旅 釧路(釧路文学館、阿寒湖、夕陽ノロッコ号)
はじめて行くのでオススメがあればぜひ教えてください。
こんにちは〜
返信削除本当に素敵な建物ですね。
こんな歴史ある場所でのイベントって
素敵すぎます!
きっと、美味しいお酒だったでしょうね?
寿司清産のサヨリ!
ピッカピカで本当に綺麗〜
チョットアテで美味しい肴をつまんで
締めに握り少々。
毎日でも良いな〜笑
こんにちは
削除私もこのイベントまではこの建物の存在を知りませんでした
煉瓦造りの大変風情ある建物です
赤煉瓦は新札で話題の渋沢栄一らが興した日本煉瓦製造だそうですよ
近くの飛鳥山公園にも渋沢栄一関連の資料館などがあります^^
御慶事おいしかったです
さよりは抜群の味でした
お鮨は美味しいですね♪
こんにちは
返信削除王子二このようなところがあったのですね
飛鳥山公園から先は行ったことがありませんでした(^_^;)
広々した敷地にレンガ造りのおしゃれな建物
ドイツのビール工場がお手本とのことですが、建物見学だけでも面白そうですね
〆は寿司淸さん、相変わらずお料理も配膳もおしゃれですね^^
梅雨明けタッチの差でした
この日はイベント中止でしたけど、三連休残りの2日はイベント行われたようです
一応梅雨明けしましたが、これまで以上の蒸し暑さですね
明日からは体温超えの気温予報、今からうんざりです
こんにちは
削除私も今回初めてしった建物でした
酒造りには各蔵元だけでなく、大蔵省などもからんだ施設があるとはびっくりです
確かに国酒ともいうくらいだもんなぁと納得できました^^
建物ツアーがあったらぜひ参加してみたいです
雨がからんでくるイベントは大変な時期ですね
我が家近辺は先週末花火大会が直前で中止になりました
でもその後の雷みたら中止で正解でしたね
すごい光と音でした