足利の憂いを庭園で払いました おまけ

あの震災から10年、早いのか、ようやくなのかはわかりませんが、改めてこの年数を見ると、そうか…という気持ちになります。

あの日、たまたま医療費控除の申告で、有休をとっていました。

なので、帰宅難民にはならずに済みましたが、職場にとんと電話がつながらず、

なんの情報もないまま、翌日土曜出勤し、あまりの惨状にびっくり過ぎて、一周回って無心になり、記録にとケータイのカメラで写真を撮ったのを覚えています。

通常業務に戻るには時間がかかりましたが、幸いけが人はなく、もくもくと復旧作業に明け暮れていました。

震災で命を落とされた方々に心からお悔やみ申し上げるとともに、被災された皆様がすこしでも穏やかに日々をお過ごしできるようお祈りいたします。

ブログは庭園ラストです。すぐアップしようと思っていたのに、仕事が爆発して、長いこと下書きに置きっぱなしになってしまい反省しています。

洋館とバラの園から一転、庭園内には和の風景も備わっていました。

ひと際目を引くのは真っ赤な樹はカエデだったでしょうか（モミジでないことは確かです）。濃い色が水面にも写りこんでいます。

バックにマンションが写りこむのは都会の緑所ならではですね。

同じく、水面に寄りそうモミジはまだ紅葉しきっていませんでした。

11月上旬なので、まだまだ都内の紅葉本番には早かったようです。

赤色成分の補給は鯉でしました。

バラ園より人出が少なく、落ち着いて景色を堪能できます。

可愛らしいカモたちとも出会いました。

あまりにキュンキュンするので、頑張って写真撮ってます（笑）

この辺りがズームの限界です。

池をぐるっと一番奥まで回り込むと、また美しい紅葉を目にすることが出来ました。

わびさびを感じる茶室もあります。通常ですと、春と秋に抹茶のもてなしがあるようです。コロナ落ち着いて再開したらぜひとも一服してみないとですね。

橋を見るとつい渡たくなる人間です。

橋の真ん中でぼーっと景色を眺めていたらまたカモたちが側まできてくれました。

池の奥はちょっと、小高くなってます。うそ、油断してると結構な高低差で膝が笑いそうになりました。日比谷公園といい、庭園結構、こういうトラップが張ってあるので、用意にヒール高めの靴では来れません。

モミジの紅葉は池回りよりもこっちのほうがやや進んでいました。

このあたりはかなり紅が濃くなってます。

プチ登山（そこまではいかないか）を楽しみ、もう一度池を眺めて、退園しました。

あさイチで美しいバラと日本庭園という充実の休日となり大満足です。