2025年4月2日水曜日

日帰り仙台 1

 2024年10月下旬のこと、気になるイベントごとがあり、ちょうど平日休みもとれ、これは天が日帰り旅行してこいと言っているに違いないと、新幹線へと飛び乗りました。


今回の目的地は遠野・・・ではなく仙台です。仙台は仕事でもよく行っていたエリアなので馴染みのある土地です。


ビールと読書であっという間に到着です。仙台は昔から出張やら、一人旅やらでよくきてる土地です。海みたくなってフラッと松島までなんてこともしてました。なので、震災の時はあの街がどうなってしまうのだろうってすごく不安になったのが記憶に残ってます。


今回はここから在来線の仙石線で移動し、最初の目的地である本塩釜駅まで出ました。塩釜はあまりきたことないかもしれません。いつもこの先の松島海岸までいってしまうことが多いので。


駅を出て、街歩きがてらまずは神社を目指しましょう。さすが、海の街ということで、駅中に鮮魚スーパーがあったり、


ポストも海仕様になってます。マグロは有名ですもんね。


そうそう、塩竈か塩釜かの標記については、市役所のHPにこんな記載がありました。
https://www.city.shiogama.miyagi.jp/soshiki/6/1082.html
気になる方がいたら、リンク先からどうぞ。


まだ早朝のため、街中はとっても静かでした。よく整備されて、街路樹の柳がとても風情のある景色です。松島ほど観光地ではない落ち着いた街道街っていう雰囲気でした。


塩竈神社へのアクセスは駅からだと徒歩7分くらいで東参道に着きます。行きはこっち、帰りは表参道にしました。

おなじみ芭蕉も通った土地です。


カーブしつつ、階段を登ります。


紅葉はちょっとだけどしてました。


志波彦神社と塩竈神社がとなりあってるんですね。


さて、到着です。


2024年なので、まだ辰年ですよ。


鳥居から東神門をくぐって、入ります。


境内の規模は神田明神くらいでしょうか。階段登ってきたとおり、少し高台にあるので、街を見下ろすことができました。

撫で牛だったり、


手舎水などがあります。


朱色が綺麗です。表参道から通じる唐門も立派なものでした。


随神門や門・回廊とがあって、本殿へと続いています。


塩竈神社は本殿のみならず、拝殿や唐門、随神門も国の文化財指定をうけているそうです。


左右宮拝殿にお参りします。この造りはたいへんに珍しいものだそうです。左右宮拝殿で検索すると塩竈神社がヒットしました。


この他、別宮があります。塩竈神社の主祭神はこの別宮に祀られております。ここでの別は区別などのわけるという意味ではなく、特別の別のようです。主祭神なのに別なの?という疑問が解消されました。


記念樹木もあります。


宮城県屈指の初詣スポットというのにも納得の場所でした。さて、次に移動しようって一歩踏み出した表参道の傾斜よ・・・


下まで降りて見上げてもかなりきつい階段でした。寺社仏閣の階段や傾斜(軽く登山みたいなのも多いですよね)には慣れてますが、ここもなかなかのものです。


街中歩き再開です。古い建物が散見されるなか、酒蔵さんもありました。


今回日本酒も目的のひとつだったのですが、ここではなかったので、前を通り過ぎただけです。

目的の場所はこちら、浦霞さんです。


立派な蔵があって、なかなか販売店舗はどこ?とちょっと迷ってしまったのはここだけの話です。



ここも社屋で店舗とはちがいました。それにしてもこの一画が浦霞!とかなり目立ってます。



こちらが店舗です。


開店時刻からちょっと経ったくらいの時間でしたが、早くもお客さんで賑わってました。


買い物の前に試飲します。


梅酒なんかもありますね。


私が飲んだのはこちらです。


浦霞さんといえばきょうかい12号酵母発祥の蔵です。この12をあしらったシリーズが出ています。


そして、ここにきたんはこれ!浦霞さんと一ノ蔵さんのコラボ酒!こちらの先行販売日にあわせてこの旅を決めました。うららとくらら~~可愛い!スタッフさんがこちらをキャラをあしらったTシャツきて販売してましたよ。


他のお客さんもかなりこちら目当てが多かったようです。ばんばん売れてました。発売日の早い時間にきて正解です。

荷物は重くなりましたが、しっかり抱えて、今度は海のほうへと歩きます。


街中アート?でしょうか。大きなチョーク絵を見かけました。


たくさんの舟や重機が停泊していました。


まっすぐ先に見えるのがマリンゲート塩釜という複合施設です。



松島遊覧船や汽船などもこちらから乗車することができます。私は船は今回パスして、展望フロアから漁港を眺めてました。


お天気がよくて気持ちがいい景色です。


しっかり景色を堪能したあとは、来た道を戻りつつ、文学スポットに立ち寄りました。シオーモの小径と名付けられたスポットで、明治以降に塩釜を訪れた詩歌人の作品が碑になってます。

与謝野寛、晶子夫妻の作品であったり、

齋藤茂吉氏の作品がありました。夫婦で訪れて、塩竈ホテルに滞在したそうです。


シオーモの小径という名称の元になった宮沢賢治氏の作品はポラーノの広場です。


若山牧水氏も塩竈を詠んでいました。酒飲みという共通項もあり、私牧水氏の作品がかなり好きです。


北原白秋氏もきてました。


さらに歩くと、震災の記憶を刻む、復興の鐘などがあります。


橋を渡り、対岸に移動し、笹かまぼこを買いました。さすが、名物とあって、いろんなメーカーさんがありますが、自分の好みだと、現時点ではここが一番で、次点が鐘先なんです。


自宅用と弟夫妻用に送付しました。通販はありますが、駅ビルとかに店舗構えてないので、仙台だとお土産ものやさんで何とかみつけて帰るしかなく・・・本店で買えてよかったです。


日本酒のおつまみゲット出来ましたね。ではこれぐらいで仙台戻りましょう。電車待ちの時間に来たときに気になってた、駅中鮮魚店も観てみました。


もうすぐ帰るスケジュールであれば、買っていきたい鮮魚類です。


こんな鮮魚店が近くにあったらいいのになぁと羨ましくなります。


そうそう、カネコでは商品見てたら、1個まるっと試食品をいただいちゃいました。

小腹を満たして、旅はもう少し続きます。


ーーー
メモ

5月  4日間   夫婦で久しぶりに海外!ベトナム行きます~~


4 件のコメント:

  1. こんばんは〜
    塩釜は以前に青森に行った時に
    寄ろうか迷って、パスした場所です。
    寄ればよかったな〜
    浦霞さんも、寄りたかったし、神社仏閣もいっぱい!
    次の機会に!ですね!
    ベトナム旅行、楽しみですね。
    (麻疹)が流行しているようなので
    気をつけてくださいね。

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    1. こんにちは
      次回はぜひ、浦霞とカネコの笹かまを!
      いままで宮城は仙台や松島ばかりでしたが、塩竈も素敵なところって知ることができました^^
      塩竈神社もオススメです
      張り切って階段登ってください

      久しぶりに海外でちょっと緊張します
      でもあっという間に5月になりそうですね^^;

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  2. こんにちは
    仙台良いですね、私はもう6年ご無沙汰してます


    塩竈神社(鹽竈神社)立派ですね~、境内もかなり広そう
    表参道の階段は良い勾配ですね、運動不足解消にもってこいです(^_^;)
    左右宮拝殿は初めて見ました、塩竈神社はこの拝殿も含めて珍しい社殿構成のようで興味津々です

    塩釜も海の街ですね、震災の折にはよくテレビに登場してました


    天平の丘公園の淡墨桜、今年も無事行ってこれました
    ちょうど見頃の時期にお天気が安定しなくてヤキモキしましたけどw
    すしまるさんもすぐ近くですものね^^

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    1. こんにちは
      返信遅くなりました
      仙台いいですよね~
      上野からのアクセスもいいし、久しぶりに行ったらなんだかすぐにでもまた行きたい気分です^^
      今度は牛タンとカキもいいなぁなんて思いを抱いてます

      塩竈神社の左右宮拝殿、とっても珍しいみたいですね
      寺社建築には詳しくないですが、ちょっとググってお勉強しました
      震災・・・ずいぶんと時は経ちましたが、忘れずに次の世代に語りつぐことが大事ですね
      海を観ながらそう思いました

      なんとなくソメイヨシノに注目してしまいますが、他の品種も素晴らしいですね
      淡墨桜、とっても美しいです♪

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