2024年12月4日水曜日

灼熱の愛知へ 日帰り旅 中

 12月ですね。先生と呼ばれる身分ではないですが、やはり時節がら、ちょっとだけ忙しなく仕事してます。

ブログはまだまだ夏の盛りで、7月末にいった日帰り愛知です。名古屋から半田口に出て、新美南吉氏の縁スポットをたどりながら記念館にきました。


私も全力同意のタイアップ企画であります。余談ですが、ゲームの書店タイアップ(https://hon-hikidashi.jp/book-person/49198/)が現在開催中です。1,000円でしおりが1枚貰えます。
本だけでなく文具などもOKで、私は10,000円分の文庫を買いました。
ええ、ブラックフライデーでKindleを買っても紙の本は増えます。そろそろ押しつぶされ・・・話がそれました。


記念館の主役である新美氏の他、関連のあるキャラ展示が今回4名です。右から北原白秋氏、
鈴木三重吉氏、どちらも児童文学では欠かせない存在ですね。


新美氏を真ん中にはさんで、宮沢賢治氏とドストエフスキー氏がピックアップされてます。

このふたりは新美氏と直接の面識はありませんが、氏が尊敬していた方々です。受け付けすませて(展示観覧料は220円とこれまたお安い)、頭上の子狐に挨拶して観覧スタートします。


絵本の世界にいるような記念館なんですよ。展示室に行くルートにもわくわくする仕掛けがたくさんあります。近所に住んでたらきっと通い詰めたことでしょう。


足跡をたどって森に。トンネルのようです。


展示室の入り口には新美氏がいらっしゃいました。


展示室内はジオラマなど、立体的で遊び心満載です。アミューズメントパーク感があります。


だってこんなランプの木があるなんて最高じゃないでしょうか。


15歳でこう思えるってすごいと。。「愛が芸術ならいいけれど」なんて私15の頃に考えもしなかったです。


作品のジオラマは本当に手が混んでいて、ストーリーが頭の中に自然と再生されました。今回はタイアップメインでアップするので、常設展については前回の訪問記をどうぞ。
https://rkoubouseisaku.blogspot.com/2022/12/1_14.html


というわけで、私的メインイベントに浸ります。


新美氏=きつねのイメージの濃さよ・・・ゲーム内でのキャラデザにも大きく反映されてました。


今回は撮影はOKだけど、制限があります。いままでも、絵画展示などでも1作品のみの写真は✕で、複数作品を写真1枚に収めることとかありましたが、正面禁止というのは初めての経験かもしれません。


新美氏の生い立ちまどは先に訪問した縁のスポットでも触れてきた通りです。


とにもかくにも読書好き、本好きだったようですね。壁一面の本棚などはたまに見かけますが、本で壁をつくるとはまた気合いが入ってます。


ノーマルなキャラ画も可愛らしいけど、今回のタイアップん浴衣バージョンはなんといっても赤い鳥を持ってるところがいいです。

北原白秋氏や鈴木三重吉氏とのつながりを改めて振り返れる展示でした。日記やハガキからは、今回ピックアップされたキャラのみならず、島崎藤村氏、高村光太郎氏、三好達治氏、井伏鱒二氏とたくさんの文豪が登場します。作品を読んだ率直な感想など、新美氏の文学への思いがもりだくさんです。


私の推しともすれ違ってましたよ。新美氏は1932(昭和7)年東京外国語学校への進学の際に上京してます。翌年、小林多喜二氏の事件があったり、昭和10年には第一回芥川賞・直木賞が開催など・・・文学の明暗に新美氏がどう感じていたのか・・・

常設の東京時代の下宿の再現をみながら考えちゃいました。


ボリューム、質ともに大満足です。展示室を後にし、館内と敷地内を散歩して頭の中を落ち着かせます。


てぶくろを買いにの子ぎつねさんはいつみても愛らしいです。人間はわるいやからも多いから用心してね。

ショップをのぞいてから外に出ると、お日様ますます絶好調で暑さもマシマシでした。

日陰を求めて森を歩きます。いや、まったく涼しくはないけれども。


小高い丘になっており、いい散歩コースです。


自然の中にある句碑、こういうの眺める時間が好きです。



一周したあとは寄り道せずに駅まで一直線で歩きました。駅ではまた違うポーズのきつねさんに見送られます。


名古屋に戻って、引き続き観光しましょう。

次のブログに続きます。

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メモ

12月 上旬 前橋・高崎文学館めぐり

12月はまた小諸に行こうかな(行きたい)

4 件のコメント:

  1. こんばんは〜
    推し活といっても良いですよね?
    文学に対するレイナさんの情熱が伝わって来ます。
    素晴らしいな〜
    私も、ちょっと推し活&孫活!
    案外!良いものですよね〜

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    1. こんにちは
      この文学館は本当に楽しいです
      こどもうけもいいので、お孫ちゃんがこちら方面へ行くことがあったらぜひ^^
      ごんぎつねや手袋を買いになど絵本も素敵な文学ですよね

      私も姪っ子活も楽しんでます
      年始に会えるかなぁ・・・お顔がみたくなりました♪

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  2. こんにちは
    人気コンテンツはコラボにタイアップがいっぱいですね

    ごんが可愛い^^これがあちこちにあるのかな?見つけたら嬉しいですよね
    半田から名古屋へ…また楽しみです


    メタセコイア、綺麗に色づいていました
    紅葉、黄葉はもちろん綺麗ですけど、褐葉も良いものですね
    公園内はイノシシに掘り返されてボコボコなんです、箱罠も効果ないようで
    うり坊は可愛いんですけどね、すぐ大きくなって憎たらしくなっちゃいますw

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    1. こんにちは
      今回のタイアップ、なかなかに大々的でした
      おおきなタペストリーまで登場するとは・・・記念館さんとゲーム会社に感謝です
      子狐さんは7匹隠れてますよ~
      なかなかにかくれんぼが上手な子達です^^

      新幹線や観光列車もいいですが、旅先で在来線に乗るのも楽しいですね

      うり坊にはびっくりしました
      イノシシや鹿の被害はやっかいですよね^^;

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