初はやはり記憶に残ります 2

父のときは孫がおりませんでした。

これが父と母の大きな差のひとつであります。

闘病中も葬儀の際も、姪っ子ちゃんがいてくれたので癒されたし、笑顔になることができました。

出産の時、母も入院中でした。

なので、ネタばらししますとこの記事（http://rkoubouseisaku.blogspot.com/2018/12/blog-post_28.html）は外出許可を取ってのお出かけだったのです。

これが、11月のこと、12月にお宮参り、そして2月にお食い初めと初節句という感じにつながっていきます。

お食い初めと初節句はさすがに外出するなんて無理だったので、私と家人が親代わりで出席しました。

弟夫妻は弟が1日有給をとって、2日ほど前入りしてくれたのでみんなでお見舞いをし、

購入してきた歯固めの石を使って、簡易お食い初めをしたりひなまつりを祝ったりと楽しいひと時です。

姪っ子ちゃんを抱っこして嬉しそうに笑ってました。思えば、ここまではっきり意識があったのはこの日が最後です。

次の日もお見舞いに。前日と違い、母は意識も朦朧としていて、ほとんど1日中寝てました。でも姪っ子ちゃんの声だけには反応する母です。

この日は私のバースデー前日とあって弟夫妻がケーキを買ってきてくれてました。

弟はシュークリームを2個食いです。スイーツ男子を目の当たりにしてちょっと慄く私でした。

そんな母の思いを背負ってのお食い初め、初節句の後半です。

大人のお料理は節句に合わせた献立にしてもらったそうです。前菜からしてとっても華やかで、なんと雛あられまで添えられています。

ホテルの和食どころとあってお料理も安定したレベルです。ホタルイカの沖漬けとか日本酒が欲しくなりますが、この後また病院に寄る予定でしたのでノンアルです。

お椀も上品なお味でした。あ、そうそう、姪っ子ちゃんのお食い初めのお料理も大人たちで美味しくいただいております。

福のお裾分けをいただいているようです。

焼きものはタケノコでした。今年初です。菜の花やホタルイカ、そら豆は他所でいただいてましたが、タケノコは初もの、これまた縁起がいいです。

お料理は続きます。ここで金目鯛の煮つけが出たのですが、あえなく撮り忘れです。

なぜなら一度静かになった姪っ子ちゃんが再度ぐずり始めたので、大人たちはおろおろして食べるどころじゃなくなりました。

カニもいつ出てきたんだというくらいだからお察しください。

〆のご飯はとっても可愛いちらし寿司でした。器も蓋を取ってしまいましたが、丸くて鞠のような形をして、より一層可愛さを引き立てています。

器も食事の楽しみのひとつです。

デザートはこれがコースの通常のものです。プリンよりとなりの大きなイチゴが目をひきます。

品種をお伺いしたところスカイベリーだそうです。

通常のとつけたのは姪っ子ちゃんのお祝いでイチゴのホールケーキが出たためです。

丸い形はプレートがのっていて名前が書いてあるため、切り分けたもので失礼します。

前日のひな祭り＆バースデーに続き、ケーキが連続で登場しました。

超辛党（酒とわさびで日本酒がのみたい）な私の日常では珍しい…めったにないことです。

我が家からはお祝いとお洋服のプレゼントを渡しました。

今回はミキハウスをチョイスです。重ね着をしているように見えますが全部つながっていて「重ね着風」なロンパースになっています。

子供服って毎回買うのが楽しくて、楽しくてすっかりはまってしまいました。

姪っ子ちゃんのギャン泣きには慌てましたが、それ以外は終始和やかな会となりました。

この後は予定通り、病院に寄り、家人や義妹ちゃんのご両親にも母を見舞うってもらうことができました。

親代わりはプレッシャーもありますが、精いっぱい努めたいと思います。

次の姪っ子ちゃんの初が今から楽しみです。次はなんでしょうかね？