2023年6月30日金曜日

美術鑑賞とごはん会でした

6月の終わりが見えてきた今日この頃、湿気で夏バテしてます。

ブログの時系列は4月の半ばです。いいお天気の日にごはん会メンバー三人で美術展とランチしてきました。

日比谷線利用で六本木からてくてく歩いてくることが多いのですが、今回は直結の乃木坂からきましたよ。便利ですね。道すがら、今回の企画展のポスターが並んでます。

 

ご近所さんとは駅、仲良しさんとは館内でそれぞれ合流しました。晴れてたので、ガラス張り壁から差し込む光がとっても綺麗です。

見上げるといつも素敵なグルメの記事をあげているブロガーさんの行きつけのレストランがありました。行ってみたいレストランのひとつでもあります。今回のごはん会でとも思いましたが、あまりコース料理っていうメンバーじゃないのですよね・・・。今後旦那さんでもランチにさそってみましょう。


さて、本題の美術話に戻って、今回の企画はルーヴル!しかも愛に焦点をあてた展示です。さすがに人気の「ルーヴル」日時指定ですが、指定時間よりちょっと前に到着したら入場には待ち列ができてました。会場内はそこまで混雑してないです。

中は4部構成で最後のお部屋が撮影可能でした。何枚かアップします。
まずは今回のメインビジュアルのひとつです。メインが撮影可なのは嬉しいですね。


愛の神様アモルとプシュケの最初のキスが描かれています。羽や布の描き方が巧みでした。

こちらも神話からの一枚、アポロンとキュパリッソスです。画家はクロード=マリ・デュビュッフ、こうした神話や宗教の絵だけでなく肖像画でも人気だったそうです。


タイトル見れば、これはどんな愛の結末なのか即理解というのもあります。


文学作品からもう1枚、ダンテの「神曲」地獄篇を描いた作品もありました。画面右の赤い帽子にフードがダンテです。


画面左の男女はパオロとフランチェスカですね。フランチェスカは政略結婚の後、夫の弟パウロと不倫してふたりそろって夫に殺されました。情欲の地獄でダンテは何を思うのでしょう。

悲恋多いな・・・アビドスの花嫁は額装もすごかったです。高級官僚の娘と海賊(兄?いとこ?でもある)の恋が描かれ、娘は政略結婚させられそうになりって、いつの時代もこういうストーリーあるものですね。


撮影禁止ですが、今回は有名作の「かんぬき」も来日してました。一度は観てみたいと思ってた作品のひとつがみれてこれだけでもチケット買ったかいがあります。

仲良しさんは大昔にルーブルで観て、今回の企画展作品で唯一見覚えがある「かんぬき」だったとのことです。

いやはやそれにしても・・・古代神話や風俗画、いろんな愛があるわけですが・・・いや素晴しい絵画ばかりでさすがルーヴルだし、圧巻なんですけども、なにせはだけてる絵が多くてちょっと息切れしたのはここだけの話です(苦笑)

ゆっくり1時間半くらい鑑賞しました。ランチの予約時間にあわせて退館します。


外から見る国立新美術館が好きです。いつもはこれを真っ先に観たくて、六本木から歩いてきます。


入り口の看板もしっかり目に納めて、ランチは牡蠣好きなご近所さんのことを思いオイスタバーを予約しておきました。


ご近所さんは無類の牡蠣好き、仲良しさんは牡蠣✕なので、他のお料理もあるとうのはお店選びの際の重要ポイントとなります。このお店はその点◎です。私?私はお酒があれば基本どこでも。この店舗と銀座コリドーを何度か利用してます。


オーダーはお任せして、ビールチェックしました。選んだのはブルックリンラガー、乾杯です。


お通しはアオサのスープでした。最初に温かいものを胃に入れるとほっとしますね。


さぁ、ご近所さんには牡蠣を召し上がっていただきましょう!何個でもいいのと嬉しそうでした。


ちょこちょこつまめるものがあるのいいですね。



これはビールよりワインがいいかなということで、ボトルいれました。


牡蠣はじめ魚介メニューが多いですが、お肉も美味しいです。


だいぶ飲んでしまいましたが・・・あ、私ひとりではなく、仲良しさんとふたりで飲んでますよ!


サラダの野菜の鮮度もいいです。個人的にマッシュルームがテンション上がります。


パスタは仲良しさんのリクエストでワタリガニでした。


ご近所さんは牡蠣おかわりしてます。ほんと牡蠣ラバーですね。


ワイン飲み干したので、パスタをシェアするおふたりをながめつつ、ジントニックをラストの1杯にしました。


ランチの後は私がカゴバッグを新調したポップアップのお店(この記事:https://rkoubouseisaku.blogspot.com/2023/06/blog-post.html)をご案内したり、ヒルズを散策して解散です。

休日だと、ごはん以外も三人で楽しめるのがいいですね。末永くこの会が続きますように。

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メモ

7月後半 神戸1泊2日 ひとり旅

8月前半 東北2泊3日 夫婦旅行

2023年6月28日水曜日

雨でも出かけます

春のぼたん苑を観に行こうと旦那さんを誘ってまして、ならせっかくだからまだリニューアル後を体験していない(私は体験済みでしたけども)西洋美術館も寄っちゃいましょうということになっていた休日でした。

あいにくの雨で、しかもちょっと強めではありますが、なかなかお休みもあわないし、何よりチケット購入済みでしたので決行します。

 

ぼたん苑は外ですが、美術館はインドアですものね。この時の企画はブルターニュでした。同時期に新宿のSOMPO美術館の企画もブルターニュだったは偶然でしょうか。SOMPOは観に行けなかった・・・残念です。というか企画展がふたつ同時開催できるほどの関連作品があるってすごい!芸術家に愛された土地ということが察せられます。

ブルターニュときいて私がイメージする色が青、企画展のエントランスを飾るこの色そのものだったので期待が高まりました。断崖と海、水と深い自然の織りなす地です。

いくつか撮影OKの展示でした。モネが描いたブルターニュの風景、のびのびとしたタッチ、柔らかくい中に自然の厳しさも感じます。

同じモネで海を描いた同年の作品ですが、まったく印象が異なります。


一等好きな画家であるゴーガンもブルターニュと関連深く今回12作品が展示されていました。やはり素敵です。もう、これだけでも観に来てよかったと心で喝采をあげてます。


タヒチを描いた作品のぐわっとした情熱的な印象から、少し落ち着いたというか洗練されたような、画風とか色使いが確立された感じです。あ、素人の個人的な感想なので、的外れの可能性大であります。


シャルル・コッテの作品はあまり見たことがありませんでした。海で命を落とした漁夫と、それを悼む人びと、生きてる人間と死んでる人間の描写がすごい対比的で興味深いです。


リュシアン・シモンの描いた祭りの光景はあかるく楽しげな雰囲気が伝わってきます。今にも喧噪や演奏がきこえてきそうです。


ブルターニュには日本人の画家も赴いてますね。黒田清輝の作品、所蔵がアーティゾン美術館です。ここも最近行けてない・・・今やってる抽象画の企画展が気になります。


場所に焦点をあてた展覧会も楽しいですね。いつか現地を旅してみたいものです。

外に出ると雨も少し小降りになってました。良かったー、朝のような降りだったら諦めるところでしたよ。ということで、春のぼたんを堪能しましょう。


ふわっふわに花開いたぼたんでいっぱいでした。



春はお花の季節ということで、ぼたん意外のお花もたくさん楽しめます。








モッコウバラも満開です。


雨のぼたん苑は風情がありますが、こいのぼりはちょっと、いやかなり残念というかシュールでした。鯉というよりめざしかししゃもです。


五重塔を入れるとかっこよい写真がとれます。


東照宮にお参りして、ぼたんのハンコがつく御朱印を今回もゲットしたました。さて、いよいよ雨もやんできたので、飲みもいっちゃいますか。今回はアメ横方面まで移動し、ビールが美味しいこちらにします。


ビール会社の運営はまちがいないですね。蒸し暑かったので、冷えたビールをぐびぐびいきました。


上野らしくコースターにはパンダ、こういうちょっとしたおもてなしが好きです。


旦那さんのビールももこもこしてました。


おつまみもたのみましょう。ここのお気に入りメニューのひとつ、ジャンボなめこです。


季節メニューの春キャベツも注文しました。塩気にビールがすすみます。


ソーセージも美味しいですね。


お客さんひっきりなしです。海外の方もおおく、インバウンドの回復を感じます。


いいだこと小エビのソテー、魚介のメニューも美味しいですね。


〆に私は白ワインを、写真ないですが、旦那さんはランチメニューのカレーとハヤシのハーフ&ハーフで〆てました。


雨にも負けずで出かけてきてよかったです。絵もお花も綺麗だし、美味しいビールも飲めて、心は晴れ晴れな休日でした。

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メモ

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