2024年10月12日土曜日

飛行機でいってみた神戸旅 文学と建築 2

 神戸というか、芦屋なんですが、旅行記の2つめ記事です。ヨドコウ迎賓館の和室の続きから。


光の採り方が本当に素敵です。こんな小さい窓からって不思議になるくらい自然光がふんだんで、薄暗い印象がまったくありません。古い建物は結構観てきましたが、和洋どちらもなんか閉塞感があるものも少なくないので、この柔らかい光の差し方がすごく印象に残りました。


室内の階段はそこそこ入り組んでいて迷路みたいです。高台に建ってるからもともとの地形の高低差で一階あがったのに段数が少ないから「?」今何階だ?って気分になりながらうろつくことになりました。


3階にある家族寝室です。竣工90周年を記念して復元された机と椅子がおかれていいます。館内の家具には竣工当時のものはなく、すべて復元だそうです。


この椅子、座ってもOKなんですが、なんか恐れ多くて座れませんでした。びびり。


家具も空間設計の大事なファクターであることがひしひしと伝わってきます。


お次は4階の食堂です。このお部屋はバルコニーに出て眺望を楽しむこともできます。


モダンで落ち着いた雰囲気に統一されてます。奥の扉をくぐると厨房で、写真をとってる私の背中方向にバルコニーへの入り口があります。


暖炉があるっていうのが時代を感じさせますね。


このテーブルやライトも素敵でした。小物ひとつとっても絵になります。この雰囲気を壊さず、維持し、いろんなところにお花が活けてあって・・・大事にされてるなぁという思いが伝わってきました。


厨房も薄暗くなく、自然光が入る設計になってました。


ここの窓は大きめです。


食器棚もありました。


収納棚も食器棚と同様のデザインで、統一感があります。洒落てますね。


室内探索を引き上げて、バルコニーにでます。


二段階のバルコニーです。手すりとかはなく、壁も低いので、高所恐怖症の方はあまり際までいかないことをおすすめします。


坂が多いのも頷ける立地ですね。関東平野のど真ん中で育ってたころは気づきませんでしたが、実家出たり、旅に出たりすすようになって、ほんと日本は山ばっかりってイメージに変りました。


バルコニーの出入り口を振り返るとこんな感じです。かなり特殊っちゃ特殊な外観なので、中観ないと迎賓館??てなるでしょうね。


階段くだってもう少し突き出たバルコニーにも出てみました。進めるかぎり先端から見下ろした芦屋の街です。一番遠くはうっすら、あれ海でしょうか。


バルコニーのあとは下って、2階の応接室へ。ここにも暖炉がありました。テーブルとかみると角の数はちがいますが「十角館の殺人 / 綾辻行人著」を連想してしまいます。


両脇は作り付けの長椅子、窓はここも大きめですが、一部はめ殺しのようです。


この照明もうっとりみつめちゃいました。これもライトがデザインしたもの(設置してあるのは復元)だそうです。


こんな飾り棚にはどんな本が似合うでしょうね。やはり建築関連の写真集とかでしょうか。


本当にどこもかしこも美しい迎賓館でした。


退館してもなんだか名残惜しくて何度も振り返ってしまいます。神戸・芦屋観光の中では穴場かもしれませんが「ぜひ」とプッシュしたい名所でした。


JRの芦屋駅まで歩いて神戸に戻る方向の電車に乗り、魚崎で下車、ここは灘の酒どころです。


これだけ酒蔵は密集してるってすごいですよね。京都の伏見とかが近い雰囲気でしょうか。


整備され、水遊びもできる住吉川に沿って歩きました。


ほどなくして到着したのが灘の酒の一軒、桜のマークでお察しください。


杉玉がいい色になってます。


○○正宗といネーミングの元祖、桜正宗にやってきました。ここはショップの他、カフェやレストランもあります。



建物の中は桜や日本酒造りのあれこれが反映されたデザインです。


池まである!鯉もいる!とちょっとしたアミューズメント施設のようですね。


私の旅の楽しみは観光とお酒です!ショップでたくさん買って配送手配し、レストランにお邪魔しました。

2はここまでで3に続きます。

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メモ

10月半ば 日帰り 仙台ひとりで

11月上旬 1泊 京都泊の神戸もまわる ひとりで 

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