2025年5月1日木曜日

芦屋と京都 旅 5

 旅記事のラストでっす。買い物の合間に立ち飲みや、


錦天満宮にお参りもしました。



市場を離れて駅に向かう途中にも寄り道していきます。お店の前通りかかって、年始に向けてお箸を新調しよう思いついちゃったり。


ここでは、本を買いました。


ゲームとプチタイアップしてた出版社さんでパネルとご対面です。松岡譲氏の法城を護る人々が復刊になったことを記念してのパネル展示でした。


松岡譲氏は夏目漱石の門下生で、漱石氏の長女とご結婚された方です。第四次新思潮を創刊したメンバーのひとりで、芥川龍之介や久米正雄と親交がありました。

買った法城を護る人々は、上中下の3巻仕立てで、ボリュームがあるから、いままだ積読になっちゃってるので、早い内に読み始めないとってちょっと焦ってます。

パネルと本の購入のあとは近くの名勝に寄りました。今回の旅のラスト観光地がこちらです。


東本願寺の飛び地境内で、美しい庭園を鑑賞できます。涉成園の名は中国の詩人陶淵明の帰去来辞の一節が由来とのことでした。また周囲に生け垣として枳殻(カラタチ)を植えたため、枳殻邸とも呼ばれているようです。
東本願寺の入り口から道路挟んで、結構大きめの看板が出てるので、知ってはいましたが、入ってみるのは初めてでした。


園内には様々な植物が植わっていました。四季の樹木やや花を楽しめる庭園です。東南には池もあります。


結構大きめのお池です。イベントで舟旅なんかの企画もあるみたいですよ。ちょっと興味あります。


若干建物も映り込みますが、それでもかなりここは何時代でしょうという世俗から切り取られた雰囲気を楽しめます。亭など再建された建築物もあって、ドラマや映画などの映像作品にも使われることが多いようです。


冬支度を始める庭園の様子を見学できました。


午前にみた自然のダイナミックとはまた違った、緑豊かな風景です。




少し日が陰ってきました。どこか幻想的な空がきれいでした。春~秋は17:00、冬は~16:00の開園時間ですが、夜間ライトアップしたらまた幻想的でしょうね。


紅葉もみることができます。


実はここ句碑や歌碑もたくさんありました。今回芦屋でスポットあてた虚子氏や碧梧桐氏の句があるので、タイアップも観覧した旅の最後にぴったりな場所です。


↑がくずし字になるとこうなる↓読めません。かろうじて雅号が読めるくらいという・・・


真ん中の句佛は東本願寺の第二十三代法主だった方で、俳句を碧梧桐に師事したとのことでした。


碧梧桐氏の字が一番なんとなく判別できるでしょうか。筆跡比べもなかなかに興味深い事柄です。


観光客もさほど多くなくゆっくり鑑賞できました。庭園を楽しむ場所としては穴場だと思います。




庭園を出るころにはそろそろ帰りの電車の時刻を意識しなければいけない時間です。でも京都が名残り惜しくて駅前でやってた酒場に吸い込まれました。いつもは駅の湯豆腐やさんが多いけどたまには趣向をかえまして。


立ち飲みとありますが、椅子席あります。もともとは東京新橋のお店のようです。


瓶ビールに赤星もあって迷いましたが、歩いて喉が渇いたので、ぐびっと飲める生ビールにしました。冷えたジョッキの美味しい生ビールで芦屋・京都旅にひとり乾杯します。


とりあえず飲めればいいなーくらいの気持ちではいったお店で生ビールが美味しいとテンションあがりますね。お料理も合鴨ロースがあったのでたのんでみたら、ありがちな業務用のじゃなくて、すごい美味しいのがきました。


甘エビの塩辛もお酒がすすむ味です。


ウーロンハイをたのんだらこのたっぷりな量がいいですね。グラスも可愛くてキュンとしました。さくっと飲むのにちょうどいいし、何よりちゃんと美味しいのが嬉しいお店でした。


新橋ってあまり行かないというか、縁がないの(なぜか飲み会の場所に選ばれない)ですが、機会があれば新橋店舗にもおじゃましてみたいです。

京都駅すぐなので、時間調整にもうってつけでした。駅では最後の最後でお土産を補充したりして過ごします。


特に目的はなくてもここを登りたくなります。ぴかぴかして綺麗な大階段は京都の出入り口にぴったりですね。


構内うろうろ。静岡駅などでもみた60周年のオブジェは京都バージョンが飾ってありました。


11月なので、日が落ちてくるとあっという間に暗くなります。定刻通りの帰りの新幹線に乗車、缶ビール飲みながらであっという間に東京駅に着きました。


楽しかったです。これにて芦屋と京都旅は終了します。

おまけのお土産編、家に帰ったらとにかく速攻で保冷バッグから冷蔵庫へ移したのは森嘉のお豆腐です。ひろうすや豆乳も買ってきました。


おつけものや七味はお気に入りを自宅用とお友達用に購入してます。小分けの七味と山椒はお弁当と一緒に持っていくのに便利です。


錦では田辺屋さんの開花宣言やふきよせ、有次の型抜き、とり市の煮豆などを買いました。おつけものはマストです。


本を買った宝蔵館ではグッズも購入してます。


鳩居堂(つつみの中写真にとるの忘れました)では香り製品や一筆箋をごはん会メンバーのお二人に購入しました。


お箸は衝動買いですが、新年に新しい箸にして気分がよかったです。鯖寿司は旦那さんへのお土産に京都駅で購入しました。夜遅くまで仕事だったので、夜食と朝食にしたようです。


甘いのは職場の女子に。なんだかんだで八つ橋は外さないと思います。

観光と同じくお土産も盛りだくさんになった旅でした。


ーーー
メモ

5月  4日間   夫婦で久しぶりに海外!ベトナム(ハノイ)行きます~~

5月下旬 京都日帰り

ごはん会メンバーとの旅行 調整中

4 件のコメント:

  1. こんばんは〜
    盛りだくさんの京都、芦屋旅。
    玲奈さんは本当に文学に対する造詣が深くて
    いつも感心しています。
    美味しいものもたくさん買い込んで
    楽しい雰囲気が伝わってきます。
    大満足ですね〜

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    1. こんにちは
      こうして旅行記にして振り返ってみると、
      うごきまわったなぁと自分に感心します^^;
      ゆったりのんびりな大人旅には憧れますが、
      まだ当分アクティブな方向で楽しみたいです
      文学と美味しいものと綺麗な景色と、夢中になった旅でした♪
      いよいと連休は海外!どきどきです♪

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  2. こんにちは
    保津峡のんびり散歩もいいなぁ
    なかなか山深いようで、周辺にはたくさん登れる山もあるみたいですね

    渉成園、東本願寺の飛び地が庭園になっているのですね
    緑いっぱいの庭園、本当に大きな池…水辺はやはり良いですね

    お土産もいっぱい、旅行お疲れ様でした

    佐野の奥地も新緑に包まれていました^^
    花の名前は本当に不思議ですよね
    同じラン科の似た花にクマガイソウとアツモリソウがあって
    花の白っぽいほうが源氏・熊谷、花の赤っぽい方が平氏・平敦盛の名がついてたりするのも面白いです

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    1. こんにちは
      川下りは出来ませんでしたが、保津峡を歩けてよかったです
      京都で山登りも楽しそうですね
      街と山が近くてびっくりしました
      京都駅から20分で自然の中です^^

      渉成園は穴場だと思います
      四季折々の景色を見てみたいです
      京都はお土産をつい買い込んでしまいますね
      魅力的な品々が溢れてます

      佐野も広いので、いろんな景色が見られますね
      源氏に平氏と植物は勿論、歴史の勉強もできそうです♪

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