2023年8月30日水曜日

お花と美術鑑賞の休日でした

6月の記事です。春というか初夏のような気もしますが、お花好き人間な私、バラはやはりみておきたいものです。都内のお気に入りバラスポットである旧古河庭園に来ました。

 

前日ちょっと雨降ったりでお天気が懸念でしたが、よく晴れてくれて鑑賞日和です。


ただやはりお花のピークはちょっと外れてしまい、満開とはいかずだいぶ終盤だったように思います。GWあたりが見頃だったのかな。でも旅行行ってましたしね。

それでもこの庭園と洋館のコラボは何度観ても素晴しいです。洋館とバラの洋風庭園の設計はジョサイア・コンドル博士、この他に鹿鳴館やニコライ堂なども手がけています。

種類は多くないですが、綺麗に咲いてるものをピックアップしました。香りも素晴しかったです。ミツバチが飛んでました。

小さめの八重咲きから大輪まで、やっぱりバラはお花の女王様ですね。可愛らしくても気品があります。


アリスのハートの女王様が好きそうな色です。


白もいいですね。しだれるように咲いてました。

バラ園から洋館をみると日本じゃない国のように感じます。もしくは明治あたりにタイムスリップのような。

緑がかかったイエローのお花も素敵でした。こういう色好きです。

これは名前にぴったりですね(本当はこわい~的なやつは除く)。ディ○ニーの影響で、シンデレラというと水色っぽいドレスのイメージですが、シンデレラともなればピンクも似合いそうです。

ポップな感じのお花もあります。


紅白の二色も素敵でした。慶事によさそうなカラーリングですね。


バラの後はいつもの通り日本庭園も散策しましたよ。緑が濃くていい時期です。


あじさいも見ることができました。日本庭園は池がばーんと主役な雰囲気ですが、ところどころに季節の花が植えられていて探しながら歩くのが楽しいです。

前日の悪天候で池はかなり濁ってました。


青紅葉に石橋、風情があります。さっきまでの洋風とはがらっと変わるので、同じ敷地内というのを忘れそうです。

つつじが咲いてました。ここ数年つつじは咲き方や時期、咲いてる期間が安定して当たりの年が続いているように感じます。天候につよいんですかね。

最後は滝でマイナスイオンを浴びましょう。

たっぷり自然の恩恵を楽しんだ後は東京駅の美術館に移動しました。お目当てはこちらです。会期ぎりぎりすべり込みセーフです・・・

その前に庭園散策で喉渇いたので、ビール飲んじゃいましょう。

ここふらっと寄れて本当に便利です。八重洲口のグランルーフ2階の店舗も開放感あったいいのですが、なんとなくこのよこっちょ感のある立地が好きでこっちの利用が多くなってます。

あ、肝心のビールはたしかペールーエールにしました。

あーおいしーーと飲み干していざ、企画展へ。展示内容は撮影不可でした。

大阪中之島美術館のコレクションを中心に出展数は150ほど。以前こちらでやはり大阪中之島美術館コレクションの佐伯祐三展をみて感動しましたが、近現代の作品に強いですね。

関西方面て京都ばかり行っちゃってるので、大阪はあまり詳しくないのですが、この美術館は訪問してみたいです。

線が柔らかい画が多いような印象をうけました。着物の柄とか、お江戸とはまた違った流行だなぁとか、見ていて本当に面白かったです。

会場を出ると、丸の内北口を見下ろせます。

ギャラリーの入り口にある大判ポスターとはまたちがった作品をキービジュアルにしたポスターが飾ってありました。

どちらも素敵なポスターで目をひきますね。

ステーションギャラリーさんはなかなかに個性的な企画展が多く目が離せないです。

鑑賞後は仲通りをのんびり散策、路面店が多いので、ショーウィンドウを眺めつつ、ミッドタウンまできました。

いつもの立ち飲み屋さんに寄ります。珍しくビールスタートです。

GW後、以前のように昼からどのメニューでもOKになるような話もありましたが、結局17:00まではバーメニューに落ち着いたのかな。。

どこも人出不足ですね。


さつま揚げは初夏、枝豆と生姜でした。和辛子がつんと辛くてつけすぎ厳禁な味です。


日本酒も呑んだのですが、この日は写真撮り忘れたらしく・・・なんか締らない最後になりましたが、今回もよい休日でした。

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メモ

9月 山梨日帰り(たぶん)

2023年8月28日月曜日

階段を登りながらの文学鑑賞 後

待ってました。またあの蒲鉾が食べれれる日を。丸う(https://maruu.com/)さん、商品販売再開となるようです。

業務提携先の代表さんのブログでは11月ごろ発売予定とあるので、待ち遠しいです。

来年のおせちにもいれようっと。練り物ラバー、テンションあがってます。

と、話題はがらっと代りまして、前回のブログの続きです。5つめのお部屋にはいります。勘の言い方は診察室でなんの作品か察しそうです。


私のまわりにも外科室から泉鏡花を知ったという方がちらほらいらっしゃいます。映画かされたからですかね。


坪内逍遙らに観念小説に分類された作品です。


立体展示は手術室ですね。


実験小物とか好きな方なので、薬品とかステンやアルミのトレーとか気になっちゃました。生物は苦手でしたが、理科と化学、あと工業系も好きです。乙4資格とろうかな。


ディスプレイの展示もあって、映像でも作品を楽しめるお部屋でした。


そして、作品展示としてはこれでラスト、最後は清方の間です。清方は鏑木清方氏であります。


回顧展や鎌倉の記念館にも行くくらい好きです。小説雑誌の口絵や挿絵も手がけており、尾崎紅葉や泉鏡花、谷崎潤一郎など文壇との交流もあり、今回の企画にうってつけです。


確か、中央公論社から限定本で谷崎氏の少年に挿絵鏑木清方が限定380で刊行されてます。今回のコラボ作品は「秘密」でした。

艶やかで妖艶、谷崎氏の世界観ですね。女性の装いや着物に一家言あり、着道楽でもあった谷崎氏の側面が感じられました。


乱れた箪笥に想像力がかき立てられます。


このお部屋は展示も素晴しいけど、四方八方に清方画伯の絵があるのが、もう夢のようです。



掛け軸も!展示とのコラボ最高でした。


テンションマックスになったところで部屋をでまして、最後の階段を登ります。


お疲れ様でした。どうして99段なのに百段なのかは諸説あるそうです。


登り切ったところにあるのがこちらのお部屋、お外が眺められます。


赤い絨毯にモダンな家具、風情がありますね。


クリームソーダとプリンは食玩ですよ。フォトスポットとして設置されてました。


今回ピックアップされた作品はじめ、乙女の本棚シリーズがすらっと並べられていて、総まとめにふさわしいお部屋でした。撮った写真を見返しながらゆっくり休憩できてよかったです。

そうそう、登りは必死で気づきませんでしたが、下りではちょっときょろきょろする余裕ができて、こんなスペースを発見しました。


忍者屋敷さながら隠し扉でもあるのかと思ったら違うようです。


戦火かぁ。。大切に次世代へと引き継いでいきたいです。ミュージアムショップでお買い物したあとは少しホテル内を散策しました。


お庭にも出られるようになってます。



鯉もたくさん泳いでました。


緑で目を癒やされたあとは再び、館内へ。この通路はかなり中華風です。両側に水が張られてます。


お花も生けてあり、優美な通路でした。


ラウンジで休憩しましょう。


ジントニック飲みながら一息。お供に持ってきた本をちょっと読みます。目の前には滝があって、目に涼しく室内ですがマイナスイオンを感じられました。


ゆったりしてて良かったです。土曜だからもっと混んでるかと思いましたが、土曜の12時半過ぎでしたので、レストランはランチタイムで混んでましたがラウンジは空きがありました。なので、おかわりして2杯飲みましたよね。あはは。

展示での興奮がいい感じにクールダウンできました。

さて、ミュージアムショップで買った物など。ラガービールがめっちゃツボです。文学コースターは何種類かあって、まよって賢治先生にしました。


タオルハンカチやランチマットも和モダン大正ロマン系が多くてどれも素敵です。がつがつ使ってます(←とっておけないタイプ)


文学館とはまた違った企画で楽しかったです。ぜひまたやって欲しい企画でした。


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おまけ

抽選なかなか当たらないなぁと毎度くじけそうになってました。でも諦めないで良かったです。

宝くじも買わにゃ当たらんの精神で挑み続けましたよ。



嬉しすぎます。とりあえずセラーに入れたけど、どうやって何を口実に飲めばいいのか??

持ち込みOKなレストランであけるのがいいとかあるのかしら。いやはやとにかく嬉しいです。


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メモ

9月 山梨日帰り(たぶん)