2018年2月28日水曜日

それで、どこまで書いたんでしたっけ

台湾の日記を書いていたらいつの間にかバレンタインが過ぎ、誕生日を迎え、平昌オリンピックが閉幕し、東京マラソンも終わっていました。

明日からは3月、天気予報を見た限りでは春の嵐での幕開けとなりそうです。

帰省した際の外食から再開します。

館林にあるとんかつの「福よし」さん、2月3日の節分の夜に訪問しました。ここも昔から家族で利用しており、結婚前の顔合わせをした思い出深いお店です。

この日は知り合いの方が急逝して、急遽お通夜に出席した帰りだったので喪服での訪問でしたが、法事なども対応しているここならさほどうくことはありません。


私は瓶、母はお茶でしんみり献杯しました。とんかつのお店ですが、おつまみメニューも充実しています。

また、豚だけでなく牛ステーキも美味しく、母はそれ目当てで食事に来ることも多いそうです。


小さいころここでブーブーランチという車型の器に入ったお子様ランチをよく食べました。

デザートのメロンも好きでしたが、今はアレルギーになってしまい食べることが出来ません。


大人になった私はお酒を楽しみます。種類は少ないですがビールから日本酒、ワインと一通りそろっているのが嬉しいです。


私のビールコールと同時に母が発注したのが子持ち昆布と白子ポン酢の二品でした。

絶対頼むんだろうなぁという予想が当たった瞬間です。子持ち昆布がすごく肉厚です。

子持ち昆布と数の子は母の好物なので家でもよく食べます。なので自分も市場で子持ち昆布1枚買ってきて塩抜きしていたら家人に驚かれたことがあります。ナマコさばいたり、でかい子持ち昆布と格闘してたり毎度申し訳ないです。


いろんなお店で食べ比べしている塩辛、こちらもマイルドなお味で美味しかったです。柚子皮がよく合います。


馬刺しもよく頼むメニューのひとつです。会津で食べたような赤身の馬刺しはさっぱりとしていますが、旨味がぎゅっと凝縮されています。


福よしさんでワインを初めて頼んでいました。短い足つきのグラスが可愛らしいです。

母には「ここでワインを飲んでる人なんてみたことない」と言われましたが、その何分か後に来店したカップルの男性のほうが赤ワインを頼んでいました(笑)


そんな母は運ばれてきた赤ワインにこっそり笑って、のんびり飲んでいる娘をよそに〆にミックスフライの定食を食べておりました。


向かい側からの撮影で分かりにくいですが、海老がものすごく大きいです。定食にはごはんと豚汁がつきます。

しんみりした空気でしたが、思い出話をして少し元気が快復しました。



2018年2月27日火曜日

旅の思い出はお土産でより一層深まります

台湾の旅行の日々を書き終えました。いつか再訪する時のことを考えて備忘録になればと思います。

さて、補足でお土産についても記録しておきましょう。

食べ物のお土産はなんといってもカラスミがメインでした。母も私も大好物です。


お値段は500元(1元=約3.8円)です。長崎あたりのいいものを買おうと思うと7000円以上しますので、かなりお買い得だと思います。

購入したお店は二日目に訪問した油化街の永久号さん。友人知人からの情報やネットでも好評でしたのでここで買う!と決めて行きました。

塩気が強すぎず、ねっとりとした舌触りでとても美味しかったです。ぜひまた買いたいと思ったお品でした。しかし、これを二パックはやっぱり食べ過ぎです、母よ(苦笑)

余談ですが、日本三大珍味のカラスミ、もとは紀元前のギリシャや古代エジプトが起源で日本には安土桃山時代に中国を介して伝来したそうです。

食べ物第二弾は職場へのお土産に買ったパイナップルケーキです。台湾のお土産としてはとてもメジャーで、ネットを検索すると食べ比べ記事などがヒットします。

私は2日目のツアーで案内されたお土産もの屋さんで購入しました。

10個入りで、3つ買うと少しお得になります。パイナップルケーキも色々なところで見ました。ツアーのガイドさん曰く、安いものには冬瓜が混ぜてあり、パイナップルの比率が高くなるほどお値段も上がるそうです。

こちらのものはパイナップル100%がウリ、パッケージも台湾ぽいデザインで可愛らしかったです。

職場の方に感想を伺ったところ、ずっしりして食べごたえがあり、味も美味しかったとのことでした。

食べ物のお土産といったら現地のスーパーも探し甲斐があります。台湾では日本のメーカーの製品も多数売られていましたが、こんなものを見つけました。

おなじみほんだしの貝柱風味です。母に渡しましたが、まだ未使用とのこと。おうどんや炒め物に使う予定だそうです。


お茶も気になりましたがお家にストックがあったので今回は購入せずです。そのかわり、お茶関連で便利なグッズがあったので購入したものがあります。

携帯用のお茶ボトルです。茶漉しがついてるというのが珍しくて買ってみました。

買ってきた物の写真では分かりにくいかと思い、ネットで見つけた詳しい記事を転載します。楽天やアマゾンでも「台湾 お茶 ボトル」で検索するとヒットします。

あとは、ツアーで行った「大山茶芸教室」さん(http://shop.ocha.tw/)でもネット通販可です。私は大山茶芸教室さんのお茶セミナーの後で購入しました。



下部分から茶葉を入れ、蓋をし、上からお湯やお水を注ぎます。以上です(簡単)

烏龍茶やプーアールはお湯を注ぎたしてかなりの回数飲めるためとても便利です。

食べ物以外で、気合を入れて買い物したのは故宮博物院のミュージアムショップでした。普段から美術館へ行ってもいろいろ買いますので念願の白菜と肉形石を見た後となっては購買意欲もむくむくと湧き上がります。


このチープな感じが何とも言えません。職場のキーにつけています。家人には紐が緑のバージョンを買ってプレゼントしました。

ストラップは色々なバリエーションがありました。こちらは白菜と肉の2個セット。弟夫婦にでも渡そうかと思います(弟にすごく馬鹿にされそうなのが懸念です)。

小さな鈴がついていてちりんと微かに音がします。


クリアファイルは仕事で何枚あっても困りません。こちらもたくさんの種類があり迷いますが、それでも白菜は外せません。

何枚かセットになっていたので同じ係の方にお土産で渡しました。


後は女性らしく綺麗で華やかなものをチョイスしました。こちらは3層になっているので使い勝手がよさそうです。


中華っぽいお花、ピンクで春らしいです。女性に書類を回すときに使うと喜ばれそうな感じがします。


プラス、ウケ狙いというかインパクト勝負なミニノート!


これでメモ回したら怒られるかもしれません。こっそり自分用のメモで使用します。

あとはDFSで母に頼まれたエスティローダーの化粧品をいくつか購入してフィニッシュとなりました。

これで台湾は本当に締めくくりとなります。

ストラップやクリアフォルダを使いながら思いだしにやにやしている私です。

2018年2月26日月曜日

ここにきてこれ?が良い結果となりました

台北市内でのラストごはん、昨夜が夜市、今朝がローカル店だったので、少しちゃんとしたお店で食べたいねと意見が一致しました。

華山1914にも中華料理やさんがあるというネット情報を見つけたので探してみましたがありません。

インフォメーションで尋ねると残念ながら閉店とのこと、駅方面に戻ってどこか探すことも考えましたが時間が勿体ないかなぁとあれこれ考えているときにふと目に入ったお店があります。

文創区にあるし、みるからにお洒落だし混み過ぎていないしということで入店してみました。


ナイフとフォークにお久しぶりですと声を掛けたくなります。はい、唐突ですがここに至ってイタリアンです。

台北市内、日本やその他各国のチェーンなどはありましたが、個人経営のイタリアンやフレンチ、ビストロみたいなお店はほとんど見かけませんでした。

結構ちゃんとした星つきホテルであればお店もあるようです。

台北でのお酒がビールばかりで、そろそろ別のお酒に飢えていたのでうれしいです。

コンビニやスーパーなどでワインは売っていましたがちょっと割高でしたので、この銘柄をこの値段で買って飲むのはなぁ…だったのです。


お店で飲めるのは嬉しい限り、この雰囲気なら美味しいものが期待できそう、という訳でグラスの白で乾杯です。

シャルドネでした。美味しいです。(期待しつつもちょっと心配だったのでかなりほっとした。)

お店は「Piccola Botega」さん。あとでガイドブックを見直したら掲載されていました。

観光客というよりは地元の若者に人気のようです。勘違いかもしれませんが私たちの後に男女5人くらいのグループが来店していて、ここ来たかったんだよね~みたいな空気でした。大学生くらいの子が代官山とか表参道の流行りのお店に行くみたいなアレです。


テーブル担当の女性のスタッフさんがとても可愛らしかったです。注文など頑張って聞いてくれ、ワインを頼むと珍しいのかすごく嬉しそうにしてくれました。

ドリンク担当の男性もすっごく真剣にワインを注いでいて印象的でした。

お食事はパンがお通しのようです。前菜にカプレーゼ、そういえば生野菜も久しぶりでした。

都内で食べる味と遜色なかったです。途中オーナーさんと思われる方が来てカウンターで週末のメニュー作りのような作業をしてらっしゃいました。


メインはラムです。結構な量だったので分け合って食べます。黒いお皿や木のプレートと小物も素敵でした。


火入れもちょうどよく見事なレア!ワインが進みます。最終的に私が3杯、家人が2杯呑んだので、ボトルでもよかったかもしれません。


家人がメインに選んだのはカルボナーラでした。平打ちのパスタにソースがよく絡んでこちらも美味しかったそうです。


中華料理尽くしの予定がイタリアンになりましたが、帰って思い出に残る食事となりました。

食事の後はこちらのセレクトショップでお土産に可愛らしい食器を購入しました。


飛行機の荷物に入れると言ったらがっちり包装してくれて、本当台湾の方は最初から最後まで親切です。


エクスプレスで台北から空港へ、手続を済ませたらお疲れ様のビールです。

人心地つきまして、お土産もの屋さんをちらっと覗きましたが、特段買い足すものもなく、搭乗ゲートの方へと進みました。

免税店では母に頼まれていた化粧品を購入します。これでもう台湾でのミッションは完了、あとは飛び立つばかりですが飛行機は1時間遅れです。

あ、台湾は基本室内禁煙ですが、 搭乗ゲートの真ん中あたりに喫煙スポットありました。屋外です。


一服してもまだ余裕があります。イタリアンが美味しかったので空港での食事はなしにしようかとも思いましたが、1時間遅れを受け、済ませてしまうことにしました。

私の目的はこっちです。


お食事もしましたが、美味しくないわけでは無いけれど、やっぱり市内のお店と比べるとやっぱり空港だから、みたいなものです。



何事も経験です。1時間遅れた飛行機ですが、追い風を受け、1時間の遅れを取り戻して着陸しました。


行きより心の余裕があったので〆のビールを機内で頂いております。

21時半過ぎに成田に着陸、そこから移動や手続、荷物のピックアップを済ませて成田発の電車に乗れたのが23時2分、家に辿りついたのは終電ぎりぎりでした。

追い風じゃなかったら終電には間に合わなかったかもしれません。

次の日から仕事だったのでかなりひやひやしていました。

荷物をざざっと片付けて就寝し、3時間ちょっとで起床、出勤!遣り切った感があります。

以上、2泊3日の台北旅行でした。

買ったもの等はまた後日~~

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おまけ

かなり柑橘を感じました。

後ろの文庫のタイトルには焼き餃子が含まれておりますが、合うかしら?


2018年2月24日土曜日

ビールの標記が中国語で適当に指したらヒューガルデンでした

地上に舞い戻りました(厨二的表現をしてみたかっただけです)。この日は台北101と台湾のリノベーションスポット華山1914文創園区を予定していましたが、時間を見ると余裕があります。

なので周辺の観光スポットを巡ることにしました。

台北101には高級ブランド店が多数出店していましたが、その周辺もハイアットがあったりと街全体が上野・御徒町のような印象の台北の中でも整備されている感を強く感じました。

やってきたのは中山公園にある國父記念館です。台湾創建の父である孫文を讃えて生誕100年の折に建てられました。


観光客は中国の方が多いように感じました。また、若い子たちがダンスの練習を行っていたりと、地元の方がごく自然に利用する広場にもなっているようです。


そんな雰囲気は2日目ツアーで訪れた中正記念堂に似ています。

あちらは蒋介石さんの銅像でしたが、こちらは孫文さんの銅像があります。

衛兵さんはこちらにもいらっしゃいました。因みに、行きませんでしたがこの公園内にも足つぼロードがあるそうです。

孫文さんを撮影して見学を済ませ、次に向かったのが松山文創園区です。訪問を予定していた華山1914文創園区同様、こちらもリノベーションスポットとして人気があるそうです。


日本統治時代にタバコ工場として稼働していた建物を利用し、さまざまなアート展やショップを有しています。

木々も多く、散策しているだけで気持ちがいいです。


結婚式のフォトを撮っていたりと地元の方にも人気のスポットなのだと思います。


建設中の台湾ドームもちらりと屋根が写っています。


台湾のアーティストさんのグッズを取り扱っているショップもありました。

可愛い小物から洒落の効いたものまでいろいろあります。時間があればゆっくり見たかったのですが、そろそろ次に移動しなければいけません。


華山1914文創園区へと赴きました。国内外のアート展、ショップ、レストランなどが揃う地元の若者にも人気のスポット…代官山的位置づけというのが分かりやすいかもしれません。


建物自体は古いですが整備されていてとてもきれいです。


見学前にちょっと休憩することにします。こちらのカフェは日本にも展開しているお店です。渋谷にあります。

3Dプリンタやレーザーカットが使用でき、作品が展示されていました。撮影禁止なのが残念なくらいお洒落なカフェでした。ブルックリンスタイルのインテリアかなと思います。

そんなお洒落空間でアイスカフェモカを飲む家人の向いでヒューガルデンを呑む私です。店員さんがびっくりした顔してました。でも、だって華山1914はもともと酒工場ですから飲まないといけません。


一息ついて散策に戻ります。ポップな展示がたくさん!


一世を風靡したこちらの展覧会も開催されていました(笑)映画も観ていないのに台湾で遭遇するとは驚きです。


ぐるーっと一周してショップなどを覗きつつ、いつの間にかお昼の時間です。

台湾最後の食事はフライトの関係で空港でということになりそうなので、台北市街でのごはんはこのランチがラストになります。

さて、何を食べましょう?