2023年11月20日月曜日

東北は暑かった 3

仕事がばたばたしていて更新が遅くなりました。東北旅行記の3記事目は旅程2日目の昼についてです。この日は祭り2つめの青森ねぶた祭りがメインのため、開催の夜に向けて移動をかねての観光スケジュールになってました。

ということで、青森入りし、まずは十和田湖へとやってきました。着いたのが12時20分ごろ、見学時間は約70分です。

 

遊覧船もあるのですが、この滞在時間だとちょっと無理だったのが残念です。でもゆっくり湖畔を散策して目当てのモニュメントを見るには十分な時間でした。水が綺麗ですね。十和田湖は芦ノ湖(箱根)などとおなじカルデラ湖で火山活動によってできた湖です。

湖畔にそって、木の遊歩道が整備されています。散策にぴったりです。


十和田湖で自分的に絶対観たいと思ってたスポットはこの像でした。高村光太郎氏が制作した乙女の像です。制作にあたっては草野心平氏や佐藤春夫氏も後押ししたそうな。なんとも豪華なメンツであります。


本物を観てみたいという願いがまたひとつかなった瞬間です。高村氏の彫刻作品では「手」がすごく好きなのですが、この乙女の像でも手がすごく素敵でした。


台座に刻まれた言葉も響きます。


最愛の妻との出会いと別れ、戦争中は戦争賛美詩を発表し、戦後はそれを悔悟しています。乙女の像は晩年の作品ですので、高村氏の人生と照らしあわせながら読むと・・・はぁーーー。


明星での石川啄木氏との関連や宮沢賢治氏とも関わりがある(高村氏の疎開先が宮沢賢治氏の弟清六方でした)ため花巻ゆかりの詩人でもあるんですよね。今回岩手は盛岡での宿泊のみでしたが、この像を観てますます岩手への旅欲がわきました。

感動にひたりつつ、湖を背にして森林を歩きます。歩いてるほうは暑さに負け気味ですが、緑は元気いっぱいです。


途中に神社があったので参拝しました。十和田神社です。


花手水舎は紫陽花でした。8月頭なので、時期とは紫陽花の時期とは少しずれてますが、涼しげで癒やされます。


江戸時代には龍神信仰もあったそうです。緑に囲まれた立地に背後には湖、確かに龍が降り立ちそうですね。静謐でいい気を感じる場所でした。


そろそろバスに戻る時間を考えつつ、小休止です。湖周りにはお食事どころやお土産ものやさんがぽつぽつあります。その中で、湖がよく見えるお店を選びました。


旦那さんは稲庭うどんをチョイスです。十和田湖は青森と秋田に接してますから秋田名物があるんですね。具だくさんで美味しそうでした。


私は地ビールです。


これがとっても美味しかったです。ちなみにお店、冷房が効かず(おそらく暑さに負けたんでしょう)窓がんがんに開いてます(苦笑)


バスに戻って、冷房に人心地、渓谷の流れを眺めながら奥入瀬に移動へと移動しました。


ところどころスマホの電波が途切れます。


渓流まで降りてみようというところで次回に続きます。


ーーー

めも

11月後半 夫婦で 日帰りバスツアー山梨

2 件のコメント:

  1. こんにちは〜
    十和田神社が何とも
    風情があって、神々しい場所で
    歴史も感じられて素敵です。
    素朴だけれど、重みがある建築物。
    こういう神社が好きだな〜

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    1. こんにちは
      十和田神社の空気、とっても澄んでいて心地良かったです
      贅沢をいうと、もう少し涼しかったら・・・
      紅葉の季節などもいつか体験してみたい場所ですね
      車でないとアクセスが厳しい場所なので、今回ツアーに組み込まれていてすごく嬉しいです^^
      ビールも美味しくいただきました♪

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