長野県は小諸の日帰り旅行続きです。美術館を後にし、ふたたび懐古園内の散策にもどります。記念館や美術館のみならず、石碑も点在しているので、ただ歩くだけでも本当に楽しいです。
石碑なのでちょっと文字の判別がしずらいですが、こちらは高浜虚子の句です。彼は太平洋戦争の際、小諸に疎開していました。市内にある記念館をこの後行ったので、そちらの写真もこの記事の最後の方に掲載しています。
続いては地元の臼田亜浪の作品です。小諸に生まれ、小諸義塾で学んでいます。俳句は虚子に師事したそうです。
あまりメジャーではないかもしれません。小諸を観光するにあたり事前に調べ学習してきました。虚子と双璧だった河東碧梧桐らの新傾向俳句には否定的だったようです。
雪の散る千曲川も風情があるでしょうね。自然を読むことを大事にした俳人だったようです。
富士山ときくとついつい引き寄せられる日本人なのですが、うーーん、目をこらしても見えませんでした。さらに歩いて、懐古園最後の立ち寄りスポットは神社です。
ここも紅葉の赤がすごくきれいでした。日帰りとは言え旅ですから無事を祈願します。
さて、ここで一旦懐古園を出まして、お次は隣接するこちらの施設を訪問しました。
島崎氏は勿論、小諸関連の資料が展示されています。
入館前に石碑も見学しました。詩集「若菜集」に収録の高楼をもとに作詞された中央大学の学生歌です。もとの詩と読み比べてみると面白いですね。
入り口のパネルを撮影してから入館します。
中は撮影✕でした。見学ノートがおいてあって、ゲームのコラボきっかけできたという書き込みが多数、これは嬉しかったです(私だけじゃないよね)。小諸時代の島崎氏のエピソードや学生たちとの交流などが垣間見える資料に萌えました。建物自体も歴史を感じて素晴らしかったです。
大充実の懐古園周辺でした。ここから一旦駅にもどりタクシーに乗り込みます。まだ観光続きますよ、ということで、ついたのがこちらです。
藤村ゆかりの宿として有名なこちらです。
暖炉に本棚の著作と島崎藤村づくしなお宿でした。
著作「夜明け前」の始まりの一節「木曽路はすべて~」もうここで引きこれます。やはり馬籠は絶対にいかねばなりません。
貸し切りとはいえ、お風呂場の写真は控えますので、お宿のHP等をご覧ください。ぷかぷか浮いているリンゴがすごく可愛らしいお湯でしいた。
他のお客さんがいらっしゃいそうな気配を察知して上がったあとはお宿にタクシーを呼んでいただきまた移動です。前述した虚子の記念館へと向かいました。
ここもそんなに大きな施設ではないですが、きちんと手入れ保護されています。文化財の維持にはお金が不可欠、市立として残してくれることに感謝しきりです。
この地に居たのは4年間ほどですが、その間に詠まれた作品が展示されてます。
こちらも記念館内の撮影は✕です。小諸雑記や小諸百句など、過ごした年数ほんとに4年?と思うくらい関連するものが多いです。それだけ、小諸での生活に思い入れがあったのかもしれません。屏風など大物の作品もありました。めちゃくちゃ達筆・・・ぜひ多くの人に観て欲しいです。
記念館に併設して旧居があります。
こんにちは〜
返信削除小諸は本当に風情のある街ですね。
思い入れが強かったらしい!という
レイナさんの思いに納得です。
休憩は??
楽しみにしてます。
こんにちは
削除藤村にしろお虚子にしろ、小諸には文人を引きつける魅力があるのでしょうね
千曲川の風情がインスピレーションを刺激するのやもしれません
お昼も食べずに朝のビールのみでひたすら観光しました
ひとり旅ですとこうした無茶ができますね
ひたすらにマイペースです^^
とはいえお腹空いたので、美味しいもの食べます!
こんにちは
返信削除福岡も明日朝まで雪の降りやすい天気のようですね
無事に飛行機飛んでくれると良いですね
懐古園の石碑巡りも良いですね
落ち葉も哀愁を漂わせてくれてます
富士見スポットは残念!ちょっと雲が邪魔しちゃいましたかね^^
本当にもみじが真っ赤ですね、水辺のもみじも素敵です
中棚荘さん、温泉への通路が良い雰囲気
りんご風呂は効能いっぱいあるみたいですね
毎度のことながら本当にあちこち周られますね
お土産も楽しみです
赤城山はお手軽に歩ける雪山ですね
特に長七郎山は初心者向けで展望もよく遠足気分でいけちゃうのが良いです
こんにちは
削除明日は早朝便ではないので、お天気が早期に回復してくれるよう期待しています
楽しみにしていた旅行なので何卒!と天に祈るばかりです
懐古園の石碑をみていると小諸の地は本当に文人との縁が深いなぁと感動しました
小諸義塾の存在も多きいのでしょうね
千曲川を眺めながら創作したのかなと想像しちゃいます
富士山は残念でしたが、それ以外はほんとにパーフェクトな景色でした
中棚荘、りんご風呂というのは初めてです
お湯に果物を入れるというと柚子くらいしか思い浮かびません
ほのかに甘い香りがする湯でした
自分でもちょっとあきれますね
お昼も食べずにひたすら観光してます
ひとり旅ならではのペース配分ですね^^;
雪山を歩くのも楽しそうです
うさぎさんとも遭遇してみたいです♪