2022年8月13日土曜日

リニューアル後の初訪問でした

待ってました、真打ち登場って、建物に使うのはどうかなと思わなくもないですが、一年半もとなるとついこうも言いたくなります。

 

建物を取り囲んでいた布やらフェンスやらが取り払われてすっきり。やはり上野公園を歩いていてこちらが見えないと妙な気持ちになっていたものです。

お天気もよくて絶好の再開訪問日和となりました。再開は4月でしたが、リニューアル記念のこちらが始まるのを待っての訪問です。


入館前に敷地内の彫刻を見学します。入館する前からこれだけの作品が鑑賞できるのはさすが国立西洋美術館なんでしょう。

美術の教科書に絶対載ってるやつはやはり人気でこども達も「観たことある」と楽しそうでした。うんうん、その気持ちわかります。




どれもこれも素晴らしいですが、やはり迫力でいうと地獄の門でしょうか。ダンテの作品からインスピレーションを経て、ロダンが構築した混沌が詰まっています。


余談ですが、ダンテの「La Divina Commedia」を神曲と訳し日本に紹介したのは森鴎外だそうです。上野ゆかり人的トリビアでした。

前庭だけでもかなりの満足感を得ますが、日時指定の入場時刻が迫っています。今回のリニューアル企画はドイツのフォルクヴァンク美術館との共同企画です。

モネ、ゴッホ、セザンヌと日本で人気の高い画家作品が多くラインナップされてました。西洋美術館のリニューアル企画ですからって企画側の声が聞こえてきそうです。

撮影可だったので、自分的に好きなものをいくつか備忘録としてアップします。

しょっぱなからモネですね。きれい。


こうした風景画は安定感というか観ていると落ち着きます。風景画って現実なのに、印象派のそれは非現実的で夢の中のようにも感じました。




西洋絵画を見て毎回思うのですが、額装もめちゃくちゃすごいです。




一番好きな画家は?と訊かれたらゴーガンと答えます。





モネ


そしてゴッホですね。刈り入れはドイツから初来日だそうです。


淡い色の作品がイメージのモネですが、このアイリスくらいぱきっとした色使いの作品も素敵でした。


そうそう、ムンクさんの作品もあります。




とりは睡蓮、この時期はちょうど睡蓮が咲き始めたころです。上野の蓮池は先週観てきましたが、今年もわさわさ咲いてました。




新生西洋美術館にふさわしい幕開け企画、今後も楽しみです。

ますます上野熱が高まるのを感じます。

鑑賞後、クールダウンのため、居酒屋さんに寄りました。ちょくちょく寄ってるお店なんですが、


赤星あるとこが気に入ってます。



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メモ

リスケ中 青梅日帰り(吉川英治記念館、澤乃井)

    近隣でおすすめスポットありましたらご一報ください

2 件のコメント:

  1. こんにちは
    昨日の台風は内陸んはほとんど影響ありませんでした
    台風の進路上は結構降ったのかな?何かあっという間に通り過ぎた感じでした

    西洋美術館、一年半お休みしてたのですね
    上野公園の玄関みたいなところありますものね^^
    素敵な絵ばかり、初来日の作品は目玉ですね
    額も作品の一部なのでしょうね、作品が引き立ちます

    市街地にも意外と湿地ってありますよね
    栃木市にも「標茅が原」という湿原がかつてあったんですけどね
    カラスウリの花は神々しいですよね、夜9時ころ見に行けばしっかり咲いてるんですけど^^


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    1. こんにちは
      土曜の退勤時に結構強めな雨に降られましたがそれくらいで済みました
      都内、内陸は大きな被害とかもなかったのでほっとしてます
      降雨量が増えている東北などが心配ですね…

      上野の公園口からでると、やはり西洋美術館が目立ってますよね
      前庭もきれいに整備されて、すっきりしました
      彫刻もどこか誇らしげに見えます^^

      モネやゴッホ、ゴーガンなどまるで美術の教科書をめくっているかのようです
      さすが国立西洋美術館ですね
      会期が夏休みにもかかってるので、美術に興味をもったお子さんとかも喜ぶ展示内容だなって思いました
      次の企画展も楽しみです

      湿地、こうしてみると多いですね
      「標茅が原」というのは初めてしりました
      勉強になります
      カラスウリの花がこんな形とは意外でした

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