朝の日課の一つにゴミ捨てがあります。
うちのマンションは専用のゴミ置き場が設置されていて、
住人は鍵あけて24時間ゴミ捨てが可能です。
なので、毎日朝の出勤時にゴミを出すようにしています。
その日もいつものようにゴミ捨てーー
っと目にはいったのがヒモで括られた本、
その一番上の本の表紙がすてきだったのでヒモから抜き出して拾ってしまいました。
ゴミ置き場の本拾うなよとも思われそうですが、
汚れもなく、非常に綺麗な状態です。
年間の新刊出版数は、確か7万7千くらいだったでしょうか。
売れなければあっという間に絶版となってしまいます。
職業柄欲しい本が売ってないという相談を受けることが多いので、
自分としては例えゴミ置き場でもピンときた本との出会いは大事にしたいと思います。
さて、拾ったのは「冬の食卓」という本でした。
「京都吉兆 嵐山本店」総料理長・徳岡邦夫さんが著者です。
嵐山吉兆行ってみたいですねー。
手にとったときはレシピ本かな?と思いました。
本の構成はお料理の写真、材料、料理手順となっており、
やっぱりレシピ本でも、材料の分量の細かな記載はないですし、
手順も非常に簡潔(雑なわけではありません。コツやポイントはきちんと記載されています)です。
また、出汁の取り方や、調味料の作り方については、
巻末の「基本を知る」に非常に丁寧な記載があります。
ある程度お料理が出来る方向けの本なのかなと思いました。
わたしのような料理下手には、レシピ本として見るとかなりレベルの高い感じです。
ですが、綺麗に盛りつけられた料理の写真と、
冬の食材に関する文章などはとても魅力的で引き込まれます。
こんな風に料理ができるように日々精進です。
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