2024年9月17日火曜日

マティスと長野と 前

 5月なかばのお休み、この日は朝イチで美術館に行きました。目的はこちらです。


マティスの企画展は2023年に上野の東京都美術館ぶり(https://rkoubouseisaku.blogspot.com/2023/09/blog-post_12.html)になります。

アーティゾン美術館などでも数点見てましたが、やはりまとまった点数を鑑賞できるのは貴重な機会、楽しみにしてました。お天気もよく気持ちいいです。


楽しみにといいつつ、会期けっこうぎりぎり、滑り込みセーフ・・・


国立新美術館は外観も内装も個性的です。逆円錐の空中フロアなエリアにはレストランやカフェがあります。レストランはグルメなブロガーユキさんがご常連、私もいつか行ってみたいお店のひとつです。


入場して早速観覧します。一部撮影可だったので、印象に残ったものをアップします。


今回の企画展の副題は自由なフォルムです。マティスの色彩と自由なフォルムが掛け合わされるとこんなにも色鮮やかで心が躍るような作品になるのですね。この作品は「花と果実」で、ロサンゼスルのヴィラの中庭のために制作されたそうです。

これがあるお庭ってなんて素敵なんでしょう。切り絵も、ありました。


マティスは晩年になってすごく熱心に切り絵に取り組んだそうです。


アトリエのお写真、壁がすごい!


キービジュアルのひとつは連作ブルー・ヌードのⅣです。背景にはうっすらと木炭の線が描かれてます。


デッサンもありました。単純化しつつも、木(プラタナス)の存在感が際立っています。


顔のデッサンも単純化と読み取れる表情とのバランスがすごい素敵です。


日本で初めての展覧会は1951年だったそうです。存命中に開催ってすごいことだと思います。


文芸春秋の表紙にも採用されてました。


1952年だと創業者の菊地寛氏はもうお亡くなりになってて、佐佐木茂索氏や車谷弘氏のころです。ググりました。


そして今回の目玉ともいれるのがおそらくこのセクションです。


こんな素敵な場所があることはもはや奇跡だと思います。


マティスの色彩やフォルムと光が合わさったとても素敵なステンドグラスはじめ、


信仰心に訴えかけられる展示に魅了されました。


内装や装飾だけでなく、調度品や祭服までデザインしたそうです。


聖ドミニクスも単純な線で表情すら描かれていないのに、すごく心に響きました。



模型を確認して、構造を掴んでから、内部空間の再現へとすすみましょう。


シンプルですっとした空気感、光とプロジェクターで再現される夜明けからの1日が繰り返されて、展示のひとつだけれど、本当にそこにいるかのような気持ちになりました。





3分で繰り返される1日がここちよくて結構な時間佇んでいたような・・・


日が沈む時間にはロウソクの明かりがより幻想的です。


展示室内では音も流れています。小鳥のさえずりや鐘の音など、現地で環境音を録音したそうです。企画側の気合いがすさまじいですね。


素晴らしい展示に感謝でいっぱいになりました。


期間終盤でどうしようか迷ってましたが、いって本当に良かったです。美術で満たされた後はこちらでイベントに参加しました。


また長野かというツッコミはご容赦ください。後半につづきます。


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メモ

一泊の一人旅がしたいなぁ

9月下旬1泊 3人女子旅 釧路(釧路文学館、阿寒湖、夕陽ノロッコ号)
はじめて行くのでオススメがあればぜひ教えてください

10月半ば 日帰り 仙台ひとりで

2024年9月13日金曜日

浅草で長野のお酒に再会しました

 長野旅で購入したお酒はこの2本でした。左の周年のお酒は2本購入して、1本は行きつけのお寿司やさんの店長さん(夜明け前ファン)に進呈しましたよ。


話は変って、ブログの本題です。この日は午後休とって浅草にきました。とあるイベントに参加するためです。会場はビューホテル!浅草はしょっちゅう来てますが、ビューホテルに入るのはめったにないかもしれません。


イベントの開始時間までちょっとあったので、ロビーラウンジで休憩しました。色合いシックで落ち着きます。


これから日本酒メインのイベントなので、かけつけ1杯目のビールを飲めてよかったです。


飲み干す頃にちょうどイベント開始時刻になりました。チケットと引き換えたサコッシュぶらさげていざ出陣です。


その前にまずは位置把握から、しっかり計画的に行きましょう。


可愛いフォトスポットもありました。


会場に入るとステージには垂れ幕が!かなり大きくて目立ってました。フォトスポットもですが、このイラストほのぼのしていて好きです。


まず最初に向かったのはもちろんこちらでした。周年からの浅草で再会、嬉しいです。ブース周りでが「周年よかったですね」「周年祭行きました」などの声も多く、私もですとうんうん頷いてしまいました。


お土産でも購入した澄上、ふわっと優しくてするする飲めます。コンセプトは「水」というキャッチフレーズ通りのお酒です。


お次は59醸のひとつ、本老いの松さんにいきました。


三兄弟のお酒、それぞれの個性が光りますラベルも淡い色でとっても可愛らしいです。


お次も59醸つながりのブースへ。西飯田酒造さんの積善は長野県で唯一花酵母を使用しています。カーネーションやひまわりなど、花束とセットで贈り物とかにもよさそうです。


次はどこにしようかとうろうろしてたらミスがいらっしゃいました。毎度のことながらお着物がお似合いです。


素敵な笑顔もいただきました。


笑顔に癒やされむかったのは小諸にある酒蔵さんです。何度か蔵にも購入しにいってます。


お酒の銘柄は浅間嶽です。長野らしい銘柄ですね。


続いてはたぶん初めてのお酒です。御園竹ってなんか聞き覚えがあるなぁとググったら和歌山牧水氏と縁がありました。


定期的に酒蔵開放イベントや試飲もやってるみたいなので、これから要チェックしておきたいと思います。


各々の酒蔵さんの他、59醸としてもブースが出てました。長野のアンテナショップでみた光景が思い起こされます。


このあたりから気ままにうろついて、目にとまったブースに寄りました。私の中でも定番の大雪渓や、


七笑は安定した美味しさです。うんうんこの味好きって思います。


思わずジャケ買いしたくなりお酒もいいですね。


ここ、日本酒だけではなく、クラフトジンもあって嬉しくなりました。仙醸さん、ここもあまり見かけたことない酒蔵さんです。高遠の酒蔵さんでした。


ツバメラベル、素敵です。都内デパートなどでも取り扱いがあるっぽいので今度探してみます。


ちょっと飲み疲れてきたので、目先を変えて泡です。真澄のお酒なんですが、これもうワインにしか見えない・・・ふわっとお米も香りますが、炭酸がきりっとして、飲み口がいいです。


ワイングラスにあうといえば、こちらもですね。


以前、ワイングラスアワードのイベントで見たトロフィーが飾ってありました。


西之門さんは善光寺のすぐそばにある酒蔵さんです。旅行の時寄る時間がなかったのでここで飲めてよかった!


お燗の機械を持ち込んでるところもあります。各ブース特色があって面白いです。


なんかサムライ!って感じのお酒ですね。精米歩合91%ってまるで、食用米のような数字でした。


せっかくなのでお燗してもらいます。お米の味が強く、でも暖めることで柔らかくなってました。


たくさん飲みましたね、最後にもう一度夜明け前飲んで引き上げましょう。


これでもかってくらい長野のお酒で満ちた空間、素敵なイベントでした。

飲んでばかりだったので、千住に戻ってちょっと小腹を満たします。グルメなブロガーさんのところで気になってたお店に寄りました。


店名がまず素敵です。


初めてのお店だと、店頭にメニューがあるのはありがたいですね。


予約なしでしたが、イベントでとった休みをいかし、平日の開店間際を狙ったので、無事カウンターに座れました。


ビールで喉を潤します。日本酒でちょっと喉渇いてたので、ビールが美味しいです。

お通しはなく、メニューからさっそく注文しました。トマトとおかひじきのおひたし、出汁がとても美味しいです。


塩分を欲して蛍いかのおき漬けもいただきましした。このとき5月ですので、旬のホタルイカは見かければマストくらいの勢いで食べてます。


日本酒も飲んだのですが、写真撮り忘れたようです。かっこいい女性の店主さんがきびきび働いていてすごく気持ちのいいお店でした。

リピ確定です。落ち着いた雰囲気でお魚と日本酒気分のときに再訪します。

いつもながら素敵なお店を紹介してくださるブロガーさんに感謝でした。

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メモ

一泊の一人旅がしたいなぁ

9月下旬1泊 3人女子旅 釧路(釧路文学館、阿寒湖、夕陽ノロッコ号)
はじめて行くのでオススメがあればぜひ教えてください

10月半ば 日帰り 仙台ひとりで