5月なかばのお休み、この日は朝イチで美術館に行きました。目的はこちらです。
マティスの企画展は2023年に上野の東京都美術館ぶり(https://rkoubouseisaku.blogspot.com/2023/09/blog-post_12.html)になります。
アーティゾン美術館などでも数点見てましたが、やはりまとまった点数を鑑賞できるのは貴重な機会、楽しみにしてました。お天気もよく気持ちいいです。
楽しみにといいつつ、会期けっこうぎりぎり、滑り込みセーフ・・・
国立新美術館は外観も内装も個性的です。逆円錐の空中フロアなエリアにはレストランやカフェがあります。レストランはグルメなブロガーユキさんがご常連、私もいつか行ってみたいお店のひとつです。
入場して早速観覧します。一部撮影可だったので、印象に残ったものをアップします。
今回の企画展の副題は自由なフォルムです。マティスの色彩と自由なフォルムが掛け合わされるとこんなにも色鮮やかで心が躍るような作品になるのですね。この作品は「花と果実」で、ロサンゼスルのヴィラの中庭のために制作されたそうです。
これがあるお庭ってなんて素敵なんでしょう。切り絵も、ありました。
マティスは晩年になってすごく熱心に切り絵に取り組んだそうです。
アトリエのお写真、壁がすごい!
キービジュアルのひとつは連作ブルー・ヌードのⅣです。背景にはうっすらと木炭の線が描かれてます。
デッサンもありました。単純化しつつも、木(プラタナス)の存在感が際立っています。
顔のデッサンも単純化と読み取れる表情とのバランスがすごい素敵です。
文芸春秋の表紙にも採用されてました。
1952年だと創業者の菊地寛氏はもうお亡くなりになってて、佐佐木茂索氏や車谷弘氏のころです。ググりました。
そして今回の目玉ともいれるのがおそらくこのセクションです。
こんな素敵な場所があることはもはや奇跡だと思います。
マティスの色彩やフォルムと光が合わさったとても素敵なステンドグラスはじめ、
信仰心に訴えかけられる展示に魅了されました。
内装や装飾だけでなく、調度品や祭服までデザインしたそうです。
聖ドミニクスも単純な線で表情すら描かれていないのに、すごく心に響きました。
模型を確認して、構造を掴んでから、内部空間の再現へとすすみましょう。
シンプルですっとした空気感、光とプロジェクターで再現される夜明けからの1日が繰り返されて、展示のひとつだけれど、本当にそこにいるかのような気持ちになりました。
3分で繰り返される1日がここちよくて結構な時間佇んでいたような・・・
日が沈む時間にはロウソクの明かりがより幻想的です。
展示室内では音も流れています。小鳥のさえずりや鐘の音など、現地で環境音を録音したそうです。企画側の気合いがすさまじいですね。
素晴らしい展示に感謝でいっぱいになりました。
期間終盤でどうしようか迷ってましたが、いって本当に良かったです。美術で満たされた後はこちらでイベントに参加しました。
また長野かというツッコミはご容赦ください。後半につづきます。
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メモ
一泊の一人旅がしたいなぁ
9月下旬1泊 3人女子旅 釧路(釧路文学館、阿寒湖、夕陽ノロッコ号)
はじめて行くのでオススメがあればぜひ教えてください
10月半ば 日帰り 仙台ひとりで
こんばんは〜
返信削除マティスのタッチと色使いは
本当に絶妙ですね。
私も大好きです。
一泊の一人旅は
長野!と決めているような?!
北海道も楽しんできてくださいね〜
こんにちは
削除マティスの色は本当に素敵で引き込まれます
まさに魔術ですね
多くの人が魅了されるのも納得です^^
一人旅、迷ってます
長野は日帰りなので・・・もう少し遠くの場所でもいいかなぁと
釧路楽しみです♪