2025年4月25日金曜日

芦屋と京都 旅 3

 京都記事3つめ、旅の最終日かつ二日目です。日の出の少し前から早起きして、朝から観光しようと意気込んでました。


だって混むものという理由です。鴨川も朝は静かでたまーにランニングのひとが通るくらい、こういう景色を見られると早起きしてよかったなぁと思います。


ぶらぶら歩いて到着したのは清水寺です。ここで日の出を拝もうという算段でした。


ぴっかーんと太陽光直撃な写真は撮れなかったのですが、次第に明けてゆく空の色にじーんとなる。



京都=激混みの構図のひとつである清水エリアも朝は静かで落ち着きますね。


舞台から見晴らす京都の街が素晴らしいです。


紅葉はここも遅れ気味でした。でも朝陽も観られたし、何より混雑さけられたので、満足度が高い参拝です。


絵になるなぁ。


ひとしきり境内をあるいていると日の出からすっかり朝になっていました。


今日もいいお天気になりそうでよかったです。2024年はわりと旅の天気運がついてました。


池もあって鴨もいる、そんな清水寺が大好きです。


激混みニュースでよく画像が使われる坂も空いてましたよ。繰り返しになりますが、早朝さまさまです!


消しゴム機能で消したかのように誰もいないタイミングで写真撮れちゃいました。嘘みたいだ・・・。


このアングルの五重塔をもう何度撮ったことでしょう。そう思いつつもくるとついシャッターを押してしまいます。


さて、朝陽の御利益はいかほどか。次にやってきたのは嵐山です。さすがに距離があるので、電車使って移動しました。トロッコで亀岡までいって、保津川下りをしようと予約してたんですけど、増水により川下りは全便中止・・・御利益・・・まぁでもこればかりは仕方ないですね。

事故もあった川下りですし、安全第一です。


川下りは出来なくても、トロッコは動いてますし、途中の保津峡駅で降りて、ハイキング、JRの保津峡から戻ってくるコースにチェンジしました。

トロッコの時間までは嵯峨エリアを散策します。


嵐山についたのが写真のタイムスタンプで確認してみると、7:45でした。ということは、


渡月橋も混雑とは無縁ということです。やったーーー!!


お天気はよかったけれど、何日か前に結構雨がふったことと、風が強めでした。なので、自然川の流れが急です。


日差し強めの秋空なので、日の光に向かって撮影するといい雰囲気の写真が撮れました。


ひっそりある歌碑には琴きき橋跡とも記されています。高倉天皇の寵愛を向けられた、琴の名手の小督局に由来するものです。


悲恋のエピソードは能にもなってます。さて、渡月橋を渡ってみましょう。現在架けられている橋は1934(昭9)年に完成したものです。下に流れているのは桂川ですね。


渡月橋から上流は大堰川、今回下る予定だった川下りの亀岡~保津峡は保津川と呼ばれます。


分岐するとかではなく、場所によって呼び名がかわるっていうのが面白い川でした。


渡りきって逆サイドからの景色も素敵です。ここも朝早くがやはりオススメできます。もう一度橋を渡って、今度は竹林を歩きました。

ほんとはトーハクで特別展が企画されてる大覚寺に参拝しておきたかったのですが、参拝時間が9時からでして。早朝も良し悪しがあるのはこういうパターンの時・・・そう、まだ開いてないが発生します。

まぁ、竹林も風情があって、嵐山の観光スポットなので、見劣りはしないのでいいのです。


立派な竹を見上げながら、タケノコ食べたいなぁとちょっと煩悩が頭をかるめるのはご愛敬でしょう。11月の訪問だからシーズンでもないですし。


途中神社があったのでお参りしました。


源氏物語旧跡のひとつです。賢木の巻に野宮の描写があります。


小さいけれど、手入れが行き届き美しい場所でした。大河で取り上げられて(観てはいないけれども)、源氏物語の注目も高まっていたので、思いがけず立ち寄れてよかったです。


おや、句牌もありました。


村山古郷という方の句だそうです。知らなかったのですが、内田百閒に師事していたようですね。またひとつ勉強になりました。


こういう思いもしなかったタイミングで文学に触れられると嬉しいです。旅の御利益、ちょっと取り返せました。

十二分に散策をして、余裕をもってトロッコに向かいます。煉瓦造りの趣きがある駅舎です。


運賃は大人片道880円です。事前にサイトでチケットと座席指定を予約することができます。

平日の9時発でしたが、満席でした。人気のアクティビティですね。


出発進行、すぐ緑が濃くなって、山の景色が広がりました。


窓から入ってくる風が気持ちいいです。途中トンネルもあります。結構すれすれを通るのがスリリングでした。


トンネルを抜けるといよいよ渓谷ビューです。わーっと乗客から歓声があがります。見晴らし抜群でした。


雨の影響があったからか下流の桂川より若干水が濁っているような?でも充分きれいな景色ですし、清々しいです。


緑がいっぱいで癒やされます。


ということで、到着!降車しました。


降りた駅ではたぬきがお出迎えです。

いったんここまで。4に続きます。


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メモ

5月  4日間   夫婦で久しぶりに海外!ベトナム(ハノイ)行きます~~

5月下旬 京都日帰り

調整中 女子三人旅 1泊 上高地

2025年4月21日月曜日

芦屋と京都 旅 2

 旅の記録が続きます。芦屋の文学館、魚崎の酒処ときて京都にやってきました。引き続き快晴で、京都タワーもくっきり見えます。


インバウンドやオーバーツーリズムの話題は出てましたが、そこまで駅周辺にはそこまでごったがえした雰囲気がなかったです。時期的に紅葉(11月上旬)にもちょっと早いなど条件がよかったのでしょうか。


ホテルまでは烏丸通りをまっすぐ、五条が最寄り駅の烏丸四条にとってました。地下鉄やバスと迷いましたが、時間もあるし、歩いていくことにします。途中で観光もできるので。

ということで、早速寄り道して東本願寺にお参りしました。敷地広いし、でっかいからまぁ目立ちます。自分的には駅近だから旅の最後にでも時間あまったらでいっかみたいな位置づけになっていて、敷地入るのはなんだか久しぶりです。


浄土真宗真宗大谷派の本山です。


御影堂には親鸞聖人の御真影が安置されているそうです。


立派ですね。ほんと大きいというか、世界でも最大級の木造建築とのことでした。


内部見学はせず、さらっと御影堂をながめて終わりにしました。

さらに歩いて、ホテルに立ち寄り、荷物を預けて散策を再開します。一人でくる京都は交通機関をあまり使わず、ひたすら歩くパターンが多いです。ホテルの近くにあったお寺~寄ってみましょう。


因幡薬師さん、病気平癒で訪れる方が多いようです。


由緒はこちら。患ってる病はないので(慢性疲労は別として)引き続きの健康をとお祈りしてきました。


お手入れが行き届いていて、とっても心地のよい場所です。ふらりと立ち寄れるのが徒歩移動の利点ですね。


錦や寺町京極をざっくり抜けて、お気に入りのこちらにお邪魔します。


日本クラフトジンの中でも有名どころのひとつです。京都旅行にきたら寄りたい、自分の中での定番の場所になってます。


飲み比べやカクテルなど、多彩に季の美を楽しむことができます。


1杯目はジントニックをお願いしました。


使ってもらったのはTEA、お茶がボタニカルに含まれている商品です。日本らしさってことで、お茶使ったクラフトジンは割合い多いですが、知ってる中ではここのが一番バランスよく完成度が高いなぁって感じてます。


2杯目はオリジナルのカクテルにしてみました。11月のジンフェスでネグローニを呑んで以降、ジントニック一辺倒からカクテル気分が盛り上がりつつあります。


抹茶を自分で入れる、見た目も美しいカクテルですね。映えに振り切ったカクテル(味以前になぜこのグラス?とか飲みにくい・・・)はちょっと苦手だけど、これぐらいはちょうどよく「わぁ」ってはしゃげます。味も美味しかったです。


街歩きに戻って高瀬川を通過します。高瀬川といえば、森鴎外著「高瀬舟」おそらく一番最初に読んだ鴎外作品のような気が・・・教科書で読んだのだったかしら。


このあたりの土地についての解説を読みながら散策しました。


川から川へ。古くからの街は水路が整ってます。鴨川の人出はまばらでした。川床がかかるシーズンのほうが人出が多い印象があります。


夜が近づくと、より一層路地の風情が増しますね。



夜の街、食事はどうしようかなぁとノープランで京都に挑めるのも一人旅の気ままさです。


うろうろして、お店の店構えと店頭にあったメニューで決めました。予約なし、1名でもOKで助かります。


お家割烹の名のごとく、玄関で靴脱いであがるお店です。1階のカウンターに座らせてもらいました。2階にも席があるようです。

飲みかけですみません。リセットビールと突き出しはモンゴウイカと九条葱のぬたです。


つきだしが手抜きなしで、手書きのメニューの文字も好み、これは当たりをひいたってことでしょう。


みてこれ、こういうのがすっとでてくると嬉しくなっちゃいます。


カウンターの向こうにいる大将もすごく気の良い雰囲気の方で、「量とか調整できますよ~」と声かけてくれました。

和食には日本酒ということで、ビールもまだ少し残ってるけれど、早速いきます。


亀岡の丹山酒造さんのお酒、まんまなネーミングがよきです。お料理は湯葉!京都に来たらお豆腐と湯葉は外せません。


柿の白和えも季節感があって、とっても美味しかったです。ビールも無事飲み干しました。


そして鱧!これが店頭のメニューにあったから入ったのです。晩秋の鱧がコースじゃなくアラカルトで、ちょっといい雰囲気で食べられてら今回ラッキーだよねっていう願望がパーフェクトに叶いました。


お酒はしぼったままを再度、グラスでいただき、


ラストの1杯にはひやおろしをグラスで飲みました。


京都の夜、素晴らしかったです。ほんとはバーも行きたいところですけど、
昼から飲んでるし、体力を考慮して1軒で終了です。

二日目に続きます。

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メモ

5月  4日間   夫婦で久しぶりに海外!ベトナム(ハノイ)行きます~~

5月下旬 京都日帰り

調整中 女子三人旅 1泊 上高地