ここまで咲かないとは予想外でした

 3月の下旬、桜の予想を裏切りまったく開花宣言がでなかったころです。せっかくの平日休みでも雨ということで、ちょっとテンション下がります。

でも室内なら雨も関係ないということで、上野の美術館に出かけていきました。

公園入り口のしだれ桜は綺麗に咲いてます。気持ちも少し回復しました。

さて、このエリア、いくつか美術館があるなか、今回は東京都美術館です。

観に来たのは企画展「印象派モネからアメリカへ」です。このところ、モネは立て続けに観ていたので迷いましたが、アメリカ印象派という言葉に興味がわいて、やはり観ることに決めました。

作品自体は撮影禁止でしたが、エントランスはじめ、フォトスポットが各所にありました。

ウスター美術館は1910年に美術館として世界ではじめて睡蓮を購入したそうです。先見の明というか、すっばら功績です。

開館した1989年かウスターの人口は10万人ほどだったとか。

そこまで文化に特化した街でもなかったにも関わらず、どうしたらこんな素晴らしいコレクションが形成できたのか･･･今回の展覧会では、モネ購入にあたっての初代美術館館長と画廊とのやりとりも公開され、その要因の片鱗にふれることが出来ました。

絵の中にはいったような気持ちになります。

今回のメインビジュアルになっているチャイルド・ハッサムの「花摘み、フランス式庭園にて」もフォトスポットとして再現されてました。チャイルド・ハッサムはアメリカのモネと評されているそうです。

とても明るく、日の光や植物が輝いてみえます。こんな庭園を訪れてみたいものです。

壁一面に作品がかかげられたフォトスポットもありました。みどころ作品が確認できる場所でもあります。

アメリカの自然を感じられる絵が多いです。

最後のフォトスポットでは椅子が用意されてました。海外観光客の方がかっこよく足を組んだポーズきめてましたね。様になってました。

とても見応えがありました。フランスからアメリカへ、そしてポスト印象派へという美術史的な側面も面白かったです。

そうそう、私は買いませんでしたが、グッズにウスターソースが売ってました。最近のグッズは遊び心というかクスッとしちゃうものがあって楽しいです。

雨やまぬ中外に出ると噴水広場で桜フェスタが開催されてました。

平日だし、雨だしで、やってる屋台は少なめです。

ステージ前も演奏は素敵なのですが、閑散としてます。。

美術館で持ち直した気持ちがまた沈んでしまいそうだったので、ここは景気づけに飲みにいきましょう。銀座線にのって、移動しました。ここでも桜が綺麗です。

建て替え期間中も本館は営業するようですが、今の姿のうちになるべく記憶に残しておきたくて、記事にはあまりしてませんが、訪問回数増やし中です。

あと、平日11：30からバーが利用できるというのが単純に使い勝手がいいというのもあります。マンダリンやパレスは15時オープンなんですよね。

毎回毎回あきもせずジントニックを飲むのでした。

1杯目はボタニスト、アイラ島のジンです。

2杯目はもう少し味強めがよくてヴィクトリアンバットにしました。ここのジンラインナップの中ではこれが一番好きかもしれません。

このジンの特徴はなんといってもジョニパーが強いとう点です。通常流通しているものと比較し、2倍のジョニパーが使用されています。ダブル・ジョニパーなんて呼ばれてるそうです。

ジントニックで本領発揮の文字は心強いですね。

2杯で切り上げて、開店時刻になった立ち飲みやさんにはしごしました。

洋酒を飲んでると、日本酒が、日本酒飲んでると洋酒が飲みたくなるのは私だけでしょうか。

月の井を注文しました。この色！少しクセがありますがそこがまた好みです。

左のお水と比較するとなお、色が際立ちます。

あては生しらすをいただきました。ほろ苦さが春の味です。

2杯目はこちらです。千代むすびの商品ですが、このラベルは初めてみました。

全国地酒めぐりからのチョイスです。

お料理もその黒板から選びました。味噌だけでお酒が飲めちゃいます。

黒いグラスなのでわかりにくいですが、色は透明にちかいです。

鳥取どうし、お酒とお料理の相性もばっちりでした。

雨のことはすっかり忘れて上機嫌です。

バーでも飲んだので今日は2杯まで。ごちそうさまでした。

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メモ　

6月なかば　1泊　ひとりで神戸