ビールを目指した静岡旅 4（ラスト）

 旅記事ラストです。

今回三嶋大社に来たのは、ランチ予約したお店へのアクセスと、文学好き的に気になるスポットがあったからでした。

そのスポットというのがこの水辺の文学碑です。三島駅から大社へ向かう道すがらに12の文学碑が並んでいます。

川のせせらぎは桜川、すごく澄んでるお水でした。街中に流れる川が綺麗って京都などでも感動しますが、ここも素晴らしいです。

水の音を聞きながら、歩きます。旅行2日目も引き続き猛暑のため、水音が本当に救いでした。

文学碑は自分の記録用にはたくさん撮りましたが、全部は載せきれないので、なんとなくこのあたりがメジャーかなって思ったところをピックアップします。

例えばこの方とかですね。太宰と三島で検索すると由紀夫氏がもれなく出てきてしまう･･･

個人的には若山牧水氏が好きです。三嶋神社にも碑があったはずなんですが見落としてしまいました。太宰氏同様やはり水や川が印象的な街のようですね。

元祖街道旅のこちらもいいなぁ。旅情たっぷりでした。

そしてそっか、これもあったかと思ったのがこちらです。弥次さんのべらんめぇがいい味だしてますね。

富士ではなく「不二」この句が載った「旅の旅の旅」にはこの他、「不尽」やひらがな表記の「ふじ」も出てきます。子規氏の語彙に感嘆しました。青空文庫で読めるのでぜひ。

川の流れに逆らって歩き、終点の白滝公園まで駅方面へと戻ってきました。

この公園が水たっぷりでまた情緒があって素敵でしたね。近所にあったら通いたいです。

この近くにある楽寿園も観たかったのですが、あいにくの休園日･･･リベンジします。

自然の要素から出来た公園、規模はそんなに大きくないけどジオパークみたいでわくわくしました。

駅まで戻って、電車の時間調整でスタバります。暑かったので、嬉しい涼でした。

期間限定のを飲む人･･･確かこのときは焼き芋のやつだったと思います。

アイスラテを飲む人･･･どちらがどっちかはお察しの案件です。

しっかり水分補給して移動した先は御殿場でした。

そこからタクシーで予約していたランチのお店へ向かいます。静岡が旅の候補で出た時、なら気になってるレストランがあるんだけどって話したら、ちょうど枠があいていて予約とってくれました。

今をときめく、小林圭氏がオーナーシェフのお店です。銀座や虎ノ門、グランメゾン・パリの監修など、瞬く間に活動の幅を広げてます。そんなシェフの日本第一店舗目、いつかはと思ってましたが漸く来ることができました。

窓から庭と富士山を眺められるお席でいただきます。

カトラリーはクチポールの他、お箸もご用意がありました。さて、さっそくドリンクから。白ワインのグラスからいただきます。右が私で左が旦那さんのチョイスです。

エチケットのうさぎがなんとも可愛らしいワインでした。

窓の外の富士山と乾杯といきたいところですが、けぶっててよく見えません。近いからこそ、見えにくいっていうパターンもあるみたいです。

そのうち見えるタイミングがあるでしょう、ということで、お食事に集中しました。

小さなマドレーヌにキュンとします。スプーンに載ってるのはキンキンに冷やされたシャーベット（確か梅？だったでしょうか）です。器もスプーンもしっかり冷えてました。

暑さの中来たので、嬉しい演出でした。

スープはコースのものだと茄子が使用されているとのことで、私はアレルギー対応で変更してもらいました。

旦那さんのはこちら。

私はカボチャのポタージュです。優しい味わいでじんわり沁みました。

ワインはおかわりしてさっき旦那さんが選んだほうのボトルのものです。

そして、シグネチャーサラダ！これ！！見たかった＆食べてみたかったんですよね。

静岡の野菜を30種類以上つかっているそうです。

これを混ぜます。こんな綺麗な盛り付けを混ぜるのにちょっと罪悪感も覚えつつ、きっちり混ぜた方が絶対美味しくなるやつって確信していかせていただきました。ビジュアルは崩れますが、ソースと多種多様な野菜が混じってすごく味に深みが出ます。

パンとオリーブオイルもぬかりなく美味しいものが出てきて、嬉しいです。

お酒はカクテルの欄にあって気になった静岡茶のジントニックにしてみました。

すっきりして飲みやすく、お食事をよく引き立ててくれます。イカスミのリゾットにぴったりなカクテルでした。

このあたりでなんとか富士山も見えるようになってきてます。

メインはお魚をチョイスし、大好きな松笠焼きのうろこぱりっぱりを堪能しました。

シシトウだったからお野菜のフリットも別皿で提供されました。

デザートはこれまた美しいことです。甘いの苦手なのが悔やまれます。

旦那さんはプラス料金でかき氷に変更してました。とらやさんとコラボのかき氷だそうです。

食後はコーヒーでひといきつきました。

小菓子はフィナンシェです。

素敵なお料理とサービス、そして眺望ときてよかったです。念願叶えてくれた旦那さんに感謝でした。

この後は帰宅を見据えて、腹ごなしにアウトレットまで歩きます。

9月に入ってるので、秋物を買う時期なんでしょうが、暑くて長袖も見たくないというのが正直なところでした。

ここはまた涼しくなってからこようねということで、ふたりとも特に買い物せず、帰りのバスに乗り込みます。あ、唯一アウトレットのセブンで買ったのがこのビールです。

東京駅行きのバス、ラッキーなことに渋滞もなくスムーズに帰宅できました。

以上、静岡ビール旅が終了です。お付き合いいただきありがとうございます。

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おまけ

静岡駅ではお土産買ったりもしてました。このわさび関連は、ビールがすすみます。

お茶やお菓子は会社やごはん会メンバーへ。

お土産は今回ちょっと控えめでしたね。

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メモ

2月　 上旬　日帰り（ほんとは1泊したい）：京都　任天堂ミュージアム当選しました！！

5月　 4日間　  夫婦で久しぶりに海外！ベトナム行きます！