2025年7月25日金曜日

2025年2月の京都 3

 冬の京都旅3つめの記事です。錦まできて、立ち飲みやさんに入店しました。こちらのうりは澤屋まつもとで、メニューには「世界一安いと思います!」とアピールされてます。


店内にもまつもとの瓶がたくさん並んでました。


日本酒の口にはなってますが、この日一杯目ですし、ビールをまず飲みたくて。キリンをジョッキでごくごく行きます。


冬晴れの乾燥にビールが美味しいです。とか言ってたら外晴れてるけど雪がちらついてきました。お店のスタッフさんとタヌキの嫁入りですね~って風情を楽しめるひとときです。

雪見酒だわ~とビールの後は立春朝搾りをいただきました。


あてに紅白の千枚漬けもいただきます。こちらのお店はおとなりのお漬物やさんと系列なのです。この千枚漬けが美味しかったので、のちほどお隣でお土産に購入しました。


お酒の2杯目は澤屋まつもと純米酒です。これで600円は確かに嬉しくなるお値段でした。


さてさて、はしごしましょう。京都の街は歩いて移動するのが好きです。長いと1時間こえて歩いてるときもあります。錦から京極、寺町を歩いてやってきました。ここ最近の超お気に入りの場所です。


今日はどれにしようかな~とわくわくします。


まだ呑んだことのなかった季の糖島をジントニックにしていただきました。


季の美と同じ11種のボタニカルに黒糖がプラスされてます。オールドトムスタイルのジンです。黒糖で蒸留酒だと焼酎のイメージがあって、私焼酎が苦手なので、呑まずにきたのですが、これは呑みやすかったです。何でも敬遠せず、まずはチャレンジが大事ですね。


バックバーには季の美が勢揃いしてます。クラフトジンブームがきてますが、人から「どれが好き」とか「おすすめは」ってきかれると、たくさんあるけど、やっぱり季の美を上げる率が高い私でした。

チャレンジ精神つながりで、たまにはジントニック以外のカクテルも飲んでみたりして。ネグローニです。甘苦い味が薬ぽくてクセになります。カクテル言葉は初恋だそうですよ(キャッ!←ばか)。


午後の良い時間に呑むのにもいいカクテルでした。さて、お買い物しがてらぼちぼちホテルを目指しましょう。

買物しながらゆっくりすすみました。


立ち寄るお店も大体決ってるんですが、夏とはちがうものがあったりするので目新しいです。


少しばかり重くなったエコバッグをかかえ、錦も再度うろうろしたりしてる内に、もう1軒くらい寄りたくなって・・・夜ごはんがてら老舗のこちらに立ち寄りました。


結構久しぶりの訪問ですが、大学生の頃から京都くるとたまに寄ってます。年月が経っても変らない店内の雰囲気にどこかほっとしました。


再度のビール、グラスに店名入りです。スタンドのこのレトロなフォントが可愛らしくてキュンとします。


店内の短冊メニューや黒板のオススメを眺めながら、あれこれ選びまして・・・


南蛮漬けまでは写真撮ってたんですが、呑みながら写真整理してたら他のドリンクや食べ物撮り忘れました(もしくは撮ったけどこのとき整理しつつ間違ってけしたようです)。

月桂冠を呑みながら冷や奴ときずしを食べたのはしっかり覚えてます。

朝早くから動いてたので、この後ホテルへいって1日目終了でした。

翌日も早めに出たかったので、早寝早起きができて良かったかもしれないですね。

翌日は6時半にチェックアウトして、地下鉄の駅に向かいます。


1日目とは京都駅を境に逆のサイドで観光しました。まず向かったのは、大人気で早朝ならまだ余裕を持って観られるかなぁというコメント多数のこちらです。


たくさんの鳥居は映えますので、日本人にも海外観光客にも人気があります。


よかった、まだ空いてます!さて、どこまでいけるでしょうか。


とりあえずは本殿までいって、千本鳥居はくぐりたいところです。


朱色が綺麗でした。まだ明け切ってない水色の空でも充分に対比になるくらい強い色です。


お狐さまにもしっかりご挨拶していきます。


外拝殿も立派でした。お供え物があふれんばかりにおかれています。さすが五穀豊穣と商売繁盛の神様です。


私もしっかり弊社の収益安定をお願いしました。


さて、ここから奥にすすんでいよいよ千本鳥居です。


山の中を歩きます。


記事3はここまで。4に続きます。

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メモ 旅行計画がたってきました


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9月 バス旅 1泊 夫婦で

2025年7月22日火曜日

2025年2月の京都 2

 2025年の京都旅記事その2です。桂離宮にきています。予約して観覧コースを歩きました。

見所や要所要所でしっかりガイドさんが解説してくれるのでなるほど、そっかとお勉強できます。

もともとの歴史を遡ると江戸時代に八条宮家の初代智仁親王が別業(=別荘)として創始されたそうです。


なので、宮内省管轄となる以前は桂別業と称されていたとのことでした。大きな池のある庭園のなかに様々な建築物が配置されています。四季折々の庭園の景色や月見など、雅事を楽しむことに重きをおいているようです。


お天気がよくてハレーションを起こしてますね。建築物は数寄屋造りの代表的なものと賞されています。


樹木はもちろん池も水を抜いて定期的に清掃されているそうです。さすが宮内庁管轄とあって、管理体制もばっちりでした。


小高い丘になってる上に見えるのが賞花亭です。のちほど見学コースで立ち寄ります。


高低差や眺めがしっかり計算されてる配置が見事でした。優雅~なんて油断してるとなんの柵もない石橋を渡るというちょっとしたアトラクションもあります。


先に書いた賞花亭も含め、桂離宮には4つの茶室があります。この石橋を渡った先にあるのは松琴亭で4つの茶室の中でもっとも格式が高いと言われているとのことでした。


一個前の記事で書いたソテツが見られる外腰掛けはこの松琴亭の待合です。中は一の間、二の間、茶室があります。


住むなら絶対フローリングだけど、畳観るとなんか心が落ち着く・・・これが刷り込みってやつでしょうか。襖絵も素敵でした。美術館とかでガラス越しに観覧もいいけど、本来の姿のままこうして観ることができるって感動します。





建物から見える景色もすごくいいです。神々しい鳥いるし。


さて、ツアーは進み、今度は賞花亭へ向かいましょう。


こちらは造りは簡単ではありますが、小高い場所に位置しているので、景観がとくにいいです。景色を見下ろしながらお茶するのに最高ですね。


目線が変ると景色もまた目新しくなりました。結構歩いてだんだん景色に見慣れてきたタイミングでの高台、いいコース設計です。


茅葺き屋根も、立派でした。


お次は園林堂です。ここは持仏堂でして、桂離宮で唯一本瓦葺の建物になってます。


整備の関係で干上げてますが、池から舟でいけるのが笑意軒です。笑意って笑顔を浮かべてるという意味だそう、李白の山中問答に出てくる一説からとっているんだとか。


丸い窓に竹組の細工、細部にまで日本の美が詰まった建物でした。


すぱーんと開いて外が見えるのがなんとも爽快です。


江戸の時代の建物とは思えない、現代にも充分通用するセンスのよさですね。維持は相当たいへんでしょうけど、さすが宮内庁管轄です。


素敵すぎて溜息ばかりでちゃいました。金箔も貼ってある・・・こういうそこはかとなくお金かかってるアピールも好みです。


いい目の保養になりました。


ツアーのラストは書院郡を見学します。古書院、中書院、新御殿、雁行と4つの書院があります。


中は見学できませんが、外観だけでも観られてよかったです。月見台もあって、雅な滞在を楽しめる宿泊棟でした。中書院の中には狩野三兄弟(探幽、尚信、安信)の墨絵が襖などの描かれているそうです。いつか観てみたいものですね。


もうひとつの見所である月波楼は修繕中で観られなかったです。またの機会に見学できたらいいなぁと。


1時間のコースですが、それ以上の満足度でした。

桂離宮のあとは電車移動して、2023年9月以来のお酒の神様である松尾大社さんを訪ねました。酒飲みとしては絶対に持っておきたい服酒守を新調するためです。


桂離宮では晴れてましたが、ここにきて少し雲がでて気温もぐっと下がったように感じます。これはもしかして少し雪降るかも?って予感がしました。


雲行きは危ういけど、とにかくお参りしましょう。

門をくぐって、境内へ、拝殿には大きな開運絵馬が飾られてました。


そして相変わらず圧巻なのが酒樽です。よく積み上げましたよねぇ。


京都はじめ、全国のお酒が並びます。さすがお酒の神様でした。


杉玉もあるんですよ。眺めてたらお酒飲みたくなってきました。


しっかりこの先も健康で飲めますようにと祈ります。もうほんと真剣に祈願しました。



すっかり日本酒の口になって、市内の戻り今度は錦です。あ、お天気戻ってきましたね。


このアーケードの天井の配色をみると錦ってすぐにわかります。


いつもなら買物してから飲みますが、この日は真っ先に日本酒飲めるところを目指しました。


ここ最近何度か寄ってる立ち飲み屋さんです。立春朝搾り飲みましょう。

2はここまで。3に続きます。

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