2023年7月27日木曜日

美味しいものが食べたくなる映画も好きです

某つぶやきSNSから青い鳥がいなくなってしまいましたね。そのことについて歌人の俵万智さんが読んだ短歌がと話題になっていました。

どんなのだろう読みにいって本当に素晴しく感動した次第です。

旅行記を書きつつ、啄木氏の句に改めて感動して、明星やホトトギス派の俳句や短歌を読み返してたのですが、プロや名人、名を残すひとの言葉選びや表現力って感嘆します。

 さて、北海道旅行が終わり、GW最後は5/6は出勤して5/7はまたお休みという飛び石でした。

そんなお休み最終日は都内でまったり楽しみつつ、買い物や用事を済ませることにしましょう。

朝一でヨガいって、皮膚科・眼科と周り、ようやくひと心地つきつつ、映画をみます。


単館系の映画も割と好きです。とくにヒューマンドラマやドキュメンタリーとかは単館上映のものが好みのやつが多いかもしれません。今回はこちらを鑑賞しました。


フランスの映画で、実在するシェフのカトリーヌ・グローじゃんが始めた活動が題材となった作品です。


映画館オリジナルのビールを飲みながら鑑賞しました。IPAのほどよい苦みが美味しかったです。


料理がテーマの一つではありますが、高級料理店で美しく美味しいものがばんばん出てくるという内容ではありません。移民という社会問題に絡めつつ、完全ハッピーエンドでもないけれど、前向きになるようなストーリーがよかったです。

いい映画だったなーと余韻に浸りながら、お買い物や配送の手配などしつつ、合間に・・・


銀座駅構内の地下通路にあるアンテナショップ的位置づけなこちらも初訪問以後、よく利用する休憩場所のひとつです。


ようやく全部終ったころにはすっかり午後のいい時間になってました。GWも最終日でそんなに天気も良くない午後なので空いてるだろうと築地にいってみたら予想があたりです。

外観撮り忘れたので、以前とったあんまり天気よくなかった時の写真を使い回しでおいておきます。


本日3度目のビールです。板さん曰く、GWやばかった・・・昨日今日でようやく落ち着いたとお疲れ気味でした。


ささっとおつまみも出していただきます。子持ち昆布にアワビの肝、マグロ煮の玉ねぎ醤油添えとお酒がすすむラインナップですね。肝系は苦手ですが、積極的にオーダーはしないけど出されたら食べるで苦手克服チャレンジ中です。


日本酒(一ノ蔵)にしました。日本酒飲む時はしっかりお水も飲みます。


お刺身は鯵、カツオ、ヒラメです。


北海道もですが、馴染みのお寿司やさんで食べる魚貝も格別ですね。北海道の塩辛が美味しかったと話たら「うちの塩辛も美味しい」とちょっと張り合いながら出してくれました。


焼き物はねぎまです。鳥のも好きですが、マグロのはもっと好きです。柚子胡椒とかんずりも添えてもらうと、もうそれだけでもお酒が飲めちゃうから困ったものです。


いつも通り、3杯目までいただきました。


炙ったホタルイカにしゃきしゃきのきゅうり、胡麻が香ばしいです。いいおつまみでした。


にぎりもいくつか。特に美味しかったのはきんめと鰯です。光り物のなかでも鰯にはめがありません。


いい時間でした。非日常の旅はわくわくして楽しいですが、都内で過ごすいつものお休みはリラックスできるのが魅力ですね。

良い感じに旅モードからリセットできました。

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おまけ

義妹ちゃんのご実家からお中元をいただきました。いつも気にかけてくださり感謝です。


包装紙をあけるとおいでなさいました、美味しいやつが!


いざオープン!きれいに並んだたらこちゃんににっこりです。

二袋に分かれてたので、ひとつは冷凍庫に。美味しいおつまみに日本酒がすすみます。


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メモ

7月後半 神戸1泊2日 ひとり旅

8月前半 東北2泊3日 夫婦旅行

2023年7月25日火曜日

初めての北海道でした 8

 北海道旅行記はこれでラストです。いやはや7月中に終るでしょー?なんて書き始めましたが結構ぎりぎりになりました。計画性のなさが露呈しています。

記事は旅行最終日で、札幌から小旅行ってことで小樽に来ています。文学館や街歩き、お土産手配を終え、お昼を食べて札幌戻りましょうかということで駅前の市場にきてみました。


ここがかなりの大盛況でして。今回の旅行で混んでるなぁ、人いっぱい!と感じたのは出発時の羽田空港とこの市場です。他は観光客は多いけどそこまでひっちゃかめっちゃかしてなかったように感じるのはやはり北海道のスケールが大きいからでしょうね。

余談ですが、海外のお客さまはアジア系が多く、欧米圏の方はあんまり見かけなかったです(2023年5月時点)


市場内にある何軒かのお食事どころも全て満席ウェイティング状態で、これは時間がかかりそうということで、一旦市場を出ます。

そうそう、市場の近くには啄木氏の歌碑がありますよ。

ほんと啄木氏の歌はすごい。享年26歳が悔やまれます。

感動してますが、いやランチの場所を探さないとですね。比較的駅チカで大きい通り沿いにあったお店をのぞいてみました。海の家みたいな外観してます。

モンテローザ系列のチェーンなのですが、生簀もあって美味しそうな貝が見えたことでここにしてみました。


壁といい卓上コンロといい本当に海の家感があります。最近のチェーン店さんはコンセプトや内装にも拘ってすごいですね。

さっきの生簀のを焼こうと決めました。

ビールで乾杯します。

本日の鮮魚をきいたところ、ひらめだったかな?美味しかったです。

そして真打ち登場!もりだくさんです。


さっそく焼いて行きます。磯の香りが漂いました。

トングを駆使して、熱々を食べるのがたまりません。こういう卓上コンロ系の居酒屋さん久しぶりだったので楽しいです。

24時間が便利な某なんちゃら丸水産さんとかありますけど、コロナがあって営業時間短縮があったり、ひとりだと焼き物は面倒でなかなかたのまないから・・・そうそう海鮮系居酒屋さんてさっきまで生きてたのを焼きます!ていうエンタメ要素も盛り上がるのよねって思い出しました。

お米が食べたいという旦那さんはお刺身定食も召し上がってました。


美味しかったです。海辺の街を堪能できました。駅に戻り、お土産もの屋さんに立ち寄って、札幌に戻りましょう。

ホテルで荷物をピックアップし、ホテルの前にあった六花亭さんのすごい大きな店舗に寄りました。

ショップ柄ののれん可愛いです。

限定店舗にしかない商品なども置いてありました。文房具なんかもあってびっくりです。


空港の混雑が心配だったので、少し早めに新千歳空港に向かいました。



出発時の羽田ほどではなかったので、各々お土産もの屋さんみようってことで一旦解散し、いいほど良い時間に集合、ファミレスで最後の時間調整であります。

旅の想い出を振り返りながら飲むクラシックが美味しかったです。

絶対また来るぞって想いを込めて、機内でも飲んでました。

お夕飯は新千歳空港でお弁当を買っておいてお家でまったり・・・つまみに練り物も購入してたのに家に着いてほっとしたのか旦那さんが購入したお弁当の写真しか残ってなかったです(苦笑)


以上、二泊三日の旅の記録でした。

おまけでお土産ものも載せます。

1日目はセコマで缶チューハイ買いましたが、すぐホテルで飲んじゃいましたので、2日目の購入品からです。

すごろくは姪っ子ちゃん用に購入しました。エコバッグはホッキョクグマ!淡いピンクが可愛くて気に入ってます。ポストカードも眺めて動物たちの仕草を思い出してキュンです。


富田ファームではラベンダーティーを購入しました。暑いですが、なるべく温かいものも飲まないとっていうときに重宝しますね。

小樽での買い物も楽しかったです。お酒に合いそうなものはつい買っちゃいます。あと、みたことない海藻あると気になって仕方ないです。

エゾ鹿ジャーキーはペットちゃん用が売っていたので、仲良しさんところのワンちゃん用に購入しました。

そして、無事配送手配したお品も届きましたよ。どれもこれも美味しかったです。帆立がごろんと入ってる練り物が特に気に入りました。


定番は職場用にがっつり購入です。右に写ってる袋にいろんなの詰め合わせが店舗限定品でした。

ラストは空港で缶詰を買い足しです。佐藤水産さん、有名なようですね。お味見と思ってこお時は2缶にしましたが、美味しくて以来、いろいろとお取り寄せしてます。


今回もいろいろ買いました。繰り返しになりますが、また行きたいです。

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メモ

7月後半 神戸1泊2日 ひとり旅

8月前半 東北2泊3日 夫婦旅行

2023年7月24日月曜日

初めての北海道でした 7

 ついに関東地方も梅雨明けしましたね。もうとっくに35度超えの日もあったので、え?夏ならもうきてたけどと思わなくもないですが。

ブログの記事は北海道2泊3日の最終日となりました。ホテルで二日目同様、朝ご飯のスパークリングワインをご機嫌で飲みまして、チェックアウト、荷物は預かっててもらい最後の観光へと出かけます。電車にのって約50分で到着、海辺の街小樽へとやってきました。

GWなので、子ども向けのイベントなども街中で開催されています。混雑は街を歩くだけならそこまで感じなかったです。駅前とか道路、歩道が広々してるからですかね。北海道はでっかいどうなので土地の使い方がどこも贅沢だ。

時代を感じる建物がそこかしこに残っています。石造りって頑丈ですね。重厚感がありました。

都内も八重洲側とかにこういう建物残ってますが、だいぶ再開発で高層ビルに置き換わってしまったので、ノスタルジックな雰囲気をたっぷり楽しめます。街歩き好きにとっては嬉しいポイントです。


まずはということで、海までやってきました。石狩湾ですね。磯の香りがします。


少し戻って運河沿いを歩いて、目的地を目指しましょう。

港の様子も記してあり、勉強になりました。


運河クルーズも乗りたかったのですが、時間の関係で今回は断念したので、次の機会にぜひと思っています。


一旦運河を離れるとまた魅力的な建物たちがたくさん!銀行支店が多く、物流と経済の街の片鱗を感じました。



はい。目的地に到着です。小樽での私の一番の目的はここであります。旦那さん、つきあってくれてありがとうです。


日銀通りのほうにある入り口から入りました。

3階建ての建物で、文学館の他、ギャラリーやミーティングルーム、美術館もはいっています。

文学館は2階です。


北海道ときいて思い浮かぶ文豪、小説家を網羅した展示は見応えがあります。気になったところをピックアップするとして、トップバッターは石川啄木氏です。


小樽や函館、釧路に縁のあり、小樽では小樽日報の記者として勤務しています。同僚には野口雨情がいたようです。

生活困窮、家族との関係、結核への感染など、不遇も多く、享年は26歳、啄木氏の歌にはどことなくやるせなさを含みつつ、情景描写にぐっとくるものがありますね(素人、個人の感想です)


北原白秋氏や若山牧水氏からの評価が高かったことにも納得でした。


お次はプロレタリア文学の小林多喜二氏です。そうそう多喜二氏は啄木を愛好してたそうです。

代表作はいわずもがな蟹工船ですね。


死因が死因なので、国語の教科書のみならず、歴史の教科書にも名前が登場してました。



必死さが伝わってくるような文章で胸が苦しくなります。文学や言論に対する理不尽な弾圧があった時代の闇ですね。二度とこうした事件が起りませんようにと祈るばかりです。

札幌観光でふれた有島武郎氏関連の展示もありました。

多喜二氏と一学年違いで同じ学校に通っていた伊藤整氏の展示もありました。

興味深かったのが仕事場(ご自宅の書斎)を再現したものです。

写真左に移っている回転書棚は触れて回してみることもできます。

本棚もじっくり鑑賞しました。本棚をみればそのヒトがわかるなんていうこともありますね。

いわゆる自分にはわかる配置ってやつでしょうかね。

企画展もやってました。小樽出身の脚本家さんのようです。この方は知らなかった~そこまでじっくりは観ませんでしたが、今度人物像など調べてみたいです。



オタブン(小樽文学館のキャラクター)にある書も八田氏が書いたもののようです。伸びやかで素敵な字、故郷への愛が感じられます。


いやぁきて良かったです。小樽文学館最高でした。最初入ってきたとは別の手宮線跡地から出ると、二階の窓から文豪がお見送りしてくれますよ。



企画展もいろいろ開催されているようですし、ぜひまた訪問したいです。文学館を出たあとはまた街歩きしました。



風鈴の音が涼しさを演出しています。小樽はガラスも有名ですね。


南小樽駅方面に延びるお土産ものやさんなどが立ち並ぶエリアも歩きました。ルタオやガラス店などがたくさんあります。

歩き疲れたのでちょっと休憩でカフェにも立ち寄りました。

レトロで可愛らしい雰囲気のカフェです。

しかし、飲むのはビールですけどね。

地ビールは外せないですもの、仕方ないです。色味ほど苦みはなく、香ばしくて美味しいビールでした。旦那さんがオーダーしたピルスナーもよかった!味見しあいながら楽しみました。

元気チャージしたあとはお土産を手配しにこちらに立ち寄ります。

我が家用に弟夫婦、義実家にごはん会メンバーへと配送を手配しましたよ。練り物ラバーらしいお土産チョイスです。


かまぼこのキャラクターが可愛いです。札幌の地下鉄の広告などでも見かけました。

長くなったので一旦ここで切ります。


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メモ

7月後半 神戸1泊2日 ひとり旅

8月前半 東北2泊3日 夫婦旅行