2022年11月22日火曜日

タイミングはばっちりでしたが、次回は酒蔵も訪問したいです

 多分降りたのははじめてですね。前回の都内もジブリやその前は富士美術館目的で八王子とこのところ都内遠征も徐々に増えてきました。

というかこれで味をしめたのか、最近は日帰り旅行に情熱を注いでいる日々です。青梅の観光協会のHPを事前に拝見したところ、昭和レトロとブルーが一押しのようでした。

駅にもこんな大判のポスターが飾ってあります。

なんだかプチタイムスリップな気分になりました。ノスタルジーってやつですね。

駅前は至って普通、バスで移動しまして、目的地に到着です。


ゆうて都内だからと油断していたら結構会期ぎりぎりになってしまいふがいないです。


ここを拠点に周辺施設や駅のいくつかでパネル展示もしてましたが、今回はこちらのみの訪問となりました。平日水曜だったので、近くの酒蔵さんも休業日だったので、リベンジ狙ってます。


唯一、訪問が遅くなったことで、タイミングがあったのが、命日当日にこれたということでしょう。


チケット払う際に非売品のポストカードをもらえたり、英治忌の記念スタンプを押してもらえるなどの特典がありました。


さあ、入館です。きれいなお庭から鑑賞します。



敷地はそこまで広くなく、大きな見所としてはお庭(遊歩道含む)、展示館、母屋の3つです。


わさっとして見えますが、きちんと植木屋さんの手が入っているのがうかがえます。植物の種類も豊富でした。


遊歩道は傾斜があり、一番高いところあたりから母屋をのぞめます。


季節のお花も咲いてました。これは秋海棠ですね。透き通るようなピンクが美しいです。このお庭の風情にぴったりでした。


小川も流れています。この日は9月上旬、お天気は降水確率やや高めで蒸していたので、水のせせらぎに癒やされました。


お庭でマイナスイオンをたっぷりあびたあとは展示館です。コラボパネルはこちらに設置されてました。


これは5周年の企画ですが、11月から6周年に入り、またコラボが増えているので、行きたいところの取捨選択が大変(嬉しい悲鳴)です。


展示物は撮影禁止でした。生い立ちや生涯年表に始まり、直筆原稿や関連書籍の展示、あとは他の作家との交流写真など盛りだくさんな内容です。

ここ何年かで文学館もいくつか訪問し、生原稿観てきましたが、紙原稿の時代の作家さんは達筆なかたが多いですね。見とれちゃいます。ご本人様の他、広津和郎や井伏鱒二、川端康成の直筆原稿もありました。

この時代の作家の交流も垣間見ることができ文学オタクにささりまくりです。興奮気味に展示館を出て、次は母屋に向かいます。

立派な日本家屋ですね。建てられたのは明治初期、もともとは養蚕農家だそうです。吉川氏が買い上げて、家族と9年5ヶ月を過ごしたとのことでした。


玄関からよいしょとあがると、ぱーんと座敷が奥に広がってます。


天井や欄間に時代を感じました。


縁側にはコラボの撮影スポットがあります。スタッフさんに感謝です。


本棚には著作がずらっと並んでました。


母屋側のお庭もいい景色ですね。


囲炉裏ってちょっと憧れます。


外に出て側面を撮影、樹の使い方がすごいです。


井戸もありますが、現在は使われておりません。



吉川氏の句が刻まれた瓦もありました。


いつ雨が降ってくるかというようなお天気でしたが、なんとかもってくれて、私の日頃の行い、なーーんて。

だいたい90分くらいの滞在になりました。来たときと同様、バスで駅まで戻ります。

駅について、近くにある観光案内所をかねたこちらのお店に立ち寄ってみました。おみやげもの販売や簡単な喫茶営業もしています。


お土産物(ひやおろし)購入して、喫茶で飲み比べをきめます。次回はほんと酒蔵リベンジです。





ちょっとしたおつまみもついてました。


記念館ではクリアファイルや、


ブックカバー、一筆箋を購入です。仕事のメモ程度しか文字書く機会ないのですが、達筆目指します。


日帰りお出かけにちょうどいい距離でした。次回は梅の時期ですかね。

東京駅まで戻ってもう少し続きます。

ーーー

メモ

旅行予定です。おすすめありましたら教えてください。

12月上旬 長崎1泊(ハウステンボス)

4 件のコメント:

  1. こんばんは〜
    素敵な日本家屋に
    日本人の昔の暮らしが見られますね。
    きっと、この辺は里山だったのでしょうか?
    エアコンも何も無い時代。
    でも、心豊かな暮らし。
    なんだか、今の暮らしを思うと
    切なくなりますね、、。

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    1. こんにちは
      時代や暮らしを感じることができる記念館でした
      こうした建物系の文化財は維持費の問題で取り壊しも多いので、保存してくれる青梅市に感謝です

      この記念館も以前は公益財団法人のものでしたが入館者減少で一旦休館した時期がありました
      新しいものは便利で綺麗、とっても助かるものが出る反面、大量生産の問題などもありますよね

      ここ数年で一気にSDGsということばが広がりましたが、自分自身がちゃんとその本質を理解できるよう考えないとなって思います

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  2. こんにちは
    青梅編ですね
    私も青梅駅は行ったことありませんね~、青梅線も1回しか乗ったことないんですけど(^^ゞ
    大きなポスターのある通路やホームの様子を見ると、懐かしい造りでよいですね

    吉川英治記念館、素敵な庭園があるのですね
    ちょうど英治忌の日に訪問とはこれまたラッキー、文アル様々でしたね^^
    母屋も立派!養蚕農家さんもかなりの財をなされてたのでしょうね

    奥日光もオーラスになって今シーズン一番の紅葉と巡り会えました
    黄色も橙も綺麗ですが、やはり紅があるとないとでは綺麗さが違いますよね


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    1. こんにちは
      私も初青梅でした
      都内住みであっても何かしら目的がない限り来ないエリアですね
      昭和なポスターや駅舎など、楽しい街作りになってます
      梅の時期はおそらく一番盛り上がるでしょうね
      今度は絶対それに合わせてスケジュール組みたいです

      吉川英治記念館、入館者減少で一時期休館でしたが、管理が市に移り復活してくれてほっとしました
      英治忌の日のパネルも見応えがあり、タイミングに感謝です
      とっても立派な日本家屋でしたよ
      囲炉裏とか風情たっぷりでした

      山の紅葉が終り、都内もようやく良い感じになってきました
      昨日の雨でちょっとやられてしまったようですが
      庭園に紅葉見物行きたいです♪

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