憧れを胸に

 ここ数日漏水だったり、出張だったり、弟夫婦の新居にいったりとばったばたで更新に間が開いてしまいました。

いろいろ不測の事態はありますが、体調面、精神面ともに元気です。

ブログはまだまだ夏の盛りで8月の上旬のことを書きます。この日は平日休みで、ひとりお出かけしてきました。向かったのは、何年ぶりかも覚えていない･･･東京オペラシティです。

ピンクと青がぱっと華やかで目をひくこの展覧会を観に来ました。両親のクローゼットにあった服で存在を知って、「KENZO」は私にとっても憧れるブランドのひとつです。

旦那さんの誕生日で訪問してるこちらのレストラン（https://rkoubouseisaku.blogspot.com/2024/09/2.html）も高田氏と関連があるということで知りました。

撮影OKの展覧会です。素敵なルックがたくさんあって、もう入った瞬間から心の中で黄色い歓声をあげてたと思います。写真もたくさんとりましたが、全部は載せきれないので一部アップです。

上の写真の服で、デザイナーの一歩となる第8回装苑賞を受賞したのが1960年、立体的なシルエットがすごく素敵でした。

民族服のようにも見えるこちらは、ウェディングドレスです。なんと氏が20年にわたって収集したリボンを使って制作されました。服作りへの並々ならぬ情熱を感じる作品でした。

でた！中原淳一氏！！この方のイラストを見るとベリーショートに心がときめきます。いや、結局やる勇気はないんですけどね。

こんなワンピースが着てみたいっていうものがたくさんありました。

シックなものからカラフルまで、振れ幅はひろいけど、高田氏の作品って納得するどこか一貫性を感じます。

フランスブランドのキッチュな色使いやデザインが好きでキャシャレルや姉妹ラインのベイビー・ジェーンも大好きだったのですが、残念ながら日本撤退、、戻ってきて、、

これも可愛い。探偵小説に出てくる助手の少年・少女に着用してほしいです。

打って変わってドレッシーなデザインもありました。

はぁ、もう可愛いしか言葉が出てこなくてすみません。

これもウェディングドレスです。花柄のリボンや毛皮があしらわれています。ファーとか、もこもこしたお洋服はいいですね。そういうのが着られるので季節は冬が一番好きです。

これも圧巻でした。宝塚の劇の衣装なんだとか。仲良しさんが宝塚ファンなので、今度聞いてみます。

更に、ケンゾータカダワールドが続きます。ファッション系の展示はこの見せ方があるのがいいですね。ぐるっと360度作品を楽しめるし、まるで目の前でショーが行われているかのような気持ちになります。

これほんと壁紙とかファブリックにして欲しいです。お家ほんの一部分だけでも、こんな綺麗な色満載な箇所があったら家にいるだけでわくわくしそうです。

映像も流れていてマネキンが今にも動きだしそうでした。

赤いタイツがいいですね。冬はタイツで遊べるのも好きです。タイツもですが、そもそも靴下が好きで、結構派手なのとか、変った柄のとかも持ってます。

花柄もことの他印象に残りました。

服になる前の、氏のアイデアが詰まってます。

最初から最後まで本当に素敵な展示でした。ますます憧れが募るばかりです。

外に出たら相変わらずの暑さ、でも今となっては嘘のように思えるから不思議というか忘れっぽい私でした。

かなりゆっくり鑑賞したのと、慌ただしい場所はいやだったので、びゅーんと浅草まで移動し、こちらにお邪魔しました。

浅草ビューホテルの裏手のほうにあるお店です。ここは平日でも13時から通し営業なので、ゆっくり飲めます。かつ、京都のお店のご主人なので、夏といえばのあの食材があるのです。

ビールでぷはっと。まずは涼みました。

店内はどこかくすっと笑える小物が点在してます。お店自体は落ち着いた雰囲気なのでほどよいギャップがよきです。

早速お目当ての食材を発見、湯引きでいただきました。鱧大好きです。

ふわふわなだし巻きは何度食べても感動します。

お酒は、瓶をとってないですが、大嶺、雪男、仙禽と3杯いただきました。

ホタルイカの一夜干しも食べたような気がしますが、写真失念です。

店主さんと時折会話しながらまったりいい余韻に浸れました。

ーーー

メモ

12月　上旬　前橋・高崎文学館めぐり

12月はまた小諸に行こうかな（行きたい）