2023年10月30日月曜日

文学と灘の酒をめぐる 神戸1泊2日の一人旅 5

 神戸の旅の記録5つめの記事です。スタンプラリーの終着点として神戸文学館にたどり着きました。

企画展示で今回巡ったスポットなどを復習します。ピックアップされていた文豪は8名です。

泉鏡花、森鴎外、小泉八雲、田山花袋、堀辰雄、徳富蘆花、吉川英治、内田百閒、幸田露伴、井伏鱒二(敬称略、順不同)

行けなかった西周りのスタンプスポットや文豪との関連などもここで確認できるのがよいですね。次回訪問時の指針にします。

いったところについてはより深く知ることができました。


文豪パネル全部写真アップしたいけど、長くなるのでやめました。なので、おひとりピックアップします。

旅行記なので、旅好き、電車好きなこの方を選んでみました。内田百閒氏です。阿房列車の書き出しは有名でしょうか。『なんにも用事がないけれど、汽車に乗つて大阪に行つて来ようと思ふ』(第一阿房列車、内田百閒著)。出かけるとついつい、ちょこまかしくあっちもこっちもと観光してるので、いつかこれくらいおおらかな気持ちでいで旅したいものです。

今風にいうところの乗り鉄な百閒氏、当時の鉄道事情なども知ることができます。三ノ宮とか自分が今回利用した地名をみられるのも楽しいです。


企画感謝の声を、ご自由におかきくださいノートにしっかり書いて退館しました。

さて、これで大きな旅のイベントをこなしたので、ちょっとペースダウンしましょう。駅にもどり電車で移動して、JRで六甲道の駅からタクシーです。さすがに体力すり切れてきたので、最寄りから歩くのはやめました。

駅からタクシーで、5分くらいです。酒蔵です。1日目にいった魚崎より少し神戸よりの酒蔵エリアにあります。


門構えが立派!ここも見学施設やショップ、レストランを併設している観光客にひらけた酒蔵さんです。


入ってすぐにパンフレットが、なんとかなりの多言語展開!海外ねらってますね~ひろめてほしいです、日本酒!


敷地内はすごく手入れが行き届いていて綺麗でした。



写真スポットもばっちりです。


ミニ田んぼまでありましたよ。


お昼どきのピークは過ぎてましたが、ちょうど満席(月曜なのにすごい)で、10分くらい待てばOKということで、先に売店で試飲やらお買い物してから戻りました。


櫻正宗さんもでしたが、レストランもかなり本格的でびっくりです。


まずはぷはっとビール!泡も文句なしのいい生ビールでした。サーバ管理をちゃんとしてる証拠ですね。


日本酒は飲み比べでいただきます。


こちらの3種でした。全体的にきれいな味わい、フルーティーと端麗のバランスがよいお酒です。


お造り盛り合わせもいただいました。神戸はお魚も美味しい・・・最高です。


煎り酒とお醤油の二種でいただきます。至福の時間です。


ここまできたら季節限定も飲みたいですね。すっきりきりっとした夏酒でした。


酒蔵レストラン、こちらも大当たりです。

神戸に住みたくなってしまいます。

2日目の後半は次の記事です。

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おまけ

鮎の季節が終ってしまうと嘆いていたら、地元の方に加工品ならここがオススメだよっていうお店を教えていただいたので早速取り寄せてみました。


甘露煮は身が大きく卵の入りもぎっしり、期待以上です。甘さもそこまで強くなく、わさびや山椒、柚子胡椒などもあいました。


昆布巻きはお初です。鮎の昆布巻きは初めて食べます。まだ食べてないのですが美味しかったらお正月用にもう一度取り寄せようと考えているお品です。

10月ももうラスト・・・年末がすぐそこですね。

2023年10月26日木曜日

文学と灘の酒をめぐる 神戸1泊2日の一人旅 4

神戸二日目です。この日は旅のきっかけであったゲームコラボのスタンプラリーに取り組みました。

対象のスポットは8つですが、6つでクリアになります。というか成功報酬引き換え所の神戸文学館がはいっているので実質5箇所でクリアです。


1日目にクリアしたのは、倚松庵のみですので、張り切ってまいりましょう。

朝ご飯のコーヒーと緑茶でカフェインチャージ(普段も食べないので、旅行中も特段の理由がない限りカフェイン1択です)、水分もって、塩分補給の塩タブレットも昨日買い足したのをしっかりもってチェックアウトし、歩きます。

身軽に動くため、荷物を駅に預けてしまおうと新神戸駅近くのポイントからまわることにしました。ホテルからは歩いて25分くらいだったでしょうか。生田川沿いの歩道にあります。

 

處は処の旧字体です。おとめづかでんしょうのちと読みます。大和物語は平安時代に成立した物語です。


生田の妻争いは147段に記されています。


ゲームコラボで縁の文豪とピックアップされたのは森鴎外氏です。鴎外氏は明治に戯曲「生田川」でこれを題材としました。

あまり目立たないスポットですが、お花やお酒のお供えをみると地域の方からはしっかり認知さらていることがうかがえます。

ここから川沿いを歩いてすぐか新神戸駅です。初日は地下鉄に直行したので、こうして外観をみるのは初めてであります。


ロッカーは比較的開きがありました。荷物を預け入れて、次にすすみましょう。

電車でひとつ、ふたつめの県庁前までいき、そこから徒歩10分かからないくらいの場所でした。

本日2つめはこのセンターの敷地内にあります。ちょうどこの真後ろあたりです。


これはわかりやすいですね。ピックアップされた文豪はいわずもがなです。この方もわりと引っ越し回数が多いので縁の地や旧居にいきあたります。


英語での解説もありました。さっこんのスマホやアプリは便利でかざすと、さくっと訳してくれるので助かります。


3つめへは歩いて移動しました。ここが一番わかりづらかったし、なんか気まずかった・・・というのも、


敷地内のこんなところにあるのですよ。スタンプラリーのアプリ位置情報はもちろん、外で認識してくれるけれど、写真とってる姿は不審者です。猛暑で人通りが少ないことにこの時ばかりは感謝しました。

ピックアップされた文豪は田山花袋氏です。
花袋氏は地元に近い館林に記念館があり、何度かいったことがあります。最近ご無沙汰なので、久しぶりに館林も行きたいですって話しがそれましたが、氏の代表作のひとつ「蒲団」に登場するヒロインが神戸女学院のご出身でした。


ささっと写真をとって、こそこそ移動しましたが、余計に不審者だっかかもしれない・・・


ここから神戸のお買い物拠点である元町エリアに移動しました。4つめ11時の開店前だったので、チェックインだけしたのがここです。

神戸はお菓子も有名老舗がずらりそろっています。こちらも全国区ですね。縁の文豪は堀辰雄氏でした。


堀氏は昭和7年に神戸を訪れ、その際立ち寄ったこのお店のことを「旅の絵」という作品に記しています。

外観見つめていたらやはり中も気になってきたので、スタンプラリー後に戻ってくることにしました。

元町エリアには南京町(いわゆる中華街)もあったので通ってみましょう。まだ開店前でしたが。横浜ほどの規模ではないようですが、雰囲気あります。


この自販機がよかったです。かわいい。パンダは正義。



はい、これで、1日目の倚松庵と合わせて5箇所クリアしました。あとは神戸文学館にいけばOKです。ちょっと歩き疲れてきたので、このデパートの1階にあるカフェバーで休憩することにしました。


イタリアンバールでテラスもありましたが、少しでも涼しい場所にいきたくて店内です。


内装が凝ってて素敵なお店でした。自分までちょっとしゃれた人間になったような気分になれそうですが、実際は歩き疲れて汗かいてへばってます。


スタンプラリー達成(気が早い)を記念してイタリアビールで一人祝杯をあげます。冷えたビールでリフレッシュできました。


目標達成して心に余裕ができたので、ここからはゆっくりいきましょう。デパートの裏にあるお店でお買い物しました。子ども服~~♪


ここのお洋服は姪っ子ちゃんへのプレゼントで定番になってます。本店はディスプレイも凝っててすごく可愛くてビックリしました。ブランドの歴史を垣間見ることができます。


えー、うそー、かわいいと大人も夢中になる空間です。



限定グッズもありました。完売がでるほど人気があるのはさすがです。


迷ってトップスとタオルハンカチにしましたよ。タオルハンカチは色違いで自分用におそろい購入しました。


配送してもらい、お土産ミッションもこなしたところで移動します。灘といっても酒ではありません。


スタンプラリーのゴール地点ですね。


坂を歩く足も弾みます。



建物がすごく素敵!神戸きてから和風の建築物が多かったので、ここにきて洋館は神戸っぽさを感じます。元は関西学院のチャペルだったそうです。


なんと入場無料っていうから驚きでした。スタッフさんにスタンプラリーできた旨お伝えして、記念品をゲットしたあと企画展を鑑賞します。常設展は撮影禁止ですが、企画展のパネル・解説は撮影可でした。


ここまでもコラボ企画でパネルはみてますが、ここまで数揃っているのを見るのは初めてです。作品解説もすごく丁寧でわかりやすい!写真なども豊富でした。


逆サイトからも撮ります。


長くなってきたので、いったんここまでです。

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おまけ

私は東周りでスタンプラリーしましたが、西周りのミッションもありました。

次回神戸にきたら、このスポットや洋館巡りを中心に計画たてます。

あ、日本酒も組み込みたいです