2024年6月12日水曜日

今回の軽井沢・小諸は 前

神戸旅行が楽しみな今日この頃です。

回りたい観光名所をピックアップして、大体の予定が決りました。

あとはどこで呑もうかな~~
こちらのサイトなどをみながら旅先への期待をじんわり高めているところです。

ちょい飲み手帖 神戸
https://choinomi.jp/kobe/
三宮、魅力的なお店が多すぎます!

さて、旅の話題つながりでブログは3月の後半の平日休みにまた長野にいったいた話です。
軽井沢と小諸にはまってます。
 

今回は冬期休業明けの施設への訪問と、新しい醸造所を目指していってきました。平日の新幹線で飲むビールはことさらに美味しいです。


軽井沢まで上野から約1時間、バスに乗換えます。数週間前に雪がふったりしてお天気もこの日の朝は曇りがちでした。


風越公園でおりててくてく7~8分歩けば到着です。開館時間9時が朝早くから動く自分にはなんとも嬉しいです。文化施設って10時開館が多いんですよね・・・。

春の企画展の内容もいろんな収蔵品が観られそうなもので、これは初来館にぴったりと思ってきました。

敷地内には本館の他に3つの建物展示があります。堀辰雄記念館といいお金かけて保存してくれることに感謝です。

入り口に詩碑もありました。

軽井沢ゆかりの詩人立川道造氏の詩碑です。堀辰雄氏(三中での先輩)・室生犀星氏(師事)と関連があります。夭折の詩人なんですよね、24歳で亡くなりました。

夢はいつかかへって行った・・・以下略

少し丸みのある筆跡で綴られた詩には寂寥感に胸がぐっとなりました。

写真フォルダ見返しても本館外観がない・・・撮り忘れたようです。入り口の看板はしっかり撮ってました。落款を確認すると室生犀星氏が書いたようです。いろんなお仕事してますねぇ。

館内は撮影不可、入場の際に展示を見た後、裏手の庭に別荘がありますので、そちらもどうぞとご案内いただきました。

庭というにはかなり野趣ですが、自然の中にいる感がありますね。雪が残ってました。


この透明パネルも展示品です。


写真に写すのにはたいそう向いてません。中村真一郎氏の代表作といえば四季、読破できてない作品のひとつです。どちらかというと評論のほうがいろんなの読む機会がありました。


お庭のみどころふたつめはあちらの小屋、堀辰雄氏の別荘が移築されています。


堀氏はいくつか軽井沢に別荘をもっていたそうで、そのひとつがこちらとのことでした。


外観はやや古めかしさはありますが、山小屋風で、こじんまり、どこか可愛らしさがありました。


中に入ると、天井が思ったより高くみえます。


暖炉もあって、くつろげる空間だったことがうかがえました。



家具も素敵でした。室生氏からもらいうけたものが多かったです。


テラスもいいですね。




この本棚も一際素敵でした。


こうした文豪同士の交流を、実際に感じることができるものが残されていることに感動します。入館料800円の価値はあると思います。ぜひ文化財保護に役立てて欲しいです。


文学館を後にして、敷地内のもうひとつの山荘も見学しました。


茅葺き屋根だ!こちらはぐっと和風な建物でした。


恥ずかしながら今回初めて野上弥生子さんの名前を知り、ググった私です。Wikiには夏目漱石やホトトギスの記載がありました。説明の看板には高浜虚子氏の名前もあります。


こちらは中には入れず、外からの鑑賞のみです。


縁側に畳、引き戸に障子、床の間とタイムスリップしたような気持ちになりました。昔ながらの和室ですね。


暮らし勝手がいいかは別としてこういうの見ると和室もいいなぁってちょっと思っちゃいます。


高原文庫の敷地から通りを挟んで向かい側にも行きました。喫茶(訪問時はまだ冬期休館中)としても使われている建物です。


素敵な建物だけれど、まぁいわく付き・・・復元したとはいえ、この別荘を喫茶にしようというのはなかなかに思い切ってるのではないでしょうか。


喫茶は休業期間でも建物内部の見学と2階の展示スペースなどが見学できました。懐かしの黒電話、いまはもうほぼインテリアの一部としてしか見かけないです。


絨毯敷きの階段をあがります。


2階は二間です。ひとつは当時の様子をうかがい知ることができる応接室の再現になっており、


もう一間は展示スペースになってました。


といっても展示品は多くありません。この展示ケースは軽井沢彫りでしょうか。とても素敵です。


達筆というか、綺麗でお手本のような筆跡でした。


で、前述のいわくつきがこちら。喫茶利用もですが、この展示内容もやはりかなり攻めてるといえる様な・・・


新聞報道もかなり過激な言葉が使われてます。まぁことがことだし、ゴシップといえば否定できない事件か・・・


ちょっと薄暗い気持ちにもなりましたが、気を取り直して次の目的地へすすみました。

タクシーで中軽井沢駅に出て、しなの鉄道に乗ります。



着いたのは小諸駅です。

前半はここまで。後半は、お酒と食事の記事です。

ーーー
メモ 

6月なかば 1泊 ひとりで神戸

2 件のコメント:

  1. こんばんは
    小諸方面もかなりペースで行かれていますね
    今回は軽井沢まで足を伸ばしされて^^

    山荘が素敵ですね
    堀辰雄氏の別荘はまさしく自由空間ですね
    こんなところで過ごしたら楽しいだろうなぁという造りです
    野上弥生子さんの書斎はこじんまりとした和室一間でしょうか、丸窓がオシャレ
    ここに居たら自分だけの世界に没頭できそうです

    奥日光のクリンソウ、今が見頃ですね
    大勢の方でにぎわってると思います^^


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    1. こんにちは
      すっかり長野に魅了されてます
      特に軽井沢は都内からのアクセスが抜群ですね
      上野から1時間とあっという間です^^
      周辺に文化施設やお酒関連が揃ってるところも趣味にあいます

      夏休みシーズン前にもう1回くらい行ってきたいです
      高原文庫、冬期休業があけるのを心待ちにしてました
      展示も別荘も素晴らしいです
      次は喫茶でコーヒーもいただきたいですね

      クリンソウは可愛らしく人気ですね
      スペーシアX、満席でした♪

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