2018年1月31日水曜日

記念日好きな風潮に感謝します

今日は何の日というサイトがあります。営業時代、話のちょっとしたネタにでもなるかと思って時々覗いていました。

語呂合わせですと、11月29日のいい肉の日や3月12日の財布の日、

見立て系ですと11月11日のポッキー&プリッツの日、

なんかもうよくわかんないですけどサラダ記念日(笑)

このサイトを見る度に日本人とはかくも記念日好きなんだなぁと思うわけです。

そういう自分も記念日は好きです。だって折角なら楽しみはあったほうがいいという思考でハロウィンに仮装まではしないけれどお菓子は配ります。

ちなみに本日1月31日は生命保険の日、愛妻家の日、防災農地の日、五つ子誕生の日とのことでした。

では1月24日は何の日でしょうというのが本題になります。


正解は…牛肉記念日です!

牛肉記念日とは明治5年1月24日に、明治天皇が1200年もの間禁止されていた牛肉を召し上がったというのが由来となっています。

これを祝して人形町 今半さんはこの日すき焼きの食べ放題(一部店舗ではステーキもあり)が開催されます。

予約は電話のみ!予約開始日にリダイヤルしまくって本店13時の予約を勝ち取りました。

去年は残念ながら本店がとれず、池袋東武店だったので遣り切った感が半端なかったです。

特上のお肉が食べ放題、去年の経験から言うとはっきり言ってそんなに食べられません!

でも本店に行けるならということで母、仲良しさん、弟夫婦に自分の5名で訪問しました。

本当は家人も来るはずが次の日に海外出張ということでお仕事を休むことが出来ず…タイミングってありますね。

当日はお土産に渡そうと長命寺までウォーキングし、桜餅を買い求めに行きました。

浅草駅から歩くとちょうどいい散歩になります。少しでもお腹を減らしておこう作戦です。


老舗の桜餅はお土産として人気があり、桜の季節には予約必須となるほどです。

土日であれば浅草松屋の銘菓コーナーにも並びます(結構売り切れてることが多いですが)。

到着した母と仲良しさんと合流し、いざお店へと向かいます。


歴史を感じさせる佇まい、暖簾をくぐるとお店の方が笑顔で迎えてくれました。

本店は1階がステーキ、二階がすき焼きというふうに分かれています。木の階段を昇って2階へ。嬉しいことに個室でした。床の間のしつらえも素敵です。

座敷にテーブル席なのも過ごしやすかったです。


お鍋は5名で2台でした。本店さんは最初から最後までお店の方がすき焼きを炊いてくれます。おふたりともお着物がびしっと決まった綺麗なおねぇさんでしっかり目の保養もさせていただきました。


ついつい読んでしまう敷き紙を眺めつつ、ドリンクをオーダーしていよいよスタートです。

私と義妹ちゃんは瓶ビールをグラスふたつで、他はウーロン茶やジンジャエール(土佐の生姜などを使ったおすすめのドリンクで義姉やウーロン茶組もお代わりの飲み物はこれにしてました)で乾杯しました。


先付は水菜のおひたし、さっぱりとしていてお肉の準備にはぴったりです。


食べる準備をもう一段階、卵もですが、卵がだめな人用に蓼酢とスダチも用意してくれます。卵が駄目な訳ではないのですが、お肉同様じゃんじゃん変えてくれて、そんなにたくさんは食べられないのでこちらもお願いしました。


そしていよいよお肉の登場です!


わぁっと歓声が上がります。それくらいサシの美しいお肉でした。普段は赤身を好んで食べますが、霜降りの美味しさは霜降りでしか味わえません。

1人前3枚が基本、あとはお店の方が何枚追加しますかと都度聞いてくれます。

お店の方もこの日のお祭りのような雰囲気を楽しんでいるようで「まだまだいけますよ!」とか「もう1枚でもどうですか」とエールを頂けます。

お野菜も綺麗でした。お麩には「今半」の焼印が押されています。


んーー、柔らかくて美味しい!脂が口の中でとろけます。贅沢が極まったという感じです。


食べるとすぐおかわりが、わんこそばならぬ、わんこ肉状態です。


シイタケが肉厚でした。シイタケだけお代わりする人もいたほど。義妹ちゃんはお麩がことのほか気に入っていたようです。

弟は白米とともに、母と仲良しさんはお肉!でした。

ひとくち食べて美味しいね!もうひとくち食べてやっぱり美味しいね!の繰り返しです。

美味しいものを前にみんな語彙力を失っています。


そうそうに離脱した私は呑みに走ります。何時もなら白ですが、この日は赤がおすすめというお店の方のプッシュでこちらにしました。

濃厚なすき焼きに負けない濃い味のワインでした。みんなが食べるのを観ながら2杯ほど頂き、


気付けばあっという間の90分間です。

次の日が誕生日の弟はお店から割り下(だったかな?)をプレゼントされ恐縮していました。

記念日に感謝!また今年も電話予約がんばろうと思います。


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2018年1月30日火曜日

お酒を求めて再訪しました

天気予報に一喜一憂する今日です。金曜の雪は勘弁してください。

先日、映画化が発表になった東野圭吾さんの「ラプラスの魔女」を読みました。

このところの噴火や大雪など自然の驚異について考えさせられます。

かと思ったら先だって人形町にいく機会があり、こちらは新参者シリーズの「祈りの幕が降りるとき」関連で盛り上がっており。最近何かと東野圭吾さんづいている私です。

前回、母と訪問した壬生の「田丸家」さんに早くも再訪しました。

ふたりで訪問した際呑めなかった日本酒があったのが心残りだったのです。呑みたかったんですが、母の目が呑み過ぎ!となっていましたので。

気兼ねせず呑んでみたいとこの日はひとりでの訪問です。カウンター席でした。

カウンターて臨場感があって大好きです。お鮨屋さんは特にカウンターが気に入っています。アリーナ席!


前回の訪問から日が空いていないのでおすすめメニューはそれほど変化なしでした。

あ!でも大きな違いがひとつありました。前回の写真と見比べてみたら右上に「キヨシの一押し」を発見、ご店主キヨシさんなんですかね。


お好みのメニューはこんな感じです。ゆっくりくつろいで食べるお寿司屋さんの価格としては適正な価格かと思います。

この日はテイクアウトのお客様もいらしていました。


ランチメニューもあったのでご参考まで。タウン誌でランチの賞を獲得したそうです。


メニューばかりを眺めていても酔えませんので、日本酒の前に瓶ビールを頂きます。

アサヒかキリンかを選べるのが嬉しい、大抵キリンを選びます。勿論、アサヒが嫌いというわけではありません。

奥に写る木箱、ここにネタが格納されていました。


前回同様、この日も冷え込んでいたので、お通しは温かいものをということで、湯葉の天麩羅が出されました。

ふわふわとした優しい味の天麩羅、味付けは少しの塩でこれがビールによく合います。


普段揚げ物はあまり好んで食べないのですが、お通しとして提供されるくらいだと重くなくていいなと感じました。

日本酒に向けてお造りをお願いすると、前回のこともあってか少しずつ色々盛り付けてくれました。

店主さん、やはりいい人です。

ボタンエビにマグロに白身に赤貝、小肌、某食レポのパクリになりますが宝石箱の様です。見ただけでもう美味しそう。


美味しいお魚を前に本日の本命である日本酒をお願いします。おすすめを3本並べていただきましたので、どれにしようかなではなく、どの順番にしようかななんですといったところ苦笑されました。


正解は(だれもそんなクイズ求めていないのは自覚しています)、奥羽自慢、秀鳳、池月の順です。

奥羽自慢と秀鳳は山形のお酒、池月は能登の石川県です。奥様が山形のご出身とのことで山形の地酒が多いとのことでした。


前回と同じスタイルで頂きます。

注いでしまうと奥羽自慢と秀鳳は見た目的には違いません。

奥羽自慢は非常にバランスのいい味と思いました。常温でも燗でもよく、お料理の邪魔をしないという印象です。

秀鳳は超辛口やしぼりたて生酒などいろいろと文字情報が多いですが、呑んでみるとこちらもきりっとしていて軽やか、呑んでいても疲れないお酒だなと思いました。

最後の池月はうすにごりですので若干、本当にうっすらですが上の写真との差がでます。


お米の甘味が溶け出たような味、優しいけど弱い感じはなくて主張もする、そんなお酒でした。

こいつガチで呑む気だなとい気配を察したのか日本酒に合うおつまみを提案していただきました。

まぐろの酒盗のクリームチーズ和えです。


これが日本酒にすごく合いました。クリームチーズが酒盗の塩気を円やかにして舌に残るので、そこに日本酒を、というのが溜まりません。

もう一品は対象的にさっぱりとした白菜の浅漬けです。


こちらも塩梅がよくて好みの味でした。

さっとふられた白胡麻が引き立ちます。

前回ぐっとセーブした分、ずいぶんと飛ばしてしまいましたが、二日酔いはありません。

次回も店主さんのおススメを楽しみに再訪したいと思います。

お鮨屋さんなのに日本酒が主役の記事になってしまいました。


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おまけ

お鮨つながりといえば、母に何かお取り寄せしてあげようとネットやブログを見ていて発見した一品です。

いづうの鯖鮨が好きなのでいいかなぁと。


鯖のシングルとダブルがありましたが、これはダブルでしょう!厚みがすごい!

もうすぐ到着するようなので母の感想が楽しみです。


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2018年1月29日月曜日

あしひきの…とくれば

鴨です。

毎日寒い寒いしか言ってない気がします。

先週は特に足元が冷えるのがつらくて、日曜に思わずブーツを買い足してしまいました。

冒頭の鴨ですが、少し前のこと館林に用事があり、母と母の友人と一緒に4名でお出かけしました。

用事を済ませると時刻は14時ちょっと、お昼も食べていないけれど疲れていてご飯ものよりは軽いほうがよい(私はお酒が飲みたい)ということで向かったのがお蕎麦やさんです。

館林でお蕎麦といえば鴨亭さん。私にとってはお蕎麦というより目当ては鴨です。


お店は普通の民家、なのでのぼりが出てないとお店とは気づきません。靴を脱いで座敷へと上がります。知り合いの家にでもお邪魔したかのような感覚です。

お店は入店したときは私たちだけでしたが、その後3組来店していました。

お昼時はかなり過ぎていたのに、人気です。昔は近隣の住民がほとんどでしたが、

食べログなどで公開されて、いまでは県外からも多数のお客様が来訪するお店となりました。


休業日に関するお知らせ、まじまじ読んだことがなくて気付かなかったのですが店主さんはなんともと駅伝選手のようです。

お正月の箱根駅伝のファンなのでなんだか嬉しくなってしまいました。お身体に気を付けて末永くお蕎麦を打っていただきたいです。

メニューは鴨蕎麦がずらりと並んでいます。


お蕎麦は二八で太打ちか細打ちが選べます。

あとは冷たい蕎麦か温かい蕎麦で鴨の部位や切り方によって値段が変わってくる仕組みです。



お蕎麦は母たちに任せ、のんべぇな娘はお先にビールを頂きます。そっと添えられた青菜も美味しいです。


おつまみはつくねとパストラミの2種があるのでパストラミをお願いしました。

胡椒がぴりっとしてビールがすすみます。


そしてこの日鴨亭さんを選んだ理由がこちら!鴨焼きです。


通常のメニューにはないのですが、かねてからここの鴨で鴨焼きが食べてみたく、以前母が訪問した際にお話ししたところ快諾してくださっていました。

念願の鴨焼き、この火入れが素晴らしいんです。

とにかく柔らかいです。でもぐにゃっとはしてなくて、しっかりとした肉の感じがあります。

噛むと鴨の旨みがじんわり染み出てきて、幸せです。

店主さん、わがままを聞いて頂きありがとうございました。

この時点でビール2本目に突入しております。


〆のお蕎麦、なんだか迷ったわりには皆そろって細打ちのムネにしていました。

つけ汁の鴨もやはり素晴らしい火入れです。脂もすごく上品で細打ちの蕎麦によく合います。

またあの鴨焼きが食べたいです。

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おまけ

大好きなシリーズ、ファミマで缶が買えるのでよく呑んでいます。



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2018年1月26日金曜日

ミーハーなところは遺伝です

UGGのブーツにムートンのコートに手袋にと着ぶくれ度MAXで出社の日々、

大雪の前は今年は暖冬だねーなんて言っていた自分少し恨めしくなります。

日陰かつ人通りのない個所にはまだ雪がまばらに残っていますね。

雪の上を渡ってくる風はより一層冷たく感じます。

壬生にできたホスピタルインですが、母も泊まってみたいということで(ミーハー似たもの母娘)予約しました。

土曜に実家のほうで用事があったのでお休みを取り全日の金曜日に宿泊しました。

お部屋はデラックスツインということでどう使っていいかよくわからないくらい広かったです(笑)

お夕食は近くのお寿司やさんに行きました。田丸家さん、まだ新しいお店です。

以前夜に一度訪問したことがあり、母への新規開拓提案ということで機会を伺っていました。

お店につくと入口に予約のみ営業の表示が、そんなに混んでいるのかと覗くとあれ?空いています。

お伺いしたところ従業員さんがインフルで店主さんのひとり営業だからとのことです。

確かにひとりで料理して給仕してじゃ無理ですものね。急いでいないのでゆっくりやってくださいとお伝えしました。


店内はカウンターが数席で他はテーブル、ゆったりしていて寛げました。



飲み物のメニューを眺めながら後で絶対日本酒を頼もうと心に誓いビールとジンジャエールで乾杯します。ミーハーは遺伝でもお酒に関しては遺伝ではないようです。


お通しは卵煮物でした。寒いので温かいお通しでという気遣いが嬉しかったです。

優しい出汁でお料理への期待が高まります。

おススメのメニューには旬のお魚がずらりと並んでいました。どれもこれも美味しそうです。


お寿司のメニューもセットが豊富です。お好みもありました。

お寿司以外の一品料理も豊富で、焼き鳥などもありました。お寿司やさんというよりも和食とお寿司のお店かもしれません。

お酒を飲むのでお料理が充実していて色々食べられるというのはお寿司通の方にはあるのかもしれませんが、私的には嬉しいです。


母がおススメからまっさきにオーダーしたのがお鍋でした。具材は白子と白身1人前の小鍋仕立てがちょうどいい量です。

テーブルの上で固形燃料が燃えるのを見ると楽しくなります。下戸なのに白子やあん肝好きな母(私は少し苦手です。この辺の嗜好も遺伝しなかったなぁ)、美味しい白子を独り占めとご機嫌でした。


お造りは3点盛でお願いしたのですが、店主さんのご厚意で、量を調整していろいろ盛り合わせてくれました。ひざ掛けかしてくれたりとほんと優しい店主さんですっかりファンになりました。


マグロにタコ、ホタテ、甘エビ、牡蠣、ぶり、コハダにカワハギ(肝つき)と盛りだくさんな内容、かつ盛り付けがとってもきれいでわぁっとなりました。

焼き鳥も3本、お任せの味付けでお願いしました。


シンプルな塩に梅紫蘇、もう一本はたれでねぎまでした。


ふっくら美味しい焼き鳥でした。器も素敵です。

焼き魚はみそ焼きです。柚子皮のすりおろしが散らしてあり、お味噌の甘さが引き締まります。


心に誓った日本酒、まずはおススメももので八仙を頂きました。この時期限定の無濾過原酒ときいてはぜひ呑んでおかないといけません。


瑞々しくてお造りにもみそ焼きにもよく合いました。


写真はないですが、八仙の後は浦霞をお願いしました。こちらはきりっとしています。

機嫌良く日本酒を呑んでいる娘に目もくれず、母は〆におススメ3貫をオーダーしていました。

そしてサービスで出していただいたこちらはなんとトマトのお漬物!


お味はたまり漬けにちかく少しぴりっとします。驚いたのがこちらもとは赤いトマトだったそうです。

色からして若い緑のトマトを漬けたものかと思いましたが色素が抜けてこのような色になるんだとか。

ひとつ勉強になりました。

美味しくて優しいお店、また好きなお店が増えました。


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